お問い合わせへジャンプ!
広告掲載のご案内へジャンプ!
購読のご案内へジャンプ!
トップページへジャンプ! 今週の津南新聞へジャンプ! テーマ別掲示板へジャンプ! なんでも掲示板へジャンプ! 妻有に生きるへジャンプ! ねっとわーくへジャンプ! リンク集へジャンプ!
home > 今週の津南新聞トピックス

2016年05月の津南新聞「トピックス」

過去の津南新聞トピックス
「1.91」、県内トップの出生率、十日町市   5月27日号
 昨年2015年の出生率(合計特殊出生率)を厚生労働省は23日発表した。「1・46」。前年を0・04上回っているが、依然低い数値を示している。各市町村別の出生率は9月に発表される。直近のデータは2014年で、新潟県内をみると十日町市が「1・91」と県内トップの出生率となっている。市によると2015年推計値でも、ほぼ同じ数値か、少し上回る数値となる見込みで、全国平均や県平均を大きく上回る出生率となっている。関口市長は「大地の芸術祭効果や若者定住策など、様々な要素の効果が出始めている」と話す。十日町市の県内トップの出生率の要因は何か。

 昨年10月に開所した「子育て支援センター・くるる」。市内本町通りの休業店舗跡地に建設した「アップル」の1階に開所。広いワンフロア―には様々な遊具が揃い、床はそのまま寝ころべるカーペット張りで、定休の水曜以外は午前、午後とも親子づれなどが来館し、子育て中の母親同士などの交流の場になっている。
 十日町市は3年前から子育て支援事業として18歳以下の子を3人以上持つ家庭を対象に『MEGO(めご)3カード』を発行し、市内317店で割引利用できる制度をスタートし子育て支援している。さらに「出生祝い金」として3番目の子に対し、5万円の祝い金を支給している。
 市内の大津祐香さん(29)は小学生2人、2歳の子の3人の母。3世代家族のため、子育て支援センターは余り利用しないが、市の子育て支援策『めごさん』などを活用している。「私の周りの友だちも子ども3人や4人の人が多くいます。20代で子ども3人の人が増えているように感じます。子育ては大変ですが、多い方が楽しいですね」。子どもが3人以上の家族対象に、市内の様々な店舗が割引などで子育て支援する『めごさん』。市独自策として出所率アップに貢献している。
      ◎◎◎
 過去20年間の出生率(別表参照)を見ると、2014年データでは新潟県内トップの十日町市。次は聖籠町の「1・88」。糸魚川市「1・77」となっている。十日町市は7年前の2008年に「1・91」以降、漸減していた。
 県内トップの出生率となっている十日町市の関口市長は「合併して10年、人口減少は続いており、年間350人ほどが生まれ、一方でその倍の約7百人ほどの方が亡くなられており、1日に2人以上の人口減となっている」と現状を話す。一方で「様々な人口対策を講じているが、若い人を増やす、その人たちから結婚していただく、子育てするなら十日町で、この3つにしっかり取り組むことが必要。十日町市が出生率1・91まで上がっている。昨年2015年の数字もこれを上回る状況で、ここ十日町に住みたいという若者が増えていることが、この1・91に現れている」(十日町RC記念式挨拶)と話している
       ◎◎◎
 一方、前年2013年の「1・93」から大幅に減少した津南町は「1・38」。その年の出生数などによるため単純比較できないが、婚姻数の減少、さらに夫婦1組あたりの出生数の減少などが要因に上げられる。町では「婚姻数の減少が影響している」(福祉保健課)などと見ている。津南町も出生祝金など独自支援を検討しているが、具体化はこれから。出生率減少は婚姻数の減少と関係深く、子育て支援と共に結婚対策が急務のようだ。 
【合計特殊出生率】
人口統計上の指標で、一人の女性が一生に産む子供の平均数を示す。女性が出産可能な年齢を15歳から49歳までと規定し、それぞれの出生率を算出し、足し合わせることで人口構成の偏りを排除し、一人の女性が一生に産む子供の数の平均を求めている。

