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2010年03月の津南新聞「トピックス」

過去の津南新聞トピックス
水利権再申請、期限内同意ぜす、関口市長が決断、今月18日市民説明会  3月5日号
 JR東日本・信濃川発電所の不正取水で水利権を取り消され、利水再申請に関心が集まるが、十日町市の関口市長は1日、申請期限の今月9日までに同意しない方針を決めた。一方で同発電所宮中ダム下流への放流量が1日の同市内10団体で作る市民協議会(会長・関口芳史市長)に示され、平常時毎秒40d、50d以上、渇水期とサケ遡上期毎秒100d、さらに可能時は毎秒120d放流する5年間の試験放流案は了承した。だが関口市長は「市民理解を得る事が最重要」と現時点でのJR東再申請に同意せず、今月末に市民説明会を開き、JR東が関係する地域振興策を協議する方針。このためJR東は「申請期限の延長願」を国土交通省に提出する事態に迫られている。


 JR東が水利権再申請で同意が必要なのは十日町市、小千谷市、川口町の3自治体と中魚漁協、魚沼漁協、十日町土地改良区など13団体とされる。不正発覚後、JR東に真っ先に反発したのが十日町市。宮中ダム下流の慢性的な渇水状態を20年以上前から訴える市民運動などが続く同市。この不正取水問題は「十日町市対JR東」の構図が鮮明となり、関係ニュースは全国ネットで流されている。
 今回、十日町市は「流量は同意」したが、「共生の地域振興策が具体化していない」と期限内同意を蹴った。特に関口市長は「この問題、プロセスが大事。市民理解と市民代表の議会同意が最大のポイント」と強い姿勢を見せた。今月末までに市民説明会を開き、これに合わせ議会も動く。「期限内には時間的に間に合わない」と、交渉主導権を引き寄せる姿勢を見せている。
 

 だが、流量など検討した信濃川あり方検討委員会や市民協議会幹事会メンバーからは、異論が出ている。「主導権を取るなら、流量問題と地域振興策は切り離すべきだ。試験放流量を了承するなら、期限内同意し、その後の地域振興策の交渉でリードすれば、より条件が良い交渉ができたはず。『期限には拘らない』と表明した市長自らが、それに拘束されたのでは」などの意見が聞かれる。
          ▼▽▼▽
 一方で、同じ幹事会メンバーは「スタートが遅すぎた」と言う。水利権取消し後の6月、林常務が来市。7月に清野社長が謝罪に訪れる方針を述べたが、実際に来市したのは11月25日。
「清野社長の謝罪と過去の清算が事実上のスタート。11月25日までの空白期間が無駄だった。JR東の体質的な問題を感じる。申請期限は最初から分かっているわけで、それに合わせるJR東の本気の姿勢が、あの時点ではなかった。それがここに来て時間切れとなっている」などJR東の姿勢を疑問視している。
 

 同意の先送りを受け、JR東・佐坂所長は1日、記者団に話した。「びっくりした。真摯に対応してきたので、期限内に間に合わせてくれるものと思っていたが残念だ」と話している。
今後、再申請同意の時期が焦点。関口市長は「JR東しだい」と同社の姿勢を問うているが、試験放流5年後の協議方法、地域振興策などで同社と交わす「覚書」のまとめがポイントになる。今月末に開く市民説明会、さらに議会、関口市長の主導性が問われることになる。きょう5日午後、市議会特別委員会は議会同意の方法について決める。

春よ来い、雪原に雪消剤まき始る   3月5日号
 ○…めっきり春めいて来た津南地方だが、畑地にはまだ2b余りの雪に覆われている。こうした中、「少しでも早く雪を消して、雪下ニンジンを掘り出したい」と沖ノ原台地では春耕への思いを胸に手作業で消雪剤を撒く姿が見られている。
 

 ○…大雪となった今冬。例年だと3月中には掘り出しが始まっているが、「俺の所では重機など使わないから今年はまだまだだよ」と赤沢の滝沢文夫さん(72)。「早く収穫作業をしたい」と雪消えを祈るように散布作業を行っていた。真っ白な雪原に消雪剤の黒い模様が付けられるのも、雪国ならではの風物詩。

