お問い合わせへジャンプ!
広告掲載のご案内へジャンプ!
購読のご案内へジャンプ!
トップページへジャンプ! 今週の津南新聞へジャンプ! テーマ別掲示板へジャンプ! なんでも掲示板へジャンプ! 妻有に生きるへジャンプ! ねっとわーくへジャンプ! リンク集へジャンプ!
home > 今週のねっとわーく

2015年05月のねっとわーく

過去のネットワーク
宮澤嘉孝さん 30歳 津南町
 田植シーズンに入り、農業が忙しい時期。水稲6f、タバコ1・3fが主力作物だ。「コメの値段がどんどん下がり、厳しくなっていますが様子を見ながら頑張るしかありません」。幼い頃から農業を手伝い、家業を継ぐのは自然の流れだった。「車関係の仕事にも興味がありましたが、頭にあるのはやっぱり農業でしたね」。若き担い手の1人だ。

 子どもは今2人。6歳長女の空良ちゃんと、長男の秀弥君。「家は子どもがいるから明るいですね」。家族で農繁期が終る年末は旅行に出かける。「タバコの出荷が終わるのが11月末なんですよ。仕事納めみたいなものです」。今は子どもの要望でディズニーランドに行く。旅行が終れば、塩沢でスキーとスノボのインストラクターが始まる。

 津南中時代は柔道部。「いちおう3段です」。近年は仕事と子育てでお休み中だったが、今春から長男を連れ再び道場に足を踏み入れている。「柔道着姿で一緒にキャっきゃキャッきゃじゃれている感じですね。秀弥も投げられて受け身を取ったりと、楽しんでいます」。ただ、子どもに親から強制はしたくない。「子どもが『やりたい』と言ったことは全力で応援しますよ。自分で始めたことは中途半端にやって欲しくないので」。
(2015.05.22)

小林慎吾さん 30歳 JA津南町
 農協営農部に勤め11年目。営農指導で農家を巡る。「ニンジン、スイートコーン、豆類、一般切花が担当です」。妻有地域の若手農業者が集まる『農業改良クラブ連盟』、通称『4Hクラブ』のメンバー。『4H』はHead(考える頭)、Hand(技術)、Heart(想い)、Health(健康)の頭文字。「20代の農業者が中心で、やる気がある方たちが集まっています。毎年クラブで作物を栽培し、この地にどれが可能性があるかを調べています」。貴重な情報交換の場となっている。「地元の農家さんにいかにお金を取って貰うかが全てです。農業も常に進化しており、一生勉強ですね」。

 バドミントンが好きだ。十日町総合高、県立農業大学校と続け、今は指導員も務める。「もう15年になりますね」。週2回余、津南町のスポーツ少年団と飯山市の社会人チームで練習に励む。「今じゃ欠かせない習慣です」。社会人野球チーム・上郷ライオンズにも参加。「バドミントンのシャトルの時速2百`は当てられても、野球の球は当てられないんです。不思議ですよね」。
 昨年3月、バドミントンを通し知り合った長野市出身の風花さんと入籍。「津南の人口を増やしたと自負しています」。パートナーを得て公私共に充実中。
(2015.05.15)

百崎友幸さん 29歳 モモザキ農園
 津南に来て4年が過ぎた。新規就農として入り、野沢菜農家、農業公社で2年間研修を積み、昨年独り立ち。雪下ニンジン、食用トマト、枝豆など栽培。「今年からスィートコーンを始めます」。農業者として新たな挑戦だ。

 元々はプログラマー。「保険会社の試算ソフトを作る所で、池袋に通っていました」。仕事は面白かったが「ストレスも結構あり、3年間で嫌になって辞めちゃったんです」。その後、祖父母の実家がある新潟市へ移住。「2年ぐらい休養しました」。祖父母を連れてドライブによく行ったが、道の駅の直売所に置いてある野菜に興味を持った。「TPP問題が始まった頃。農業って面白いんじゃないか、と気になったんです」。津南の新規就農制度を知り応募。農業経験はほぼゼロだったが、地元農家の先達を師匠に学ぶなか「失敗もありますが、やってみると本当に面白かったんです。農業で食べて行きます」。

 お菓子作りを時折り行う。「クッキーやケーキなど焼き菓子です」。最近は彫刻を始めようと思っている。「友人が趣味で続けていて、面白そうだなと」。プログラマー、お菓子作り、彫刻、そして農業の共通点。「きっと何かを作り出すのが性に合っているんですよ」。
(2015.05.08)

小杉拓生さん 29歳 谷内
 新規就農で3年前、津南町に移住。現在は雪下ニンジン30e、野沢菜3fを中心に畑作を生業とする。「自分で1から10までやれるのが魅力です。自由だし、自分のペースで仕事もできますし」。出身は見附市。高卒後、接客業で働いていたが農業を志す。「何かに挑戦してみたかったんです。ただ、雪が多い。同じ新潟なのにこんなに違うのか、とビックリしましたね」。最初は右も左もわからなかったが野沢菜農家で2年の研修を積み、昨年から独り立ち。「これからどんどん規模を広げて行きたいです」。心の底から農業に燃えている。

 国内1人旅が好きだ。車でふらっと出かける。今年は名古屋、静岡、茨城、福島を巡った。「目的は観光ですが、特に城巡りが好きなんですよね」。戦国時代の雰囲気が残る城に惹かれる。「熊本城とか行ってみたいです」。オフシーズンの大切な息抜きだ。
今の目標は、農業法人を立ち上げること。「何も知らなかった自分を1から教え、世話してくれた、津南に恩返しできればと思っています。農業を盛り上げていきたい」。同じ農業者仲間との酒の席ではよく熱い議論が交わされる。「みんなやる気があり、一生懸命。負けていられません。全員が仲間であり、ライバルだと思っています」。
(2015.05.01)


COPYRIGHT (C)2004 TSUNANSHINBUN-ONLINE. ALL RIGHTS RESERVED
!-->