定数問題、6月議会結着へ  5月27日号
 議員定数をどうするか。十日町市議会は24日、議会改革特別委員会(遠田延雄委員長)は議長報告をまとめ、「現状維持が望ましい意見があったが、常任委員会8人で構成する定数24人が望ましいとする意見が過半数を占める結果となった」と同日、川田議長に特別委の報告書を遠田委員長が提出した。定数問題の決着は来月10日開会の6月定例議会となり、委員会報告通り、「2人削減の定数24」が議員提案される見通しとなった。

 同特別委員会はこれまで5回の協議会、3回の委員会、さらに会派会議など開き、議員定数論議に取り組んできた。24日は議長報告をまとめる委員会として臨んだが、依然として「人口減少するなか、地域全体を取り組むためにも、議員報酬や手当を減らしても定数を守るべきと住民の声もある」など、少数だが現状維持論が強く、「委員会の総意で」の方針だったが、委員多数の意見を受け遠田委員長判断で採決により報告案を決めた。
 川田議長に提出した報告案では、「議員アンケート結果を踏まえ検討した結果、現状維持が望ましい意見があったが、人口動態や交付税の動向など諸状況を考慮し、極端な減員を避けつつ、8人で構成する3常任委員会を確保し得る定数24人が望ましいとする意見が過半数を占める結果となった」と報告し、「来年4月改選を考慮し、6月定例会で結論を得る取り組みが望まれる」とまとめている。
 4年前の改選時でも定数削減を行い、同様に特別委員会で協議したが、結局、「両論併記」の報告となり、本会議で「2人削減の26」と「4人削減の24」の2つの議員提案があり、賛成多数で「定数26」に決まった経過がある。今回の6月定例会では特別委員会の多数意見の「2人削減、定数24」が議員提案され、賛成多数で決まる見通しだ。

キラリ看板娘「戸田 千晴さん・十日町署駅前交番」  5月27日号
 ○…「女性からの相談事では『女性警察官に』と希望される方が増えています。県警では女性警察官を求めていますよ」。出身は魚沼市。お隣り同士だけに「他人のような気がしない地域です」。東京女子体育大時代、ライフセービング部に所属。夏休みになると、海水浴場で安全指導や救助活動に当たった。「人の命を守る活動を体験し、それが警察官になろうと思う契機になりました。今でも夏休みをもらえると行ったりしています」。

 ○…今年2月、千手温泉で初披露した腹話術。子ども人形との見事なやりとりに会場から拍手が。「幼児や高齢者の交通安全などの活動として、これからもやっていきます」。管理栄養士の母の影響を受けたせいか「料理を作るのは好き」で、毎日の弁当も自分で作る。「仕事も料理も、やりがいがあります」。(十日町警察署駅前交番)

10代のまなざし「小宮山奈央さん・十日町3年」  5月27日号
 白い紙に向かい、気持ちをリラックスさせる。墨をたっぷりつけた筆を持つ。ふぅっと一息。神経を集中させ、手本を見ながら一筆一筆、美しい書に近付けていく。それが書の醍醐味でもある。
 「自宅近くの書道教室に小学4年の頃から通い始めました。おじいちゃんが書がうまく、自分も上手になりたいと思ったからなんです」
 小学校を卒業する頃には6段の腕前。しかし、中学ではバレー部に入部し、書道とは離れた。が、高校では大きな用紙に挑む書道パフォーマンスもあることを知り、再び書への思いが膨らんだ。高校に入学すると、すぐに書道部に入った。

