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2008年10月の津南新聞「トピックス」

過去の津南新聞トピックス
足踏み稲こき機登場、懐かしい収穫風景   10月24日号
 ★…グルン、グルンとリズミカルに回転する稲こき機械で稲をこく昔ながらの収穫風景が19日、津南町下船渡本村で再現した。足踏み稲こき機で脱穀、篩(ふるい)でごみを大別、唐箕(とうみ)にかけて籾を集める稲収穫の原風景。今春、同地に移り住んだ中学校美術講師の神毅さん(51)が地元の協力で取り組んだ。
 

 ★…年代ものの足踏み稲こき機や唐箕は、神さんと交友する十二ノ木の村山勇さんが用意。豆収穫に使う現役の農機具たちだ。本格的な稲作りに初めて取り組んだ神さん。「かつて農家の人たちが行っていた収穫方法で」と相談。現役で活躍する農機具たちの出番となった。4eの田んぼの稲は、はざぎ乾燥。足踏み稲こき機は、三角の突起が付いた円筒形が足踏みで回転し、そこに稲をかざすと、突起に籾があたり、稲をこく仕組み。東京で中学教諭を務める妻も駆けつけ、夫婦でリズミカルに脱穀した。


  ★…唐箕は風を使った選別機。手回しで風を起こし、籾と空籾やごみを分ける優れもの。「本格的な米作りは初めてだったが、収穫までの一つひとつの工程をやることで、その大切さ、農業の智恵を実感できた」と今も現役の農機具に関心の神さん。協力した村山さんは「昭和30年代か40年代頃までは当たり前だったが、またやって見ると、収穫の大切さを再認識させられた」と話す。約4俵の新米が取れ、今月末には友人らを招き、家のわきにある栗や柿、山なしなどと共に、収穫祭を開く予定だ。

林道・中魚丘陵線全通、35年間に44億円、地元集落「環境悪化が心配」  10月24日号
 全線開通まで35年余を要した森林基幹道「中魚沼丘陵線」(旧川西町仁田ー津南町樽田、約32・7`)は今月22日竣工式を迎え、津南町・小林町長が揮毫した「故郷の山は麗し」の記念碑を建立。十日町市、津南町関係者50人余が参列し、全線開通を祝った。田口市長は「森林資源活用や観光振興にも期待できる」、小林町長は「緑の社会資本の充実をはかりたい」と開通を祝った。だが、同森林基幹道が『頭の上を通る』沿線地元集落からは、ゴミなど環境悪化を心配する声が上がっている。「すでに不法投棄ゴミが目立ち始めている。管理者の地元行政は、ゴミ対策など環境対策を万全にしてほしい」と要望している。


 この林道は、信濃川左岸、旧川西町仁田地区から旧中里村を経て津南町樽田までの全長32・67`。名称通り山並みの丘陵地を開削した林道。当初計画では全線1工区で実施してきたが、平成13年、事業進度を速めるため、川西・仁田ー十日町市中平地区間、同中平ー津南町樽田・南線に分割。工事は開削、舗装を同時施工で実施。両区間ともほぼ同額の事業費を要し、全線では約44億円の総事業費 いなっている。
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 眼下に信濃川や集落の田園風景が広がる同森林基幹道。その峰々の下には集落が点在している。22日の竣工式には、その12集落の代表者も出席した。
 津南町と堺を接する旧中里、十日町市宮中の区長・山田勝巳さん(53)は、すでに開通して、利用が始まっている集落上部の同林道への心配を話す。「宮中地区は、山にも田んぼが多くあり、水源地に影響が出ないよう農薬や除草剤をなるべく使わないようにしている。あの林道ができてから、沿線にゴミが目立ち始め、毎年共同作業で清掃している。心配なのは全線開通で通行が増え、不法投棄ゴミなども増えるのでは。巡回や看板設置など対策を早急にお願いしたい」。集落でも自主的な巡視を行い、環境保全に乗り出している。
 

 同林道は、津南町側に入ると急峻な地形が多く、道路わきがすぐに谷で「ポイ捨て」が心配される。十日町市と隣接の三箇地区・鹿渡区長の五十嵐英教さん(65)は、管理者である町に要望する。「地元でパトロールなどできない。万一、不法投棄ゴミがあった場合、町が責任を持って処理し、対策を講じてほしい。定期的な巡回が必要だろう」と強く要望する。さらに景観が良い場所の直下の外丸本村地区の江村恒雄総代(67)は「来年から集落に関係するあの林道の場所に看板を立て、入山規制する予定だ。水源地があり、頭の上でゴミが捨てられてはたまらない。役員会を開き、町が対策をするように要望書を出すことを決めた」と、開通後の管理者となる津南町に、環境対策を求める方針だ。
 

