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2014年02月のねっとわーく

過去のネットワーク
石田寿彦さん 31歳 大阪屋商店
 また忘れられない3・11が近付く。「保育園から一緒の、幼馴染がたまたま石巻市におり、津波に巻き込まれ亡くなったんです。ショックでしたね」。何かできないか、と自問自答する日々。「昨年5月と8月、ボランティアで石巻に行ったんです。ガレキは無くなりましたが、何もない。更地だけなんです。津波の凄さを感じました」。何もできない自分にもどかしさを感じた。「街が震災前以上になるのが復興だと思います。そうなれば幼馴染も喜んでくれるのかな」。来月、再び石巻に向かう。

 オムそばが名物の露店『チームSAM』のメンバー。津南まつり始め、今年は十日町雪まつりにも初出店。店名の由来は、自身のあだ名から。「バスケ仲間でコードネームを付けよう、という話になったんです。地元にちなんで『スマイル・アカサワ・マツリ』と名付けられ、その頭文字でSAMなんです」。露店を出すようになりちょうど10年目。1日の津南雪まつり大割野会場でも、自慢のオムそばを提供する。

 SNS『フェイスブック』を活用。ウェブ上の友人は6百人を超えた。「大好きな津南を発信するために始めました。もっといろんな人に故郷の良さを知って貰うよう、頑張りたいです」。
(2014.02.28)

金澤純一さん 32歳 十日町市「ブログタウン」  2月21日号
 駅通りに居酒屋を開き、もう6年目。キャッチフレーズは『新潟おいしいものイッパイBar』。言葉通り、地元産や県内産の食材にこだわる。「やっぱり地元産は作り方も信用できますよね」。昨年9月には本町4丁目に新店『釜と七厘』をオープン。「基本、どちらかの店にはいます。経営者になっても現場にいないとお客さんが何を求めているかは知ることができません」。ホワイトボードに記した、こだわりの本日のおすすめメニューは要チェック。

 前職は美容師。津南高卒業後、東京の専門学校で国家資格を取り働いた。「でもしっくりこなかったんですよね」。ただお客との距離感など学んだことは今も生きる。「華やかな世界に見えますが体育会系なんですよ。怒られるのは自分に理由がある、というのを叩きこまれました」。4年余で美容師をやめ、自分の新たな道を考えた。「ふとお店をやろう、と思いついたんです。1年余バイトして百万円ぐらい貯めて開業しました」。それが今や2店舗のオーナー。「せっかく生まれたこの地で、面白くやろうよって感じですね。これからもいろいろ挑戦します」。趣味の登山、クライミング、スポーツカイト(凧揚げ)など楽しみながら、忙しく過ごしている。
(2014.02.21)

片山大輔さん 33歳 リコーキハラ
 水沢地区のバレーボールクラブ・ナインズの監督。「バレー歴は通算14年。高校時代は帰宅部だったんですが」。幼馴染に誘われて以来続けているスポーツ。今は選手兼監督。チームメイトから『大ちゃん』と呼ばれ、慕われている。「いい歳の人、若い人もいて最高なチーム。一緒に楽しんでいます」。新年度からはまた大会が始まる。「10年ほど前は十日町でトップクラスのチームだったんです。また黄金時代を築きたい」。18人のメンバーと共に週1回、汗を流す。
 
 長岡のパソコン関係の専門学校卒業後、派遣会社の社員に。「派遣する側でクレーム処理ばっかりでした。人が一日で仕事を辞めたり、音信不通になったりと、毎日謝ってばかりでした」。大阪4年、富山で2年過ごし故郷に戻った。「26の時です。やっと帰って来たな、という感じ。元々戻る予定でした」。故郷には多くの友人がいた。「仲間が大好きなんですよ。週末はよく飲みに行きます」。共に過ごす時間が楽しい。「無駄に宇宙の話とか、地域の未来の話など朝まで語ることもあります」。次代を支える若手としてイベントにも積極協力する。
 独身。「一時期より結婚願望がなくなっちゃいました。まずいですね。また気持ちを盛り上げていかないと」。
(2014.02.17)

高橋伸太朗さん 33歳 パソコンカレッジ 
 津南に戻り1年が過ぎた。「早いですね。ついこの間まで東京にいた気がします」。十日町高卒業後、大東文化大へ。在学中に池袋のバーでアルバイトを始めた。「元々は就職活動のためでした。面接官は年上の方だし、年配の他人と話す機会が欲しかったんです」。お客さんとカウンター越しに語る日々が、接客業の面白さを気付かせた。大学卒業後は通販会社に勤務。「月2百万円とか宝石や貴金属とか買う人もいるんですよ。凄い世界でした」。だがしっくり来ず、元バイト先の店長に誘われ飲食業に転職。その後、恵比寿に本社がある飲食店のエリアマネージャー兼店長となり5年ほど勤めた。「向いていたんですね。反応が即返ってくるのが面白さでした。ただ一人っ子なので、戻ろうと思ったんですよ」。
 故郷に戻りパソコンのスキルを身に付けようと職業訓練所に。「実は学んでいた所が今の職場です。拾って貰いました」。シニアの初心者にパソコンを教える日々。「皆一生懸命で、向上心が半端ないです。こちらが教わることがいっぱいあり、どっちが先生だかわかりません」。地元に数多く残る、同級生とも交流再開。「よく飲みに行っています」。仲間が行う『SNOW WAVE』にも協力。「今年は3月1日。グリーンピアでお待ちしています」。
(2014.02.16)


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