 「他人と接することがちょっと苦手なんです。だから、黙々とひとりでできるところがいいんです。いろんな書体があるし、自分を表現できるのがいいです」
 今年7月30日から広島で開かれる全国高校総合文化祭の書道部門に参加する。昨秋、出品した県大会で優秀作品に選ばれ、総合文化祭への出品が決まった。作品は今春書き上げ、すでに搬入している。
 「作品は乙瑛碑という後漢時代の漢詩の中の一節で、13文字です。まあまあうまく書けたと思います。総合文化祭では、他校の生徒と交流する機会があるので、よい経験にしたいです」
 今後も競書大会や学生コンクール、文化祭でのパフォーマンスなど、挑戦はいっぱいある。
 「後輩からしっかり引き継いでもらえるよう、充実した1年にしたいです」    (村山栄一)

探鳥会、早朝から親子で参加、松之山キョロロ   5月27日号
 ○…「野鳥のさえずりがいっぱい聞えたよ」―。野鳥の宝庫・松之山で60回の探鳥会を記念した「親子探鳥会」が22日、「森の学校」キョロロの森で開かれ、聞こえて来る野鳥を観察した。

 ○…松之山野鳥愛護会(村山暁会長)は昭和28年から毎年のように探鳥会を開き、今年が60回の記念の年。午前9時からの観察で、野鳥は「朝食を終え休憩に入った」が、それでもウグイスやキジバトなど24種が確認された。村山会長は「サンコウチョウは南国から渡ってきて、ここで繁殖するんだよ」などと説明。参加した永井さくらさん(松代小6年)は「自由研究で野鳥にはまりました。新しい野鳥にも出会え、楽しかったです」と喜んでいた。なお、一般を対象にした大探鳥会は29日午前4時半からキョロロの森や美人林周辺など3コースで開く。

中学時代から「安吾」、新資料見つかる、、圧の山・第7回安吾まつり   5月27日号
 坂口安吾の新資料も示され大きな関心を呼んだ。 新潟市出身の無頼派作家・坂口安吾は叔母と姉が松之山随一の名家である村山家に嫁いだ縁があるなか、村山家古民家を改装した「大棟山美術博物館」で21日、第7回坂口安吾まつりを開催。今年も安吾の長男・綱男氏が登場。安吾の本名は『炳五』だが、このほど見つかった文京区・日大宝山中の卒業アルバムに当時の写真があり、名前が『坂口安吾』となっている新資料を紹介。「中学時代にはもう『安吾』の偽名を使っている。卒アルに偽名を使う、凄い中学生。今まで研究者は20歳位に安吾にしたとしていたが『とんでもないのを見つけてくれた』と言われた。今回初公開です」と話し、70人余の聴衆を引き付けていた。

 7百年余の歴史を持つ村山家。安吾の叔母の貞、姉のセキが嫁ぎ、元松之山町長・村山政光氏は安吾の甥。安吾には『黒谷村』という松之山が題材の小説もある。同まつりは村山家の血を継ぐ住民が会長の、松之山安吾の会(村山黄三郎会長)が主催。毎年、安吾にゆかりがある新潟市や桐生市の「安吾の会」メンバーらが参加。当日は地元の松之山朗読会(吉川剛尚会長)による地元民話朗読、女優・千賀ゆう子氏による安吾作品『木々の精、谷の精』語りも行い、安吾ワールドに親しむ一日となった。
 安吾が滞在した村山家は今年3月に市指定文化財となっている。同会の橋主計事務局長は「地元の文化財から、市にとっても大切な宝となった村山家。安吾まつりは貴重な発信の場となる。建物に入る機会を増やしたい」と話した。

町立津南病院の空き病棟(療養病棟)活用策探る、ケアハウスや病後児保育など  5月13日号
 看護師不足を大きな理由に、今年2月に52床の療養病棟を休床した町立津南病院。療養病棟だった3階が空くなか、その新たな活用方法を考える「療養病棟利活用検討会議」が10日スタートした。
 