 行政対応はどうか。十日町市農林課・南雲晃課長は「これまで開通した部分については巡回している。維持管理が大変だが、環境保全への取り組みが必要」と方針。一方、津南町建設課・山本春郎課長は「不法投棄禁止の看板設置は、逆に呼び水になっては困るので、公衆衛生担当と相談し対応する。定期的な巡回パトロールは他地区より回数多くしたい」と方針を話す。
 地域振興のための林道開削が、新たな地域不安を作り出している。改めて、開発と保護の問題の難しさを、同林道は表出した形だ。

特認校、小中一貫校も研究、十日町市学校検討委員会が中間報告  10月24日号
 合併後すでに小学校3校、来年4月には4校が統廃合となる十日町市の小中学校の在り方を研究する学区検討委の第7回委員会が22日、同市保健センターで開かれ、「中間まとめ」について意見交換した。
 

 「望ましい適正規模」については、小学校では「複式学級を解消し、クラス替えが可能な1学年2学級以上」としたものの、「市の現状を考えた場合、複式学級を解消した1学年1学級以上」としている。また中学校では「1学年2学級以上、全校9学級程度が望ましいが、現状から考えると1学年1学級以上」とする方針。人数については「1学級20人程度」としている。
 

 市教委では、現在の復式校が小学校11校あり、合併時の平成17年度と10年後の26年度を比較すると「小学校は684人減の2749人で39学級減、中学校では338人減の1552人で7学級減となる見通し」と減少規模を示した。
 

 検討委では今後、年末までに中間報告をまとめる一方、来年3月末までに学校統合の具体的な方向性を示した提言をまとめる方針だが、村山潤教育長は「少子化や地理的条件から、小中連携や(通学区域を広げる)特認校、小中一貫教育なども考えていく必要があるのではないか」と話している。

来年国体、炬火を点火、津南町民駅伝で  10月24日号
 ○…町民駅伝は中津が2連覇―。第23回津南町駅伝は12日、10チーム出場で開催。小学4年から59歳まで150人が出場。全町15区間38・8`を大声援を受け、健脚を競った。総合優勝は中津A、2時間16分41秒で2連覇。クラブ優勝なじょもんA、1時間23秒56。優勝中津Aの区間新で走った宮沢勇太君(中津小6)は「新記録を出せるよう頑張った。自分の走りができ、優勝できて良かった」と喜んでいた。
 

 ○…同日、来年2月17日から20日開催のトキめき新潟国体冬季大会の炬火・採火式も実施。マウンテンパーク津南がバイアスロン会場になる。町役場前でスタッフと町民駅伝参加者ら10人余が巨大マイギリで火起こし。昨年の同駅伝優勝チーム中津Aの藤ノ木祥真くん(中津小6)が炬火台に点火。炬火は「駆けろ!段丘ファイヤー」と命名。来冬2月17日、湯沢町での開会式で津南、十日町、湯沢、妙高の4市町の炬火を集め、国体成功を祈念する計画だ。

先生は人生の大ベテラン、三箇と中津小で地域交流体験  10月24日号
 ★…地元のそば打ち名人を講師に、中津小(澁木保之校長・73人)では19日、子どもたちがそば打ち体験した。当日は「とりねこ学習発表会」。全校が劇や合唱、合奏など発表。地域交流では竹とんぼ作り、絵手紙、種アートなど4コーナー実施。手打ちそば体験は6年余り前から実施。5年前にはそば打ち道具一式を揃えた。名人の指導で子どもたちは『挽きたて、打ちたて、揚げたて』の手打ちそばを堪能した。
 ★…この日の講師は、鈴木宣好さん、富澤米太郎さん、桑原光正さんの3人。地元産のそば粉、つなぎのフノリ、ヤマゴボウなど地域独特の製法にチャレンジ。1年から6年まで20人余が参加。6年の桑原亜月さんは「そばは好きです。伸ばすのが難しいです」とアドバイスを受け、ノシ棒で伸ばしていた。そば切りでは、きし麺のように幅広のそばも誕生したが、子どもたちは茹でたてそばを、ツルツルの美味そうに食べた。そば打ち35年余の鈴木さんは「そばは伝統の食べ物。この体験を忘れないでほしいですね」と一緒に手打ちそばを食べていた。

 
 ○…深まる秋を背景に津南町三箇小(高橋しげ子校長・20人)文化祭は19日に開いた。明治22年創立、119年の伝統校だが、2年後に津南小との統合が示され、地域問題化している中、子どもたちは元気に劇やリコーダー演奏を披露。集まった80人余の保護者から大きな拍手を受けた。
 ○…親子で楽しむ地域交流が同校の伝統。3年から6年は縄ない、わら草履作りに挑戦。樋口重雄さん、板場喜代子さん、松本文子さんを講師に、取り組んだ。樋口さんは「足の親指と人差し指でぎゅっと挟んで手の平で縄をなうんだよ」と実演。子どもたちはじっと見入り、果敢にわら細工に挑戦していた。

