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2013年08月のねっとわーく

過去のネットワーク
大津聖美さん 27歳 マルコ十日町店
  メイキングランジェリーの『マルコ』十日町店長となり1年目。「働き出して6年です。ファンを増やし、津南や小千谷などにお店を出すのが目標です」。本町3丁目、センタークロスにある店。会社の採用条件が面白い。「求人を出す訳ではなく、店のお客だった人で理念に共鳴し広めたいと思ってくれた方が入社するシステムなんです。マルコファンがスタッフになるんですよ」。女性が美しくなるための補整下着、ボディメイクなど提案。「普段、お化粧をしない人などが体のラインが出る服を着たりして頂ける時、嬉しくなります。体型がキレイになると、女性の表情も変わるんです。笑顔のお客様を見るとこっちも楽しくなります」。今は仕事に夢中。女性が喜ぶサービス提供に努力の日々だ。

 十日町高卒業後、英語圏留学をめざし東京成徳短期大学に進学。「元々英語が好きなので勉強したかったんです」。18歳の時、オーストラリアのシドニーへ7ヵ月間留学。ホームスティし語学学校に通い、保育園での職場体験も。「最初は上手くしゃべれず帰りたい時もありましたが、2ヵ月余で自然と英語が出るようになりました。中国、韓国などアジア系の留学生がいっぱいいて仲間が増えましたね」。先日、会社の研修でパリに行った時も英語が大活躍。「しっかり通じたのでほっとしました」。これから行きたいと思っている国はシンガポール。「いろんな国を見てみたいですね。感じるものが必ずあるはずですから」。学んだ英語は世界を知るツールとして役に立っている。

 地元を盛りあげたい思いは強い。「故郷をマルコから発信したいですね。ガールズイベントを開くのも目標のひとつです。夢は大きくやっていきます」。
(2013.08.30)

柏森 茂樹さん 27歳 十日町土木
 「今でも趣味は野球です」。小学2年時のスポ少入団から始まる野球歴。中学卒業後、県内の強豪・日本文理高に進学。「練習は厳しかったですね。特に挨拶など礼儀、上下関係の大切さなど叩き込まれたので役立っています。今となってはいい思い出です」。高校1年時、夏の甲子園を賭けた県大会決勝は日本文理と地元の十日町高。「8対7で十高が勝ちましたけど複雑な心境でしたね」。母校が4年前、県勢初の甲子園決勝進出を果たした時は応援に向った。「母校が全国で活躍するのを見るのは気持ちがいいですね。今年は1回戦で負けてしまいましたが次も頑張ってほしい」。高校2年の春にレギュラーを獲得したが、その後ヘルニアを患い休養とリハビリ。3年時に正選手を再奪取。「試合前に痛み止めを打って出ていました」。高校3年、最後の夏は惜しくも県大会決勝で敗れ夢舞台には立てなかった。だが今も社会人野球を続けるなど、熱意は色褪せていない。

 腰を壊して以来、今も毎日ジムに30分余通うなど、体を鍛えている。「筋力でカバーしている感じですね。怠けると痛くなるので健康維持に努めています」。子どもは3人。5歳の長男と3歳の次男。さらに「今年5月に女の子も生まれました」。休日は子どもの遊び相手にかかりきり。「成長を見るのは楽しいですね。もう少し大きくなったら野球をやってくれれば嬉しいな」。

 将来は地域の子どもたちに野球を教えたいと考えている。「自分も小さい頃、大人から野球の楽しさを教えてもらいました。今度は自分が伝えたい」。その魅力とは。「野球は9回裏でも逆転できます。最後まで諦めない気持ちが一番大事。粘り強さを教えたいですね」。
(2013.08.23)

高橋優介さん 十日町・たか橋 29歳
 12年前、初の甲子園出場を果たした十日町高校野球部。その時のキャプテン。「今でも夏の時期は皆さんに声をかけてもらえます。嬉しいですね」。高校野球は今でもよく見る。母校の応援にはつい熱が入る。「僕らは1回戦で負けたので、ぜひもう一度出て勝ち抜いてほしい」。