 メンバーは病院運営審議会(風巻光明会長)5人、坂本琢也院長、林裕作副院長、桑原次郎事務長、福原律子総師長ら病院側8人、福祉保健課班長以上4人の計18人。月1回程度会合し、新たな使い道を模索。10月に結論を出し上村町長に提案し、来年度予算に組み込む方針。3年後の平成31年に新十日町病院の全面開業が予定され地域医療が変わるなか、改めて町立津南病院がどうあるべきかが問われている。

 療養病棟休止後、上村町長は3月議会で「津南版CCRC(継続介護付高齢者居住コミュニティ)を検討する」と方針を示している。この日は同院・桑原事務長が活用例にケアハウス(軽費老人ホーム)化構想を示した。町福祉保健課が昨年度末にまとめた高齢者(対象3879人)への生活支援アンケート調査(回答3411人、回収率88%)で老後の将来不安に『食事の準備』『掃除・ゴミ出し』『病院への通院』が多かった点を踏まえ「病院内に支援型住まいであるケアハウスがあればクリアできる将来不安が多い。24時間看護師も常駐している。本格的な介護に移行する前の方を対象にした転換は検討に値する」(桑原事務長)。一方で昨年10月、住民から療養病棟存続を求める3658署名提出を受けており、療養病
棟継続の可能性も同会議で検討する。

 他に委員から「病後・病後児保育、院内保育が可能な場所に」「病院の老朽化が進んでいる。新築時期も踏まえ改修は検討すべき」など提案が出るなか、看護師側からは「休床で環境が大きく変わり、入退院も多いなか、今後またさらに変わると仕事をしながら対応するのは大変」と看護師負担軽減への配慮を求める声も出た。第2回会合は来月13日に開く。

熊本支援に市職員派遣、9人が交代で   5月13日号
 「中越地震などでの支援に報いるため、力の限り頑張りたい」。全国市長会の要請を受け、十日町市は熊本地震で大きな被害を受けた南阿蘇村に災害救援のため13日から来月1日まで市職員を1週間ずつ各3人を派遣する。
 派遣職員は須藤宣男・教育総務課長補佐ら9人。3人ずつ3班に分かれ、1週間ずつ南阿蘇村で罹災証明書の受付や発行業務などにあたる。出発式は11日、市役所で行い、派遣職員を代表し、企画政策課広報広聴係の入田太主査は「しっかり支援してきます」と決意を語った。
 なお同市ではこれまで平成19年の能登地震で12人、中越沖地震で23人、25年の東日本大震災で2人、26年の福知山豪雨で2人の合わせて39人の職員を災害派遣している。

第6代栄村長、森川浩市氏語る、村政方針は   5月13日号
 歓喜の初当選から3週間、今月15日、栄村の第6代村長に就任する森川浩市氏(56)。今月4、5日には震災地、熊本へ行き、小野泰輔副知事と会い、震災地を経験した栄村として被災者支援を約束した。「今回は森川浩市、一個人としての訪問。ただ15日に村長に就くと話し、栄村として被災された方々を受け入れる用意があると小野副知事に伝えた」。急きょ集めた義援金や救援物資を手渡し、支援を約束した。空路が取れず陸路片道9時間かかった。当選後、森川氏は多くの面会や連絡を受け、事実上「新村長」として動き始めている。村長の公式就任は15日だが初登庁は16日。8日、自宅で今後の村政運営を聞いた。

 関心が集まる副村長人事。「先ず村内公募し、私の政策を理解し、実現する取り組みを共有できる人材を求める」。公約通り公募し、9月議会に提案する意向。ただ、「求める人材がなければ、国に頭を下げて人材をお願いする。その場合は来年4月着任になるだろう」。
さらに森川村政の中枢になる『特命対策室』。「人口2千人余の村こそ企画政策部門が重要。政策立案、国県事業の情報収集など村政全般を視野に入れるセクションが特命対策室。課長クラスによる政策会議と併存の部署」。行政職員3人、一般公募職員(臨時職、年間雇用、1年任期)3人余の6〜7人の対策室を8月までに立ち上げる方針だ。
 「特命対策室と課長の政策会議に同じテーマを出し、それぞれが研究協議する。出てきた事業プランを一つのテーブルで協議し、村事業として立案する。スピード感が必要で、特命対策室には人材を起用し、『村長、何やってるんだ』などと意見できるセクションにする」。一般公募の狙いは「村民からどんどん村政に参加してほしい。気軽に役場を訪れられるようにオープンな専用室を設ける」。