日本ゲームショウ・アマチュア部門で津南出身グループが最優秀大賞   10月17日号
 国際的に日本のゲームソフトが高い評価と人気集めているなか、ゲーム・クリエイターをめざす津南町の若き20歳の青年がメンバーの学生グループが、全国トップの最優秀賞を獲得した。日本最大の東京ゲームショーと共に開催する「日本ゲーム大賞アマチュア部門」で、新潟コンピューター専門学校「Team SK‐V」が獲得。メンバーは津南町芦ヶ崎出身の小島成仁さんら3人。将来、プロのゲーム・クリエイターをめざす小島さん。津南から世界に向かう人材が、またひとり育とうとしている。


 東京ゲームショー(主催・社団法人コンピューターエンターテインメント協会)は今月9日から12日まで、幕張メッセで開催し、国内外から約20万人が来場。企業や大学、専門学校など新作9百点余が一堂に集る国際的なゲーム祭典。昨年から開催の「日本ゲーム大賞アマチュア部門」には、高校や大学、専門学校、一般など232作品がエントリー。1次選考で10作品を選び、2次選考ではプロや専門技術者などによる面接審査(総括選考委員長・養老孟司氏)を行い、結果は11日の祭典の中で発表された。


 「Team SK‐V」は小島さん、北村祐斗さん、佐藤竜也さんの同校2年チーム。3人の頭文字から命名。小島さんは「僕ら3人の力だけでなく学校の先生の協力のおかげ。大賞を取れると思わず、ステージに上がった時は震えました。僕たちが作ったゲームを皆さんが楽しんでくれたのが一番嬉しい。来年、この作品を越えるものを作り、再び出品したい」と意欲を見せる。大賞受賞の副賞は50万円。半分は学校に、後は3人で分配。小島さんは「ちょっとだけの恩返しだけど、自分が初めて貰った賞金だから」と親にプレゼントするつもりだ。


  同専門学校としても初の大賞受賞。今回、4グループが入賞。丸山一彦副校長は「大賞は素晴らしい結果だ。これからも新しいことに挑戦し、ゲームクリエイターのスキルアップ(技術向上)につなげるような指導をしていきたい」と小島さんグループの快挙を称えている。

 
 受賞作は「Variable ぼーるCrisis」。小島さん、北村さんがプログラム、佐藤さんがグラフィックを担当。パズルとアクション要素を交え、ボールの動きを物理演算し、障害物をよけゴールをめざす横スクロールゲームだ。講評は『何の説明がなくとも直感的に操作が分かるのが素晴らしい。分かりやすく、テンポも良く、思わず続きをプレイしたくなる作品』といつの間にか夢中でやり込んでしまう点を高評価している。
 小島さんら3人のゲーム製作過程を撮ったドキュメンタリー番組は新潟テレビ21・UXテレビで18日午前10時35分からの「まるどり!」内で放映予定。受賞作は同専門学校ホームページから無料ダウンロードできる。http://www.ncc-net.ac.jp/tgs2008/。

栄村光通信整備で有線電話存続の要望多し   10月17日号
 2011年7月からの地上デジタル波送信に対応すると共に、テレビ難視聴地域の解消に取り組む栄村は、今年度から村内全戸に光通信を整備し、そこにテレビ電波を送信するCATV(ケーブルテレビ整備)による全村カバーをめざす。これに伴い、40年の歴史を持つ有線放送・電話は廃止の方針で、14日から住民説明を開いているが、村民からは長年活用する有線電話の存続を求める声が多い。村では住民説明会と当時に行うアンケート集計などを参考し、村内の高速通信・テレビ難視聴の解消に取り組む具体的な事業内容を決める方針だ。
 

 現在、NHKを含む長野県内の放送6局すべてが受信できるのは、飯山市隣接の村内白鳥の一部地域のみ。他はNHK2局と民放2局だけで、秋山郷は新潟側のNHKが受信できるだけという全村的な難視聴地域。
 

 村は、地上デジタル切り替えに合わせ、全村を光ケーブルで結ぶ地域通信整備を進める方針。今年5月、村職員による庁内検討委員会を設置し、類似町村を視察するなど、限られた財源での整備手法を模索してきた。その結果、国補助事業(3分の1補助)を導入し、飯山まで来ているデジタル波を、平滝地区に建設予定の受信点施設でキャッチし、同点から村役場までケーブルで引き、全戸に光ケーブル配線し、難視聴を解消し、同時に高速通信整備も行いたい計画だ。
 

