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2019年08月の津南新聞「トピックス」

過去の津南新聞トピックス
クマ出没、民家近くの田んぼを歩き回る、大きな足跡も  8月31日号
 トウモロコシや水稲など農産物のクマ被害が7月頃から増加し、スイートコーン出荷の津南町ではこの2ヵ月で農作物被害防止で設置のオリ捕獲で12頭を捕殺、昨夏の4倍以上になっている。十日町市では目撃情報8件ほどで捕獲はなく、栄村では5頭を捕殺するなど例年を上回る出没状況になっている。新潟県鳥獣保護員の中山弘さん(津南町議)によると「増えているというが実態は分からない。ただ奥山に生息するクマと里山にいるクマがいる。出没するのは里山のクマ。希少種でもある最大の哺乳類の保護と共存が必要」と話す、今期は山の幸が少ないため出没が増加傾向にあり、今秋は注意が必要とする。
 多数出没の津南町によると、スイートコーン出荷最盛期の7、8月は栽培地の天上原、中子原などに頻繁に出没し、農作物被害防止により捕獲オリを8ヵ所に設置。これまでに12頭を捕獲し、町猟友会によりその場で捕殺。多くが50`前後の3、4歳程度と見られる。
 今月26日早朝、全国名水百選・竜ヶ窪近くの立石地区の民家脇の田に出没。藤木寿一さん(68)は「最初はカモシカと思ったが、近くに行ってみると大人と手の平くらいのクマの足跡があった。この田んぼにクマが出たのは初めてだ」と朝5時、田を歩き回った跡を見つけた。クマの足跡は15aくらいの大きさで爪痕がくっきり残る。
 

妻有今昔物語「消えた子どもの外遊び」  8月31日号
暑くて長い夏休みも終わり、学校では2学期が始まった。それにしても不思議だったのは、長い休みだったというのに、子どもたちの遊び声が一向に聞こえなかったこと。かつては、日暮れになるまで路地裏、神社や寺院の境内を駆け回り、遊び興じすぎて母親たちに叱られたりしたものだったが、いまの子どもたちはこの長い夏休みをどう過ごしていたのだろう。
 十日町市の川西地域のかつての小学校の先生たちが編んだ『川西郷土読本』(昭和14年刊)に、「子供の遊び」という項目がある。そこには「かくれんぼ=四季を通じて行われる遊びで、ジャンケンで鬼をきめ、鬼が目をつむって20か百までの数を数えている間に、逃げ手はかくれる。最初に見つけられた者が次の鬼となる」などと細かな説明を加えながら、30種あまりの遊びをあげている。たこ上げ、こま回し、まりつき、かげ踏み、鬼ごっこ、輪跳びなど、なつかしい伝承の外遊びの数々である。
 学校の先生の話では、いまの子どもたちの遊びはゲーム機が中心。同じクラスの子どもたち数人で集まっているが、歳の上、下の子どもたちは加わらない。遊び方もそれぞれ勝手で機器のボタンを押したり、見ているだけの内遊びが多いとのこと。歳の上の子が下の子の面倒を見ながら、歳の下の子は上の子を見習ったりする外遊び集団が見られたのは、昭和40年代頃までかもしれない。
 大きい子と小さい子がいっしょになって外遊びすることにより、自主性、協調性、社会性などがより成長するのではないかと思う。
子どもたちの外遊びの復活を期待したいものである。
   文・写真 駒形覐

国道353号・新十二峠トンネル開削運動、水落会長「計画ルート、実現性第一に見直しを」 8月24日号
 柏崎刈羽原発の事故時の避難ルートになる国道353号の抜本改良となる新トンネル開削を求める新潟・長野両県の関係8市町村で作る「一般国道353号十二峠新トンネル開削期成同盟会」の会長で元文科副大臣・水落敏栄参院議員は、構想する新トンネルが5`を超え、技術的にも事業費的にも困難性が大きいため、「このまま現道整備が進むと現道が重要視され、新トンネル開削は進まなくなる。(ルートを含め)取り組み内容の見直しが必要」と、これまでの新トンネル開削事業化を掲げる運動を、もっと実現性を重視した取り組み運動への見直しに言及し、関係者の注目を集めている。