 選挙中、関心を集めたのが『村長カフェ』。誰でも、何でも、気軽に村長と話せる場を設ける。当面、村社会福祉協議会が定期開催する「悩みごと相談会」に村長が同行し、先ずは「出張・村長カフェ」に取り組む。今後は村総合福祉センター内に毎月1日『村長カフェ』を開設。ただこれは副村長が決まってから。
 人口減少対策は緊急課題。毎年4組が結婚し、子どもが生まれないと人口千人を割ると推計される栄村。『子育てと地域経済』と結び付ける。地域経済では中小企業・個人事業の育成を掲げ、秋山郷観光再生を定住人口政策に結びつける。「村の公共事業を土木以外でもどんどん発注したい。仕事が増えれば雇用も増え、所得の安定が子育て環境整備につながる」。
 『子育てするなら栄村』を掲げる。生活形態の多様化に対応する。「土日が仕事の人も多い。休日保育で対応し、子育てしやすい栄村に取り組む。 『栄村で子育てしたい』と言われる子育て環境づくりに取り組む」。

 地域経済の主軸の観光業、特に秋山郷観光に力点を置く。例年5月末の開通の秋山林道の大型連休前の開通を実現する。「秋山の人たちの後押しも必要で県に直訴する。危険個所の対応に取り組み、大型連休前の開通をめざす。これは地域経済に大きく影響する」。
 さらに秋山郷観光の特色化をめざす。『赤い温泉』『白い温泉』。現在の小赤沢「赤い湯」(楽養館)、苗場山3合目付近で自噴する「炭酸泉」を活用し『白い湯』を構想。「赤い湯、白い湯、この対比が大きな特色になる」。
 
 栄村産業の要的な存在であるべき栄村振興公社の改革に取り組む。「過去・現在・未来」をこれまでのデータを元に企業診断し、可能性を探る。「やはり人材だろう。可能性を最大限引き出す振興公社経営をしたい」と強い意欲を見せる。
 村長選後、対戦した相手陣営関係者も訪ねてきた。「選挙は選挙。村民が一つになって、栄村づくりに取り組みたい」。16日の初登庁後、村職員に話す。「冬場でも安心して暮らせる、日本一安心して暮らせる栄村づくり、それが私の使命」。いよいよスタートラインに立つ。 

「九条の会」、成人式でアンケート、十日町66%、津南75%が護憲  5月13日号
記事修正中

クロアチアのホストタウンめざす、十日町が18日、プロジェクト立ち上げ  5月13日号
 2020東京五輪で外国からの選手団を受け入れる国の事業「ホストタウン」の第一次登録認定された十日町市は、サッカー日韓W杯以来、友好交流するクロアチアのホストタウンになるため、同事業に積極的に取り組むため今月18日、「十日町市ホストタウン推進事業プロジェクト」を立ち上げる。担当別分野ごとに部会を設け、官民あげて同プロジェクトに取り組む方針だ。

 すでに本町通りに開所した交流拠点「分じろう」1階にはクロアチアPRブースを開設し、同国の紹介や十日町との交流を紹介している。計画では今後、7月16日に新潟で開幕のアンダー17(U17)国際ユースサッカー大会に出場のクロアチア・ナショナルチームの事前キャンプを当間高原ベルナティオ・クロアチアピッチで行う計画で、11日には歓迎レセプションを開く。さらに9月24、25日開催の「国際ご当地グルメグランプリ」でクロアチア料理を紹介するなど、この1年を「クロアチアイヤー」として様々な分野や場所、内容でホストタウン実現の気運を盛り上げる計画だ。