 14日の秋山郷地域から始まった住民説明会では、難視聴整備などは歓迎する一方、40年間活用している有線電話の廃止に難色を示す住民が多い。15日の小赤沢地区でも、同様な声が出た。夫婦二人暮らしの福原清市郎さん(83)は、「茶飲みしに良く使う有線は、残せるなら残してほしい。女衆が困ると思う。何かあるすぐ有線。便利だし、ただ同然だし」と困惑気味。説明した村職員は、「残す方法(IP電話)はあるが、その分、事業費がかさむ。今の有線はすでに修理する機器が作られておらず、故障したらそれで終わり。使えなくなるまで使うことはできるが…」など、村も長年親しんでいる有線への思いは住民と共に深い。

全国へ好発進、県中学駅伝中越大会で中里優勝、津南準優勝  10月17日号
 全国への第一ステップの県中学駅伝・第18回中越地区大会は15日、小千谷・白山運動公園で開催。男子62校、女子54校が出場、県大会出場に向け力走した。激戦の男子は前評判通り、津南と中里が優勝争いを演じ、区間ごとにトップが入れ替わる激戦を展開。アンカーで中里が津南を抜き、8秒差で優勝した。津南は全6区間のうち3区間で区間賞を取る実力を見せた。全国をめざす県大会は来月5日、長岡市の越後丘陵公園の特設コースで開かれる。
(敬称略)

 
 激戦の男子は、津南、中里とも「県大会へ向けての戦力診断的な選手配置」で、中盤から後半追い上げのオーダーで臨んだ。一斉スタートの1区は津南・志賀文也(2年)、中里は鈴木健太(3年)。トップから30秒前後で2区へ。津南の山田亮太(3年)の走りは圧巻だった。今週末開催の県縦断駅伝メンバーの山田は12位でタスキを受け区間賞の走り、11人抜きでトップを奪い、3区のキャプテン・安部拓也(3年)へ。中里は2区・南雲裕斗からエースで全中出場の3区・服部勇馬へ。先行する安部を1`手前で抜いた服部は25秒差をつけ4区・阿部誠人(2年)へ。  


 津南4区はエース級の原由樹人(3年)が快調に飛ばし区間新で再びトップを奪い、5区藤ノ木光(2年)が維持し、27秒差をつけアンカー2年・宮澤圭太へ。中里は5区・大口貴裕(2年)から服部勇馬の弟でアンカー弾馬(2年)は、区間新の走りでラスト1`余で抜き返したが、津南・宮澤は食い下がり、8秒差で2位ゴール。
  
 ▽▲
 前評判通りの津南と中里の接線となった中越大会。3位に1分35秒差をつけたダントツの両チーム。県中学の陸上界屈指のランナーを擁する中里・江村浩一コーチは語る。「後半1`で何度も津南に抜かれた。3年が貯金を作り、2年が踏ん張るレースを見込んだが、さらに課題が見えた。県ではさらにチーム力を上げ臨みたい」。チームをまとめる南雲キャプテンは「リラックスして走ろうと声を掛け合った。県では全員がさらにタイムアップしなければ勝てない。昨年の悔しさで全国をめざしたい」と力強く話している。
 

 一方、県大会へのプロローグとして臨んだ津南・高橋哲成コーチは「2区でトップに立ち、以降は守りに入ってしまった。ペースを守れと言った私の責任。県では攻めの走りをしたい。中里との差は気迫。選手の自覚が県大会につながるはず」と話す。安部キャプテンは「自分たちの走りをと話し合ったが、大会の雰囲気にのまれた部分もあった。ライバルは中里と燕。県では負けない」と気力を見せている。 今大会には津南中等教育学校が初出場し、懸命にタスキをつなぐ力走を見せた。
 

 中越大会結果は次の通り。
男子@中里A津南B塩沢C小千谷南D広神E中条F見附G吉田H川西I東小千谷J小千谷K長岡西(以上県大会出場)N松之山P十日町21津南中等24十日町南25松代26下条27水沢33上郷。
女子@広神A十日町南B吉田C川西D十日町E長岡南F小千谷G田上H塩沢I小千谷南J東小千谷(以上県大会出場)K松代N津南S上郷22中条38津南中等39水沢40下条45中里。

合同授業で効果、統合問題の三箇、津南原小で連携深める  10月17日号
 統合問題が浮上している津南町の小規模校2校がスポーツの面でも教育効果を高めようと、新たな取り組みを始めた。「合同の体力テストで切磋琢磨しあおう」と取り組んだのは津南原小(若井泉校長、12人)と三箇小(高橋しげ子校長、20人)。合唱では合同で行ってきているが、スポーツでは今回が初めて。小規模校ならではの「動きのよさ」を生かし、少人数のハンディを乗り越えた。津南原小の若井校長は「児童間の親睦を含め、お互いの競争心などとてもよい効果が生まれています」と話している。
 