 この新トンネル開削期成同盟会は新潟側が十日町市(合併前は十日町市、中里村、松之山町)、津南町、湯沢町、柏崎市。長野県側は栄村、野沢温泉村、飯山市の両県8市町村で構成。同盟会は1997年・平成9年に設立し、初代会長は旧建設省局長を務めた真島一男参院議員が務め急逝後、十日町市出身の水落氏が会長に就いている。
 現道の十二峠は中里・清津峡入口から谷を縫う形で急カーブが続き、冬期間は一定の24時間降雪量により通行止となり、夏場も時間雨量と24時間雨量で通行止にする措置が今も取られている。平成26年、27年には春先に大規模な雪崩を伴う土砂崩れが発生し、28年8月まで2年間以上に渡り交通規制が続き、地域観光や地域経済に大きな影響を与えている。
 このため同盟会は事故を契機に中央要望を強め、毎年数回、県や国交省陳情を繰り返している。だが、現道改良を優先する現在の改良整備の方針のため、新トンネル開削は先送りされているのが実情。こうした『遅々として進まない新トンネル開削運動』を、その中身の見直しに水落会長が初めて言及した。
 19日、中里・林家旅館で開いた年度総会で水落会長は開会あいさつの中で「353号は新トンネルの長さ、開削の技術的な問題、費用の問題などでなかなか進まない。(開削構想の)現区間の見直しを考える必要があるのではないか」と提起。さらに「沿線関係者、新潟県、北陸地整(北陸地方整備局)などと話し合い意思疎通をはかり、問題点を洗い出し、理解を深める必要がある」と取り組み内容の見直しの必要性を述べ関心を集めた。 
新トンネル開削の必要性について水落会長は「十日町・津南、長野北部地域から関越道につながる重要な道路。将来、柏崎刈羽原発を稼働する場合、条件整備の一つとして353号整備の避難道路とするのは不可欠条件。雪崩や土砂崩れで道路が寸断され、経済的被害を受けている道路だけに早急な整備が求められる」と話す。
 水落氏は総会後取材に答え「新トンネルは構想では5千b前後。費用面、技術的でも難しい要素が多く、地層が八箇峠トンネルの時もそうだったが砂利層・砂層の掘削は技術的に難しい面が多い。例えばトンネルを2`と3`に分ける技術ができないかなど検討が必要」として、「このまま現道のスノーシェードや土砂崩落防止の整備が進むと現道が重要視され、新トンネル開削はさらに進まず、必要性が薄くなっていくことが心配される。新トンネル事業化を取り組みやすくする知恵を関係者で研究する必要を強く感じる」と、これまでの開削運動の見直しを話している。
毎年、決算予算報告と形通りの要望書提出で終わる総会に、会長として一歩踏み込んだ取り組みの必要性にあえて言及し、関係者の「本気度」を促した形になった。同総会後、地元鈴木一郎議長の呼びかけで地元商工会6団体(中里・津南・水沢・川西・松代・松之山)連名の要望書を水落会長に手渡し、地元経済界も連携した早期事業化の要請運動を始めている。

写真・運動体制やルート見直しに言及した水落敏榮会長

竜ヶ窪温泉、年度内に新たな委託契約締結へ、津南町が新方針示す  8月24日号
業務委託契約書に明記する「委託費」支払いなどを求める津南町の温泉施設経営会社・株式会社竜ヶ窪温泉は今月9日に臨時取締役会を開き、5月27日に町議会に地元集落代表らと連名で提出した議会請願「管理委託契約に基づく委託料の支払いに関する請願書」の取下げを決めた。同取締役後に開いた地元代表者説明会でも経過説明し、請願取下げの理解を得て今月中に請願取り下げ文書を町議会に提出する。

請願取下げは、先月16日に副町長らと同社役員との協議で「今年度中に新たな業務委託契約を結ぶ」方針を町が示したため、同社や地元は「一定の請願の役割を果たした」と取下げを決めた。今後、新たに結ぶ業務委託契約の中身が注目されるが、同社が求める業務委託費がどう具体化されるか関心が集まる。ただ町は経営改善の方策提出を前提条件として、桑原悠町長は「経営会社と地域が今後、竜ヶ窪温泉をどう経営改善していくのか、それが新契約締結の前提条件」としている。
 竜ヶ窪温泉と町の協議は先月16日行い、町から小野塚副町長、村山総務課長、小島地域振興課長、同社から中熊社長ら取締役3人と従業員。草津議長と桑原産建副委員長が同席。この席で小野塚副町長は「委託契約を見直す」「来年4月から新たにスタートしたい」とする町の新方針が示し、中熊社長が「今年度中に新たな管理委託契約を結ぶと約束できるか」と確認し、副町長は「いいですよ、中身の見直しが必要」と契約内容の見直しと共に経営改善を求めた。
 これを受け同社は「一定の請願の成果は得られた」として臨時取締役会で請願取下げを決め、すぐに地元代表者説明会を開き理解を得た。今後請願にある「業務委託費年間500万円」などの実現性が課題だが、中熊社長は「具体化は今後だが、町の明確な方針が示され、厳しい経営状況だが地元利用を促進し、経営の安定にさらに取り組む」としている。お盆連休6日間の入込はここ4年間で最高の3451人で12日は7百人を超える賑わいを見せた。
 一方、竜ヶ窪温泉と地元との連携強化をはかるため、上段地域の組織再編による「地域振興協議会」立上げをめざし、地元6集落代表らによる準備会を近く立上げる方針。同会は町内上郷地区、中津地区が先例の地域自治組織にしたい方針。「各種ある地域組織を一本化し、上段に関係するすべてを協議する地域自治組織をめざす」とする。竜ヶ窪温泉の経営難による新経営体制の取り組みで地域の連携意識が上向き傾向になり、地元の思いで実現した温泉施設誕生当時のような「地域の一体感」づくりが並行して始まっている。

