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2008年11月のねっとわーく

過去のネットワーク
半戸正章さん 津南町中子 50歳
 全長3b、重さ30`余の無線ヘリコプターのオペレーター資格を取り11年。7月から8月中旬まで県内外へ出張し、ヘリコプター操縦した。「もっと若かったら、本物のヘリコプター免許にも挑戦してみたかったな」。無線ヘリ免許は国家試験。11年前、受講生募集を見て応募。難問の筆記・実技試験をクリアした。
 

 田植えが早い千葉県地域。1枚の田が5、6fの広大の田園風景が広がる。作業は夜明けと共に始まる。「朝は気流が比較的安定しているので、早朝からヘリを飛ばし午前中には終わる。4時半には作業に取りかかる」。指定した田んぼだけ防除するため、低空で効率よいフライトが求められる。「免許取立ての頃は、模型ヘリを買って、シーズン前によく練習した」。3bの機体のへりは飛行が安定しているが、模型はちょっとの操作で動きが急転する。「模型の方が難しいかな」。
 

 「1年があっという間だな」。秋から春は9年目になるシイタケ栽培。「肉厚のシイタケができる。そのまま焼いて食べるのが一番だな」。春から米作りと稲作受託会社・コントラクター津南で働き、無線ヘリオペレーターもこなす。シイタケ栽培工場の脇にヘリ格納庫があり、来シーズンの出番までヘリは眠っている。


  地域活動が活発の中子地区。「3月の雪祭りで復活した手作りソリ大会に久々に出た。中子はいつも大型のソリを作り、今回も毎晩準備した。若い人が増え、結婚や誕生も増えている」。中子の池の桜を撮るカメラマンも増えている。「この春は、キャンピングカーで泊っていた人もいた」。湖面に靄(もや)が広がり、そのなかに浮かぶように桜が咲く。中子の名所の一つだ。
(2008.11.14)

滝沢厚子さん コントラクター津南  津南町中子
 連休の3日。中子地区は伝統の収穫祭を地域あげて開いた。婦人部役員として早朝から準備に駆け回った。「毎年すごいご馳走なんですよ。お年寄りの皆さんはじめ皆が楽しみにしています。でも今年は男衆がおとなしく帰って、婦人部の皆で顔を見合わせましたよ」。新婚や誕生などが紹介され全員で祝福する。「中子は若い人たちも多く、地域のまとまりを感じます。『中子は安泰』、その通りだと思います」。
 

 寅さんの葛飾・柴又生まれ。父・若井文男さんは津南町穴山出身。東京で家庭を持つ。厚子さんは生粋の東京下町生まれ。「小さな頃から父の実家の穴山には、お盆と暮れに必ず来ていました。主人の友だちが穴山にいて、小さい頃からよく一緒に遊びました」。夫・三男さんと小学6年から文通、19歳まで続いた。「今のように携帯電話があるわけではなく、手紙とメッセージを吹き込んだカセットの交換もしました」。幼少からの顔見知り。その後ブランクがあり、運命の出会いで、文通の手紙やカセットを、そのまま保存していることを知る。「その話しを聞き、ジーンと胸が熱くなりました。『お前には、後悔させない』とも言ってくれました。それに、これは内緒かもしれませんが、私が初恋だったと言っていました」。
 

 早朝から夜遅くまで会社経営を切り盛りする社長であり、夫であり、お父さんの三男さん。起業・法人化10年目の「コントラクター津南」。田植え、稲刈りシーズンは12人余の従業員のお弁当を厚子さんは作る。「私ができるのは皆さんを支えるくらい。皆が頑張ってくれ本当にありがたいです。今は自分より子どもたちの成長が楽しみです」。次女が難関を突破し来月、競艇選手デビューする。
(2008.11.07)

若井加津美さん 50歳 津南町穴山
 家族6人で唯一の男。父を10年前に亡くしてから、圧倒的な少数派。中学3年、小学6年、3年の三姉妹をわが娘たちに、日頃から言っていることがある。『オレを超えろ』。ここ数年、感じてる。「いやー、もうオレを超えていますよ。スポーツもしなかったし、勉強もしなかったオレを、もう超えていますよ」。男兄妹だけだった若井家。いきなり三姉妹。男にこだわってはいない。「自分の好きなことをやれ、と言っていますよ」。


 なめこ栽培は21年目になる。朝5時から夜9時頃まで働く。「この子たちを育てるまでは、頑張ろうと思っている。元日も休みなしの365日勤務だな」。働く父親の姿を、三姉妹はしっかり見ている。子どもたちが取り組むスポーツや勉強。送り迎えのため、晩酌はしない。「寝酒かな。寝る前の缶ビール一つ。今は、これが一番の楽しみだな」。一日が終わり、床に就く前の至福の時間だ。


 スキーが縁で知り合い、パートナーとなった邦子さんは千葉・八千代市出身。「危機感があった。このチャンスを逃したら…、と一生懸命アタックした」。栄養士として子どもたちの健康管理を担当する。「オレの主治医でもあるが、この通りだな」と腹をさする。結婚15年。良きパートナー、三姉妹の女性勢力に押され気味だが、エネルギッシュなフットワークは、若井家の原動力でもある。


 集落10戸の穴山。だが保育園から高校生まで11人おり、今年度2人が誕生予定。「町内でもきっと、平均年齢がかなり若い方じゃないかな。子ども3人は当たり前」という。上郷地区の三女の会は6家族。来年は幹事担当。「皆で集ることが楽しみだし、わが娘の成長も楽しみだな」。
(2008.11.04)


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