 両校と外丸小の3校では毎春、合同の交流学習を開いており、その中から「いろんな形で交流できれば」と今回は2校で夏休み後に合同体力テストが具体化した。5年ほど前から合唱を合同で行ってきた実績があるだけに、体力テストでもスムースに実施。当日は高学年、中学年、低学年A、同Bの4組に分かれ、ローテーションを組んで50b走や反復横跳び、上体起こしなど測定。2人1組になる場合は、両校の児童が組になった。単独では6年生と4年生が同じ組で競ったり、1人だけで記録に挑むなどが予定されていた。三箇小5年の板場優奈さんは「にぎやかで楽しい。友だちもつくりたい」、また津南原小4年、大口智也くんも「人数が大勢になって、やりがいがあります」と合同実施に好印象だ。
 
 三箇小の高橋校長は「学習面でも合同授業をするなど、小規模校のハンディをメリットに変えています。今後もさまざまな形で交流していきたいです」と話している。

ツリーハウスでライブ、雰囲気満点  10月17日号 
 ○…ブナ林内のツリーハウスで音楽を楽しむ津南町十二ノ木つくし団地の第1回ツリーハウスコンサートを13日開いた。手作りログハウス調の家がステージで、4組のアーティストが生演奏。秋夜に心地よいバラードやフォークソングが響き、80人余が一夜の生ライブを堪能。同ハウス製作者で実行委員会の内山恭伴さんは「今後もコンサートを開きたい」と意欲的だ。
 

 ○…町内陣場下出身のプロ歌手・大口沙世さん(東京在住)も出演。昨年発表のデビューアルバム「マンモスの歌」収録曲を中心に7曲余披露。東京では毎月ライブハウスで歌う大口さん。「木々に囲まれたツリーハウスの雰囲気が良く、気持ちよく歌えた。好きな地元の津南で歌えて嬉しい。また来ます」と熱唱し、観客と一体となり生ライブを楽しんでいた。

北東アジア芸術村や廃校プロジェクト、来年の大地の芸術祭  10月10日号
 来年7月26日から9月13日開催の第4回大地の芸術祭の企画発表会は3日、東京・代官山ヒルサイドプラザで開き、津南町をメイン開場で開く「北東アジア芸術村」や十日町市の廃校小学校11校を活用する廃校プロジェクトなど、多彩な企画を発表した。北東アジア芸術村は、第1回作品の蔡國強氏の「ドラゴン現代美術館」や第2回作品の金九漢氏の「かささぎたちの家」など含み、アジア圏の作家が一堂に参加し、期間中、芸術村が誕生し、芸術や文化交流を深める。


  企画発表会で総合プロヂューサーの福武總一郎氏は「すべての人たちが、いい地域を作るために、何らかの貢献をする、その動きが越後妻有で始まっている。過疎地で暮らすお年寄りたちが美術、芸術を通じて元気になってきている。こんな地域は世界にはない。第4回目は、あらゆる資金、市民の力、企業の力を活用し、継続する仕掛けを作りたい。それが5回、6回につながる」と第4回を芸術祭の集大成にする方針を強調した。
 企画は発表した総合コーディネーターの北川フラム氏は「妻有の里山は、アートを通じて住民の元気を掘り起こしている。世界の希望の地になっていくだろう」と3回を通じての実感を話し、4回目の芸術祭の企画を説明した。発表会には十日町市や津南町から50人余が参加した。
 

 来年の芸術祭は、多数の作家作品と同時に映像アートが数多く展開される。シャッターが下りた十日町市街地の商店街を舞台にした映画製作を通じて、実際にシャッターを開け、営業を再開するプロジェクト。外国の映画上映も連日、十日町シネパラで行う。市内で廃校した小学校11校を活用する廃校プロジェクトも行い、地元地域との連携が進んでいる。
 津南町では、マウンテンパーク津南にある「ドラゴン現代美術館」など活用し、北東アジア圏の作家による芸術村が出現する。さらに、秋山郷の旧中津峡小学校の「かたくりの宿」をセミナーハウスに活用し、通年活用の構想も出ている。北川氏は「今回は、津南が面白くなる。北東アジア芸術村は、世界的にも注目されるだろう」と次回の芸術祭のポイントを説明した。

今春80歳の市川医師、単身赴任で栄村で診療活動  10月10日号
 常勤医師を招致し、国保村営診療所を今春から再開した栄村。赴任前の3月、80歳を迎えた市川俊夫医師は、村が用意した医師住宅で単身赴任生活を送りながら、住民の健康を守っている。「僕にとって初めての山間地での医療業務。お年寄りが多く、雪深いこの地での、皆さんのご苦労が良く分かります」。赴任から6ヶ月。毎日の診療を通じ、足腰を病むお年寄りが多いことを知る。市川医師は、「ごくろうさんだったね」と声をかけ、苦労した人生への感謝と、ねぎらいの言葉をかけている。