野党共闘、次期衆院選へ継続活動、梅谷氏で一本化?  8月24日号
 昨年の衆院選で二度目の敗北をした衆院新潟6区の国民民主候補・梅谷守氏を支援する梅谷守後援会「十日町・津南の集い」を18日、ラポート十日町で開き、先月28日発足の「うめたに守十日町女性ファンクラブ」関係者など110人余が出席。梅谷氏は「2連敗している。今度こそ瀬戸際」と危機感を訴え、「外交の安倍というが、相手の顔色を見ての外交。言いなり外交。国民一人の暮らしは削られ、地方の暮らしは疲弊している。その不安がこの国を覆っている。その不安を解消し、安心と希望を届けたい」と支持を訴えた。集いには先の参院選で十日町選対を主導した『オール十日町津南平和と共生』の野党代表や連合十日町など非自民勢力が揃い、次期衆院選への野党共闘の継続を印象づけた。
 十日町津南後援会の太田祐子会長は「後援会設立から4年目。知名度アップに主眼を置き、浸透が広がっている。女性フアンクラブも誕生した。2年以内に総選挙はある。こんどこそ梅谷を国会へ送り出そう」と呼びかけ大きな拍手を受けた。女性フアンクラブの阿部ムツ子世話役は「初めて会った時からフアンになって、先月28日のランチ会で立ち上げ、年内のもう一度集いを開く計画」と話し、フアンクラブの輪を広げる方針だ。
 今回の集いの関心は野党共闘が次期衆院選でも実現するかどうか。オール十日町津南の本間侃会長は「共闘の4年間を振り返ることが重要課題。野党連合政権の実現こそ国民県民が求める政治。暴走する安倍政権を打ち破るには立場や規約の違いはあるが、高度の柔軟性が求められる。幅広い組織運営ができればオール野党政権は実現できる。なんとしても野党政権を実現したい」と強く呼びかけた。
新潟県内では国政選挙で野党共闘が実現しているが、課題は継続活動。十日町エリアでは「オール十日町津南平和と共生の会」が主導し、地域活動しており、全県のモデル活動にもなっている。
 この日、特別講演した国民民主・参院の大塚耕平代表代行は「野党の大同団結で『民主主義を重んじる政権か、民主主義を軽んじる政権か、それが問われている』と呼びかけた。いま、これがさらに深刻な状況で求められる。国会の場で平気で議員も官僚も嘘をつく、ここまで今の政治は落ちている。民主主義を守ることに忠実な人を国会に送り出してほしい。個々の政策の違いはしょうがない。先ずは今の政権を変える事、これが最優先だ」と安倍政権の問題点を指摘し、梅谷氏への支持を訴えた。