 高卒後、東京の調理師学校に進学し、西東京市の小さな洋食屋さんに勤務。「ロールキャベツが有名な店でした」。シンプルだが、手間ひまかけた料理。「当たり前のものでも美味しくできるものはいっぱいある、そういう心を学んだのかな」。20歳で結婚、翌年長女が誕生。22歳の時、一時料理の道から離れ、東京で自動販売機の配送業に転職。「稼がなきゃと思い、職を変えたんです」。地域に合ったニーズの大切さをここで学んだ。「例えばオフィス街は職場で飲むから缶のお茶とコーヒー、繁華街のものは歩きながら飲むペットボトルが売れます。地域に合ったもの、お客さんの要求にどう応えるかが大切。今の職にも通じることを学びました」。仲間にも恵まれ、チームワーク、仕事に対する真摯な姿勢を学んだ。「みんな一生懸命に責任感を持ち働いていて、自分の仕事に対する甘さを痛感しましたね」。24歳の時、店の新規オープンに合わせ帰郷。再び料理人に。「十日町はお店が多いですが、だからこそ努力しないと。ほっとする、素朴で愛される店にしていきたいですね」。

 今年、30歳になる。「世間的にも自分の意識的にも区切りの歳になります」。父の店を継ぐ2代目として自覚を深めている。今、娘は小3と小1。「我が子の成長に負けないよう、日々コツコツと頑張り、自分も成長していきたいですね」。
(2013.08.17)

桑原亮さん 津南町・松海 35歳
 津南に戻り13年目。それは同時に料理人歴。「あっという間です。毎日楽しく仕事をさせて貰っています」。仕入れを任されるようになり1年が過ぎた。毎朝、市場で生鮮や野菜など仕入れる。時には千年鯛、伊勢海老、イシナギなど珍しい食材も入れる。「津南でも良いものが食べられるというのを知って貰いたいんです。お客さんに喜んで頂くのが一番」。お客、卸業者、生産者。素材ひとつ提供するにも、様々な物語がある。「素材を作る人、流通させる人、そして料理人。みんなお客さんに喜んで貰いたいのは一緒。全部繋がっていて、良い関係を築くことでいいものを出せると思っています」。すべてはお客さんのためという心を大切にする。

 国際情報高卒後、成蹊大に進学。店には時に、東京や県内各所から学友が訪れる。「サービス業、IT業など様々ですが皆社会の第一線で活躍しています。津南に来てくれるのは嬉しいこと。話を聞くと刺激になりますね」。1ヵ月、半年、1年後と常に自分の中で目標を設定。実現に向かい日々尽力。「目標がないとつい時間は過ぎてしまいます。素材に向き合い、お客さんに向き合い、腕を磨く。まだまだ未熟ですが、ひとつずつできることをクリアしていかないと。満足したらそこで止まっちゃいますから」。常に『前へ前へ』の姿勢が信条だ。

 来年は創業40周年を迎える。「親父がお客様のためにとやってきて、今があります。その基礎を大事に、自分でもさらに積み重ねていきたい」。お盆から各地区の秋まつりシーズンは特に忙しい時期。「松海を求めてくれる気持ちに応えたいですね。お客さんに尽くし、来てよかったと思える店をいつも心がけています」。
(2013.08.09)

根津一弘さん 36歳 十日町ZIKKA 
 本町4丁目の空店舗を改装、今年3月3日にオープンした惣菜料理『ZIKKA』の店長。「料理人ではなく、よく言えばプロデューサー、実際は裏方です」。店のテーマは『Re』。リサイクル(再循環)、リユース(再使用)、リノベーション(大幅改修)、リクリェーション(再創造)などの意味。『Re』の意味を込め、テーブルやイスはかつて小学校で使用されたものを使用。「新しい箱物を作るより、今あるもので何ができるか、がテーマです」。メインの料理人を務めるのは60歳以上の女性たち。定年を過ぎ、第2の人生を歩む。「雇用の年齢幅は60歳以上ならOK。料理自慢のおばあちゃん、お待ちしています」。他にはない独自観点の店は、市内外の常連が増えている。

 前職は自動車整備士。10年余務めた後、新たな地域活性化の道として、今までにない新店舗開店を志した。それは2年前、同級生の急死が契機。「昔からの音楽仲間で地元のために一生懸命働いていましたが、不慮の交通事故で亡くなったんです。自分が故郷に何ができるか考えた時、友人と同じように地元を元気にするために僕もやるだけやってみよう、と今の道を選んだんです」。自分自身も『Re』した再出発。十日町をどう県内外に発信するかいつも考えている。「他から人が足を運んでくれれば、市街に活気が生まれ、人も周りも潤う。そんなきっかけを作りたいんです」。友の想いを継ぎ、地元活性化のために働く意思は固い。

 今の夢は同じテーマの店をさらに増やす事。「働く人もお客さんも、みんなが笑える空間が理想。今はその第1歩です」。休日の空いた時間にベース、ギター、トランペットなど、大好きな楽器を触るのが大切なリラックスタイムになっている。
(2013.08.02)


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