 栄村診療所は今春まで開業医が経営。後任の医師探しの中で、父親が同村出身の市川医師と交渉。同年の前村長・高橋彦芳さんからの「熱きラブコール」で来村が決まった。
市川医師は金沢医大卒、品川区診療所勤務後、城南福祉医療協会設立、同理事長歴任後、目黒医療生協理事長など歴任。父親が同村月岡出身で、現在も墓地があり時々、墓参りに来村。昭和24、25年の頃、同村で過ごしている。
 専門は内科の市川医師。月曜から金曜まで村営診療所で診察。水曜は往診で出向き、木曜は秋山診療所で診察。このほか特養施設での診察など多忙な地域医療活動を行っている。
 

 「足腰を病んでいる人が多いですね。それだけ、大変な労働をされたのでしょう」と、診療所を訪れるお年寄りには『ごくろうさんだったね』と声をかけている。地域的な傾向も見られる。「慢性的な疾患が多い傾向ですね。ここ栄村の雪国の大変さは、小さい頃の思い出としてあるので、だいたい分かります」。


  先月30日。地元NHK長野のイブニング信州で、市川医師が紹介された。単身赴任のうえ、自炊生活を送る。「自炊、僕はこれを守っているんだ。テレビを見た人だろうか、『これ食べて下さい』と差し入れをしてくれた。近所などからも時々頂く。ありがたいことですね」。


  赴任から6ヶ月。毎週訪れる人など、顔なじみが増えた。「僕は1年の約束で来たが、僕の後がどうなるか心配だったが、後任の方がほぼ決まったようで、良かった」。半年ですっかり村民と打ち解けている市川医師。「いよいよ冬だね、ちょっと雪が心配だな」。
 村民の安心の拠り所の市川医師。白髪の温厚な人柄が、栄村の人たちに、大きな安心感をもたらしている。

感動、田んぼで稲刈り初挑戦、東京の小学校が特色化で  10月10日号
「本物の田んぼの稲刈って大変」―。NPO雪の都GO雪共和国(相澤博文理事長)と交流を深める中央区・城東小(小島敏光校長・児童50人)。「本物の稲刈りを子どもたちに」と4、5日、5年9人が津南を来町。町内米原の田んぼで待望の稲刈り初体験。ノコギリガマで「稲って重いから疲れるー」などと喚声を上げ、実りの秋を満喫した。
 

 同小は東京駅から徒歩1分の都会ど真ん中。2年前、同NPOの協力で学校屋上に田んぼを作るなど自然体験に力を入れる。津南での稲刈り体験は児童の自主参加だが、授業の一環として位置付け。茨田真世くんは「学校の田んぼと違って、お米がいっぱい付いているのがびっくり」とざくざくと稲の根元を刈り、秋晴れの空の下、心地よい汗を流した。児童は巻下公民館に泊まり新米コシヒカリカレーを作り、そば打ち体験など津南学習を楽しんだ。
 

 小島校長は「田んぼが多く目の前に広がる津南の自然環境こそ、今の子に必要な体験の場。都心の小学校で自然体験ができるのは大きな魅力。恒例にしたい」と同NPOとの連携に期待し、都心で自然に触れられる小学校として存在感をアピールする方針だ。

難病救済への署名運動広がる、津南町の福原さん  10月10日号
 ◆…「署名の輪が広がっています。60万人署名の目標に向け、やれるだけやりたい」―。筋肉が衰える原因不明の難病「遠位型ミオパチー」を患う津南町の福原学さん(42、外丸)。国の難病認定をめざし全国組織「遠位型ミオパチー患者会」(埼玉・蓮田市)がめざす『署名60万人』に向け、8月19日から福原さんと仲間で取り組む署名運動。津南、十日町、栄村などへ輪が広がり、先月末、署名1万3千人を越えた。福原さんは「人のつながりの素晴らしさを感じています。この病気を知ってもらえるよう頑張ります」と笑顔。
 

 ◆…先月28日。十日町総合体育館でのプロバスケ・bjリーグ「新潟アルビレックスBB」公開試合。福原さんの中学、高校のバスケ仲間が動き、許可を得て会場入口で署名活動。車イスの福原さんに気付いた選手たちも署名。アルビの選手らは自主的に『署名お願いします』と協力を呼びかけた。「嬉しかったですね。日本リーグ時代から知っている長谷川誠選手と広瀬昌也ヘッドコーチが一番先に来てくれ、一緒に署名を手伝ってくれた。もう感動です。自分ももっと頑張ろうと思いました」と福原さん。この日集った署名は千3百人余。今月17、18日、新潟市での同リーグ開幕戦で選手らと署名活動を行う計画が出ており、輪は広がりを見せている。

 問合せは福原学さん・大阪屋商店内рO25(765)2424。オンライン署名は遠位型ミオパチー患者会http://eni
gata.com/sign_mail/sign.html