 十日町市は昨年11月、クロアチアを公式訪問し、関口市長は今年3月にはクロアチア大使館のフラスティッチ大使を懇談し、「スポーツ交流をはじめ人的、経済的、文化面などさらに交流を深め、市民のムードを盛り上げていきたい」と話している。

写真・市内本町通り「分じろう」に開設したクロアチアコーナー

看護専門学校、泉田知事「地元要望に沿い進める」、実現へ一歩  4月29日号
 看護師不足を補う看護専門学校を県立十日町病院への隣接開校をめざす十日町市の関口市長は、27日の同病院に併設の十日町地域救急ステーション開所式に参列した泉田市長に、「十日町病院に隣接の国有地確保を進めており、ここに県立看護職員養成学校をぜひ建設してほしい」と、開所式の挨拶で、来賓出席した泉田知事に直接要望した。泉田知事は「要望に沿う形で進めたい」と明言し、十日町病院に隣接の看護専門学校が実現に大きく一歩踏み出した。

 救急ステーション開所式の知事出席は、来月2日開院する十日町病院の外来棟完成の視察を兼ねて出席した。開所式最前列の泉田知事。挨拶に立った関口市長は、泉田知事を前に、「5月2日、待望の十日町病院外来棟が開院し、平成32年には全病棟が開院する。一日も早い全体開院をお願いしたい。同時に十日町市では病院に隣接の国有地確保に取り組み、ここに看護職員養成学校の建設を進めている。用地確保は順調に進み、ぜひ県としても看護職員養成学校を進めてほしい」と直接要望した。

 肯きながら聞いていた泉田知事。「医療と救急救命との接点が深まり、さらなる安心が整った。看護職員養成学校は要望に沿って進めていく」と明言し、十日町市が取り組む国有地・十日町簡易裁判所への建設に取り組む方針を示した。同裁判所は今年度、国は移転費用を予算計上し、地元十日町市と移転先など協議に入っており、移転後、同地に県立看護専門学校を建設、開校する方針で取り組んでいる。今回の知事発言で、建設構想が具体的な計画へと一歩大きく前進した形だ。

写真・救急ステーション開所式に参列した泉田知事(中央)

救急ステーションが病院と一体化、県立十日町病院  4月29日号
 全面改築が進む県立十日町病院の外来棟が完成し、5月2日、診療を開始する。27日には同病院内に開所する十日町地域救急ステーション開所式に泉田知事が来院し、2日開院の外来病棟を視察した。従来の病院の反対側が玄関ホールとなり、吹きぬけで解放感があり、2階の各外来診療科にはエスカレーター、エレベーターを整備。診療科は15科で、吉嶺文俊院長の尽力で「腎臓内科」「肝臓内科」の専門医が配置される。県立病院では初の最新MRIを導入するなど医療機器全般に渡り新しくなっている。なお今後は入院病棟建設に取り組み、平成32年には全体開院の計画だ。

 全面改築の県立十日町病院は診療15科(総合診療科、内科、神経内科、漢方内科、小児科、耳鼻咽喉科、外科、消化器外科、整形外科、脳神経外科、眼科、泌尿器科、産婦人科、歯科口腔外科)。このうち心療内科と漢方内科は開設準備を進めている。受付は、初診はカウンターだが再来院はカード式で対応し、再来受付機を設置している。会計も自動精算機2台を設置。1階ロビーは広く明るく、売店はコンビニ・セブンイレブンを導入。
 2階の外来受診は、診療科ごとの待合スペースに受診順番を番号表示するモニターを設置し、音声と2重アナウンスを行う。小児科はロビーの真上で、抜きぬけが一望でき場所。機器も全面的に更新し、県立病院では初の最新MRI、CTも更新。中央部にエスカレーター、エレベーターを配置し、各診療科への動線に配慮している。