新温泉が出た、クアハウス津南わきに、施設の湯量アップへ  3月5日号
 新温泉が出ましたー。信濃川右岸、津南町小下里のクアハウス津南わきで昨年末からの温泉ボーリングで新しい温泉を掘り当てた。その名は「クアハウス津南温泉」。成功報酬型で発注した津南町は、同工事費約4462万円で契約。3日からの町議会定例会で補選予算化」、可決した。
 

 新温泉は地下552bから湧出。動力アップで毎分521g、温度36・6度。無色でかすかな硫黄臭の弱アルカリ性単純温泉。天然ガス含有が多く除去のガスセパレータ(分離機)を設置する計画。新年度予算約1100万円を計上。引湯は指定管理施設のクアハウス津南、なごみの湯、福祉施設みさと苑などが対象。今の小下里温泉(毎分170g)は民間温泉へ影響があり、湯量調節し継続利用する方針だ。
 

 町福祉保健課では「長寿日本一をめざす健康宣言に沿い、保温効果の高い温泉湯量の確保が必要だった。温泉プール水中運動などに活用したい」としている。

写真手前が新温泉の湧出口。奥はクアハウス津南

からす踊りで郷愁、東京津南郷会が新年総会   3月5日号
 55年の歴史を積む東京津南郷会(江村菊男会長)の総会・新年会を27日、東京・御徒町駅前の吉池本店で開き、懐かしい顔ぶれなど50人余が集い、旧交を温めた。毎年秋にはふるさと訪問し、昨年は津南町敬老式で舞踊や歌謡を披露するなどし、今期は5月のふるさと新緑ツアーなどを計画している。
 

 総会新年会には東京新潟県人会・春日寛副会長(東京十日町会長)や同・高橋秀夫副会長(東京松之山会長)、東京栄村会・石澤秀信前会長なども出席。ふるさと津南からは小林町長、草津副議長、島田商工会副会長らが駆けつけた。小林町長は「皆さんは津南の頼もしい応援団。この7月で私の任期は終るが、引き続き津南をよろしくお願いします」と在職20年間への支援に感謝していた。
 

 東京津南郷会は1955年に誕生。津南や中里地域の出身者で結成。就職斡旋など活発に行い、津南地域との橋渡し役を果たしてきた。最近はふるさと応援団として郷土訪問し、福祉や教育活動を支援している。今期は新たな10人余りの新会員が加入。江村会長は「世代交代に合わせて新会員を増やしたい。ふるさと応援団としてこれからも津南地域のために活動したい」と話している。新年会は最後にからす踊りを参加者全員で踊り、ふるさとを偲んだ。東京津南郷会の問合せは03(3366)5382。

感動と笑い、津南雪まつり「ソリ大会」人気  3月5日号
 「あの熱狂をもう一度」と3年前に復活した全国手作りソリ大会。28日、会場のマウンテンパーク津南には20台の名機がズラリ。人気アニメのネコバスに乗る子ども、壮年者が未来を思い車イス型ソリで雪原を駆け、カップルに扮し一緒に愛のカーリングを演じるなど、思わず見入ってしまう多彩なそりが夢の競演。1機滑るごとに約2百人の観衆に大きな笑い声と拍手の渦が起こった。
 
 
 一般部門11台、子ども部門9台の個性豊かな計20機が競演。五輪種目「リュージュ」ソリを作りスピード部門で優勝した竹中伸達さん(45、長岡市)は「毎年参加を楽しみにしている。みんなが笑い合いやっているのがいい。来年も出て勝ちたい」と喜んでいた。
 大会結果▼子ども部門@ネコバス号(樋口真南、薗部一歩)Aコードブルー・ドクターソリ(桑原唯人)B無責任ヒーロー・ゴレンジャーWa(津南小5年生)▼スピード部門@リュージュ号(竹中伸達)Aクライフ21号(中子ごぶさた会)B雪桜パート3(山本光一)▼パフォーマンス部門@カーリングカップル・チーム中子Aこれから青春号(中山弘)Bあちゃまー(根津サヨ子、桑原志穂)。


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