懐かしい秋の味覚、鈴なりのアケビ、大割野の山田さん
 ◆…1本の蔓から13個の実が―。津南町大割野の食堂「まるえ食堂」の山田一成さん(75)が、近くにあるアケビに実がいっぱいついているのを見つけた。数えてみると、1本の蔓から13個の実がついており、「こんなのは初めてだ」と驚き、近所の話題になっている。
 

 ◆…旬の味をと7日、アケビの実をもぎにいったところ、「いやに実が付いているな」と目に止まった。数えてみると13個。しかもほとんどが長さ10aほどの大きなもので、元をたどると1本の蔓から。「世間は暗いような話ばかりだが、何か良いことの前ぶれであってくれれば」と話している。

サル被害拡大、知恵比べ続く  10月3日号
 収穫の秋を迎えたが、住民の表情はあきらめ顔だ。新潟と長野県境、信濃川(千曲川)に流れ込む志久見川沿いの津南町上郷地区、栄村東部地区で、サルの農作物被害が広がっている。「20頭、30頭の群れで来るので、喰い散らかしの被害は大きい。追い払っても、人間の隙をみて来る。知恵比べになっている」。被害を受ける津南町住民は話す。今月末から来月にかけて、栄村は被害が多い東部地区で、村猟友会と地元住民が協力し、大々的な『追い出し作戦』を展開する。これに津南町も連携し、サル一掃をはかる方針だ。


 群れ集団で農作物を食い荒らすサル被害は、5、6年前から目立ち始めている。農業被害は、これまではクマ被害が規模や被害額とも多かったが、サルは、市場作物と共に住民の家庭菜園的な農作物被害が多い。
 津南町朴木沢の島田昭一さん(81)は、サルの知恵に困惑している。「今年は自分で作ったスイカを全く食べられなかった。ジャガイモは種イモを喰われ、サツマイモはつるごと引っこ抜かれた。1bほどのネット柵を作っても全然効き目なし。爆竹にも慣れ、大声にもすぐ慣れる。サルは手が利くからなんでもできる。これからは大根だ。茎の下の一番甘い所を食べる。これではどうしようもない」。


 栄村は今年4月から、サル捕獲に報奨金を出している。1頭2万円(県補助2千5百円)。イノシシは1頭1万円。9月末までに15頭を捕獲。さらに同村では、電気柵設置にも独自補助(上限1万5千円)。捕獲は村猟友会(滝沢三四吉会長)が行うが、志久見川沿いは集落が連なり、銃を使った捕獲ができないのが現状。
 担当の村産業建設課・斎藤保産業振興係長は、困惑ぎみだ。「決め手を欠くのが現状。今年に入り、村西部の野田沢、大久保地区でもサル被害が出始め被害が広がっている。なぜ急にサルが増えたのか不明だが、今秋、東部地区で大規模な追い込みを実施する」。今月28日、村猟友会総会で実施日程などを決める。降雪前に『ここは恐い所だぞと、サルに印象づけたい』(斎藤係長)。追い出し作戦の効果が期待される。


 一方、津南町はサルやイノシシ捕獲への報奨金はない。サル被害よりクマ被害の方が被害額も多く、サル被害対策は、今のところ具体的な取り組みはない。だが栄村との連携は事務レベルで連絡し合い、今月末から来月上旬に実施予定の栄村の『追い出し』と連携し、共同実施したい方針だ。
 町の税務町民課の町民班・石田剛士主事は「なかなか決め手がない。他市町村の対策などを参考にしているが、とにかく、あらゆる手段でこの地域をエサ場にしないこと。その努力が必要」と話す。津南町猟友会(中沢順一会長)も今月末理事会を開き、今後の対応などを協議する方針だ。


 「サル知恵」に翻弄される人間社会。組織で動くサル集団には、偵察する『先遣隊』がいると言われる。動物にとってこれからは、冬に向かっての食糧確保のシーズンに入る。人間対サルの知恵比べは、まだまだ続きそうだ。

新工場で売上50%アップめざす津南町森林組合  10月3日号
 食品加工の大手・日本食研と業務提携し、業績を伸ばす津南町森林組合は、3年後に計画した新工場建設を、前倒しで今年度から取り組んでいる。来年度末の稼動予定の新工場で、売上50%アップをめざす。新工場建設には、日本食研が設計などアドバイスしている。新工場建設は約7億円規模が見込まれ、自己資金計画の見直しに迫られるが、同森林組合にとって大きなビジネスチャンスとなり、日本食研・大沢社長と共に「日本一」へ向け、さらなるステップアップをめざす。