 県内初は、病院内に24時間体制の救急センター設置だ。十日町地域消防本部から24時間、3人体制で救急出動に対応。1人は指導救急救命士が入り、同センター内には日常訓練を行う設備を整えている。
 22日、地元関係者に公開され、関口市長は「魚沼基幹病院に勝るとも劣らない。4年後の全体開院だが、出来るだけ早く完成してほしい」と述べた。今春移動で院長就任した吉嶺文俊院長は「明るい雰囲気を良い。総合診療医制度がスタートしており、単独での研修医を招いていく。魚沼基幹病院と連携し、地域医療の充実に努めたい」と話している。

 27日には県立病院では初の病院棟内開設の「十日町地域救急ステーション」の開所式を泉田知事参列で実施。病院直結の24時間体制の救急センターが業務を開始した。泉田知事は「救急救命と医療との接点により、さらなる安心が整うことになる。夢を持ってこの地にやって来る人材を期待する」と県初、全国でも稀な病院と救急ステーションが合築した医療環境が、医師育成拠点位なることを期待した。

写真・救急ステーションには実習研修設備も完備。

十日町市の宝、松之山「旧村山家」文化財指定  4月29日号
 700年の歴史の「松之山・村山家」の家屋敷をそのまま「大棟山美術博物館」として管理する一般財団法人・大棟山美術博物館に十日町市文化財指定書が27日、同財団理事や地元松之山関係者など35人余が見守るなか交付された。32代館主で村山芽久美・財団代表理事は「今回の市文化財指定をさらに多くの方から来館していただく契機にしたい」と指定に感謝している。市文化財課では豪雪地の家屋のため、冬季管理などを支援する方針で、引き続き庭や館内の美術工芸品などを調べる計画だ。

 今回の文化財指定は「旧村山家主屋・表門」。1755年の火災後に建築した主屋は豪雪地ながら、欅1枚板の廊下など和風建築の粋を集めた特別な建築。69尺、58尺の大きな木造主屋。表門はすべて欅で彫刻が施され扉板は欅1枚板。豪華な金具が付き、民家には希少な高麗門(こうらいもん)形式だ。

 文化財指定交付式で関口市長は「地域の宝がまた一つ増えた。十日町市は歴史文化構想を進め、単独での日本遺産認定をめざしている。今回の旧村山家指定は、その意味でも意義深い」とこれまでの同財団の運営に感謝した。32代館主の村山芽久美代表理事(41)は「豪雪地で冬期管理は大変ですが、皆さんのご支援でさらに来館者を広めたい。ゆかりの安吾の会の皆さんとも連携し、大切に守っていきたい」と話している。旧村山家所蔵の古文書は東京農大に保管されており、市文化財課でも調査に入っている。

村松二郎県議、泉田知事県政を痛烈に批判  4月29日号
 村松二郎県議は24日、県が法律で策定することになっている老人福祉計画と介護保険事業支援計画について、平成26年度までの2期6年分を策定していなかったことなどに触れながら、泉田知事について「いいことは全部自分の手柄、失敗や責任は職員のせいにしている。12年間、そうしたことをいっぱい見てきた。職員のモチベーションが下がっている。これでいいのか」と県政手腕に注文をつけた。

 ラポート十日町で開いた県政報告会で語った。この中で村松県議は、地域要望が高い看護学校について「魚沼地域に看護学校がなく穴が開いている状態。十日町地域に必要だねと県も感じている。ただ県立となると難しい面がある。長岡や三条では民間がやる。県庁の職員がその気になって組み立てないと、みんなが応援するという形にならないとうまくいかない」と指摘。また、十日町病院について「知事は県立民営でと言っていたが、現在地に建設が決まる以前から県立県営で建てるべきだと要望してきた」とし、「(地域住民から)どれほど期待されているか、医療スタッフを考えた場合、県立病院でなくて誰がやれるのかと質問し、県最高幹部から『責任を持って対応をさせていただきたい』との答えをもらった。あとはその上に立つ人の判断」と話した。一方、清津川問題では「知事は『私が間に入りましょう』となったが、ずっと先送りされている」と対応を疑問視。「この12年間、少し考えていただかないといけない点が多くある。知事という重さ、責任を考えていただきたい。今後、どういう形になるのか、見えた折、改めてお話させていただきたい」と暗に知事選での対抗馬の可能性を臭わせた。