写真・梅谷氏の応援に駆け付けた国民民主・大塚代表代行

頼もしきパートナー・日本食研、「食研たより」で津南町PR  8月24日号
 毎月13万部余を全国の営業所を通じて飲食店やスーパー、一般消費者などに配布する食品大手・日本食研グループの月刊誌『食研だより』季刊誌『Dishful』で、津南営業所を置き、同社の大沢一彦会長が観光大使に就いている津南町を紹介している。大沢会長は「津南町の観光産業の活性化に少しでもお力になれれば」と話す。津南町からの情報提供などを今後も同誌に掲載し、全国はじめ外国にもピーアールしていく方針だ。
 国内297ヵ所、米国や中国、タイなど海外8ヵ国39ヵ所に営業所や製造工場を設け、年商1122億円、従業員4615人(今年4月)の食品大手の日本食研グループ15社。津南町とは前々町長・小林三喜男氏と大沢会長との交友から津南町森林組合と事業連携が進み、津南営業所設置など「頼もしき津南町応援団」になっている。同社の全国の社員研修は年間通じて津南町訪問研修として行われ、1グループ20人で3日間の滞在中、地域交流などを行い「飲食は津南町内で」と経済貢献も行い、2008年から続いている。
 月刊誌・季刊誌への掲載は大沢会長の「津南町支援」の一環で7月号・食研だより、Dishful・AUTUMNでは見開き2ページで津南町の特産品のスイートコーン、津南の天然水、さらに雪下ニンジンを写真と解説文で紹介。さらにひまわり広場、柱状節理の断崖が雄大な見玉公園、全国名水百選の竜ヶ窪などの名所を桑原悠町長の顔写真と共に紹介している。
 同誌のPR効果も出ている。群馬営業所が同誌1000部と津南町観光パンフを配布したところ営業所には「津南に行ってきたよ。いい所だね」などの反響が入るなど大きな効果を生み出し、同社でも「弊社の商品も相乗効果でたくさん売れています」という。
 大沢会長の津南町への思いは熱い。昨年7月就任の桑原悠町長を9月に高知・梼原(ゆすはら)町で開催の日本食研全国研修会に招待。梼原町の町立病院運営の業績や地域活動など津南町行政に参考になる活動や人材を橋渡し。大沢会長は「津南町も町立病院があり、経営が大変そうだが、梼原町も町立病院を運営し実績を上げている。お役に立てる事があるはず。人口減少は全国で進むが津南町は資源が豊かで可能性がある町。我々が応援できることを支援する」と話す。津南町からの情報提供や要請に対し積極的に応援していく方針だ。さらに津南町森林組合との事業取引は今期18億6千万円を見込み目標の20億円達成が見えてきている。大沢会長は毎年津南町にふるさと納税100万円行うなど支援を続ける。

明日へ フランスで調理実習、「先ずは経験」 宮川雄大さん・19歳  8月24日号
 7月末までフランス・リオンで調理研修に挑んだ。『エコール辻東京フランス校』の学生としてフランス文化勲章受章のシェフを講師に、料理の基本からメンタル面まで約10ヵ月間、各国の学生らと寝食を共にして学んだ宮川雄大さん(21)。「知っている人は誰もいない世界で、なんとかやってこられたことは、自分にとって大きな自信です」。いま、その研修を生かすべく『就活』に取り組んでいる。

 小学時代から、ものつくりに関心があり、菓子作りはレシピ本を見ながら独自に取り組むほど熱中した。シュークリームづくりに挑戦した時、ハッと気づいた。「レシピ通り作ったんですが、膨らまず、センベイみたいに平たく硬くなったんです。そうか、説明書にはないポイントがあるんだと思いました」。その気づきが、調理への道に進む原動力になった。
 飯山高校3年の時、首都圏のオープンキャンパスに行き、最初に訪問した学校の留学制度に魅かれ、「ここに決めたと、即断でした」。辻調理専門学校グループの「エコール辻東京」。多くのコースから『イタリア・フランスコース』を選択。1年間、東京国立の学校で講義と実習、さらにフランス語の座学をみっちり学び、2018年10月から今年7月まで10ヵ月、フランス・リオンで留学研修。世界的なシェフが講師陣に揃い、国内外の研修生と共に寮生活を送りながら本場の料理現場を体感した。

 朝8時から夕方まで、8人班の3グループがレストランそのままの現場で仕込み・料理人・レストラン接客などローテーションを組み、連日実習を重ねる。「怒られたばかりでしたが、シェフの先生は人間的にも魅力があり、料理には人間性が出ると感じました。言葉の壁は大きかったですが、なんとか話す内容が分かるようにはなりました」。調理実習と共に毎日フランス語を勉強し、10ヵ月の研修で、「日常的な話は分かるようになりました」。これも留学研修の大きな成果だ。

 職人の世界は経験の世界。「いまは就活の時期で、専用サイトに自分を登録し、人を求めるレストランなどの求人とマッチするのを探します。経験を積むと、人材を求める側から、登録者にオファーが入ります」。自分もいつか、求められシェフにと考えている。
 「漠然とですが、できれば自分のお店が持てたらと思います。先ずは、経験を積むことです」。高校時代、弓道に取り組み、静と動の世界を体験。料理の道にも通じるところがある。「どんな世界も、先ずは人づくりなんですね」。二十歳で体感した世界が、確信に変わってきている。     (恩田昌美)

写真・フランス、リオンで実習する宮川雄大さん(右から2人目)


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