 新工場設計入札を先月4日行い、地元設計会社に決まった。建設場所は第2工場のわき(現駐車場)を予定。当初、約千2百平方bの工場を構想したが、製造ラインや機器類の関係で2階建てが必要となり、延べ2千平方b余の新工場・第3工場になる見込み。
 新工場に伴い、新規雇用25人前後を見込む。製造品目は開発の新商品を予定し、すでに試作品が完成、さらに研究を進めている。今回の新商品は豚肉など畜肉を使った商品になる見込み。地元食材を活用する方針だ。
 老朽化する第1工場(2千5百平方b)は建て替えが必要で、第3工場建設後、課題の配送センターと共に建て替え、整備する方針。
 同組合の日本食研担当、藤ノ木剛常務は、「新工場建設では様々なアドバイスを受け、新商品開発も地元食材を使った取り組みを研究中。新工場建設を進めたいが、構造設計に手間取り、来年3月頃、本体着工の予定。できれば21年度末に操業したい」と意欲的だ。
 さらに、「地元に一次加工業があれば、さらに地元食材供給ができる。これは地元にとってもビジネスチャンス。起業が望まれる」などと話している。
 

 新工場建設は、国の農産漁村活性化プロジェクト支援整備交付金を受ける。国が半分補助、他は組合の自己資金。新工場建設の前倒しで事業計画の見直しに迫られ、新工場が軌道に乗るまで、組合経営は苦しい状態が予想される。
 日本食研と津南町森林組合の取引は20年ほど前から始まる。今夏、取引売上10億円達成式を行った。今期の売上目標は12億6千万円。9月末で計画比114%と順調な伸びを見せている。新工場でさらに50%アップをめざし、さらに5年間余で売上6億円アップをめざす。

 

県中学駅伝、津南と中里の激走に期待   10月3日号
 秋本番と共に駅伝シーズンがやって来た。地元代表が競う中学駅伝に関心が集まる。男子は県中学の長距離チャンピオン・服部勇馬(3年)を擁する中里、昨年全国出場した燕、さらに伝統と総合力で力を伸ばしている津南などが注目。中でも地元ながら隣接の津南、中里の両チームの活躍に関心が集まる。

 
 先月27日。各校の実力を見る機会となった第21回十日町長距離カーニバルが市陸上競技場で開かれた。全中出場し、3千b自己ベスト8分57秒を持つ県中チャンピオン服部勇馬は、この日は高校・大学・一般が出場の5千bに挑戦した。
 中里チーム5年目の江村浩一監督。「勇馬は自ら志願して5千に出場したが、走り終わっての感想は『楽しかった』。いい勉強になったようだ。勇馬が目立つチームだが、昨年の悔しい思いを経験しているので、全員駅伝の必要をメンバー皆が分かってきている」と選手の成長を見る。中里は長距離部は12人。3千b9分30秒以内で走る選手を4人持ち、全県では昨年優勝の燕に次ぐ総合タイムのチームとなっている。


 津南の男子長距離部も12人。3年5人は中里と同じ。陸上カーニバルで急成長を実証したのが山田亮太(3年)。自己ベストを15秒余り上回る9分14秒を記録。同記録はこの日の大会3位の好記録。津南は3千b9分10秒台が2人、30秒台3人などチーム内争いも激化している。
津南チーム3年目の高橋哲成監督(36)。「今期は夏場、スピード練習ではなく、じっくり走り込んだ。標高2100bの志賀高原や妙高高原での走り込みが、ここにきて成果が出てきたようだ」。新人戦、陸上カーニバルでは6選手が自己ベストを更新するなど、登り調子を印象づけている。

 
 全国への第1ステップとなる中越大会は今月15日、小千谷白山運動公園特設コース。昨年の同大会では中里2位、津南は3位。だが県大会では津南がチームワーク力で3位、北信越大会出場を獲得。中里は一歩及ばす6位だった。
 津南・高橋監督は津南メンバーの弱点を話す。「練習の力を本番でどう出すか。ここ一番の力を本番で出しきる、その度胸がほしい。やってくれるだろう」。県大会に照準を合わせ、チーム力で臨んでいる。
 津南中時代、3年連続の全国出場経験を持つ中里・江村監督(28)。部員には自分の失敗談を話している。「個がしっかりできれば、チームも強くなる。昨年の悔しさから学び、大人になっている」。チーム内争いが日ごと激化し、チーム力の手ごたえを感じている。

縁起物?昨年に続き長い蛇の抜け殻  10月3日号

 ○…長いヘビの抜け殻、2年連続-。龍を祀る全国名水百選・津南町の竜ケ窪がある集落・立石に住む滝沢久雄さん(70)は、先月23日早朝、散歩途中の温泉施設・竜神の館から2百bほど離れたあぜ道で、ヘビの長い抜け殻を見つけた。破れや痛みもほとんどなく、家にもって帰り計ると160a余りあった。実は滝沢さん、昨年も竜神の館わきで長さ170aもの抜け殻を見つけており「2年続けて見つけるなんて」と驚いている。
 

 ○…ヘビは大きさからアオダイショウと見られ、ヘビの抜け殻は「お金が貯まったり、良いことがある」と信仰している地域もあり、「何か良いことがあれば」と滝沢さん。2匹の抜け殻を家に飾っている。


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