 一方、新潟市民オンブズマンが県を相手取り返還請求した中に、村松県議の事務所費9万円に対しても新潟地裁から返還命令が出されたことについて「以前の裁判所の指示に従って払って来たのに、新たな裁判では全額返しなさいという、到底理解できないが、ルールが変わることであれば返します」と釈明した。

10代のまなざし「馬場真穂菜さん・十日町3年」  4月29日号
 冬に向かって今から本番モード。残雪があるうちに少しでもスキーで走りこもうと銀山平などで合宿を組む。
 「1年から一緒に取り組んできた『3人組』なんです。大学受験など大変なんですが、3人とも『3年になっても続けよう』と決めました。普段でもメチャクチャ仲がいいんですよ」
 3人組とは服部智子、小嶋優莉、そして馬場真穂菜。昨年の県スキー大会女子リレーで優勝、全国大会にも出場した。冬の大会のため、大学で続けない限りほとんどが2年生で引退する。
 「何と、センター試験の2日前が県大会ということが分かりました。でも、最後の大会として挑戦します。再びリレーで県優勝をめざします」

 クロカン王国・吉田地区にありながらも、クラブ活動はちょっと遅めの小学5年から。吉田中時代、県大会での個人種目は30〜50番台と決してトップ組ではなかった。先輩が華々しい活躍を見せる中、高校で続けるか迷っていたほどだった。
 「家族は中学で止めるだろうと思っていたみたいです。私たち卒業生を送る会で『親が賛成してくれたら高校でも続けます』と話したんです。そしたら、酔った勢いでお父さんが『スキー部に入れます』と言ったんです。それで決まりました」
 高卒後は看護師をめざし、大学受験に臨む。それでも卒業間際まで続ける最後のクロカン。集大成となる来シーズン、冬までの体力づくりが勝負だ。闘いはもう始まっている。
                  (村山栄一)

栄村長選、「村民は太いパイプに託す」、森川氏初当選  4月29日号
 任期満了に伴う栄村長選は24日投開票し、新人の無所属、前村住民福祉課長の森川高市氏(56)が、前村係長の新人、高橋真太郎氏(53)と前村村議の相澤博文氏(68)を下し、初当選した。森川氏は5月16日初登庁する。一方、現職の島田茂樹氏(75)は28日の臨時議会が最後の議会となり、任期満了の5月14日で2期8年の村長在職を退任する。

 三つ巴戦となった村長選は事実上、前村職員同士の対決だった。自民の国会議員や県議らが街宣で応援演説し、高齢化する有権者を手堅くまとめた森川氏。一方、父が共産党員ながら党活動とは一線を置き、同級生選対で村内20会場、3百人余と対話する運動に取り組んだ高橋氏は、最終盤で選対とは関係しない党活動が有権者心理に影響した形となった。相澤氏は秋山郷をまとめたが、他地域では伸び悩んだ。

 当日有権者数1775人は、ほぼすべての有権者の顔と名前が一致する身近さで、加えて70歳以上の有権者が44%という高齢地域の選挙で、この高齢有権者を押さえて陣営が勝利した形だ。初当選した森川氏は、「副村長は村内公募で選ぶ」、「特命対策室」など数多くの政策公約を掲げており、その実現の具体化に関心が集まっている。  
 栄村長選開票結果
当 森川浩市 720票
  高橋真太郎518票 
  相澤博文 279票
投票率 86・82%
有権者数 1775人


COPYRIGHT (C)2004 TSUNANSHINBUN-ONLINE. ALL RIGHTS RESERVED
!-->