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2013年07月のねっとわーく

過去のネットワーク
宮島拓也さん 28歳 タナカクマキチ
 地元産コシヒカリ、つなんポークなど地元食材にこだわった人気の地産地消カフェ『タナカクマキチ。』のシェフとなり2年が過ぎた。元々は新潟市出身で、5年余り保育士として勤務。「昔から料理するのが好きだったんです。数年前にこの先どうしようかと考えた時、ふと料理人の道が浮かんだんです」。中学時代からバンドを組み、新潟市では路上で歌うなどでミュージシャン活動。音楽イベントなど通し、今の店のオーナーと出会う。「それをきっかけに豪雪JAMや、手づくり市など手伝うようになったんです。初めて十日町に来た時、『拓ちゃんだね、知っているよ。よろしくね』と知らない人から声をかけられ、びっくりしました」。人との繋がりや縁が広がるのを感じるなか、十日町に住居を移し働き出した。「友だちの友だちは友だち、というオープンな雰囲気があり、誰でも受け入れる度量の広さに引かれましたね」。出会いの大切さを実感。
 
 歌う曲はオリジナル。日常の葛藤や希望を歌詞やメロディに込め作る。「ウェディングソングを頼まれることも多いですね」。ただ今は仕事が忙しく、なかなかギターやピアノに触れる時間が取れない。「店で弾き語りのライブイベントをやってみたいんです。秋頃にと思っていますが、どうなるか」。
 実家が海に近いため、釣りも昔からの趣味。「学校帰りに砂浜で遊んだり、海は身近なものなんです。堤防でアジのサビキ釣りが多いかな」。いつか自分の店を持つのが夢。先日、調理師免許取得をめざし試験を受けた。「自分で釣った食材を出す小料理屋をやってみたい。家族や仲間、地元の方など子どもから高齢者までみんなが集まる店が夢ですね」。
(2013.07.26)

上村幸生さん 28歳  プチエール
 美容師になり6年目。「面白さは10年続ければわかる、と先輩に言われています。まだまだ修行中です」。十日町高卒業後、一度は地元の生産組合で働きコメ作りに取り組んだ。「進学せず家にいた時、手伝いに行っていたら、いつの間にか3年働いていました」。農業をしながら将来を考えた時、手に職を付ける必要性を感じた。「昔から友だちの髪の毛をいじるのが好きだったんです。ただ服も好きなのでアパレル関係か美容師になろうと思い、最終的に美容師を選びました」。長岡の専門学校で美容師免許を取得。その後もしばらく長岡で働いていたが、昨年末に故郷に帰る。「地元に戻ろうと最初から考えていたんです。雪を除けばすごく住みよい地。元から都会向けの性格じゃないんですよ」。将来、自分の店を持つのが目標だ。
 
 一見、華やかに見える美容界。「ただ国家資格を取った人のうち、半分以上が1年で辞めちゃうんですよ」。使う道具は日進月歩で新しいものが生まれ、流行は変わる。勤務時間後の自主練習が大切で帰宅も遅くなる。「これでいいと思ったら終わりの世界。常に向上心を持ち、好きでなければやれない仕事です」。外から見ればオシャレでカッコいい世界も、日々の研鑽がモノを言うのは変わらない。「腕はもちろん、お客様との距離が近い職業なので人間性が出ますね。人と話すのが好きなので、この仕事は合っていると思っています」。やりがいを感じている。

 息抜きはショッピング。服など求め、長岡や新潟、長野にも足を延ばすことも。「朝イチで家を出て、夕方まで食事もせず見ていることがあります」。自分に合った服探しに、時間を忘れ没頭する幸せな瞬間。
(2013.07.19)

山口直起さん 28歳 十日町市馬場
小学時代から続く趣味がアルペンスキー。今冬もほぼ毎週末、スキー場に通った。「30回ぐらいは行ったかな。家族には呆れられています。でもやめられないんですよね」。今取り組むのはフリースタイル。「ボードの方は有名ですが、来年のソチ五輪からスキーも正式種目になります。メディアに出ることで競技人口が増えるといいですね」。アクロバティックな動きが魅力のひとつ。「飛んだり跳ねたり、動きが派手なのが好きなんです。技がうまくいった時の快感は病み付きになりますよ」。早くも冬が来るのが待ち遠しい。

長野大卒業後、コメリに就職。「最初は地元で働く話だったのですが、いきなり山梨に飛ばされました。ただ富士山を見られたのはよかったかな」。3年半勤務し、次に群馬の電気屋に就職。「体を動かすのが好きで、現場仕事の方が性に合っていたんです」。順調に働いていたが2年前、祖父の逝去を機に実家に戻る。「田んぼをする男手が父だけになり、戻ろう、と思ったんです。長男だし実家に帰るいい機会というのもあったかな」。第2種電気工事士免許を取得し、今は鉄塔の点検保守業務など行う。「次は第1種合格をめざします。1種になると発電所や変電所など高圧電気を取り扱えるようになります。スキルアップをめざしたい」。地元の青年団にも入った。「せっかく帰ったので、故郷を盛り上げたい。近所の方は小さい頃からお世話になった人ばかり。少しは恩返ししないと」。頼もしき地域の若手のひとり。

先月末、バイク中型 免許を取得。まだ愛車はないが「早く公道を走ってみたい。お金を貯めないとですね」。仕事も遊びも一生懸命、充実の毎日。
(2013.07.12)

上村省二さん 29歳 竹田工務店
 家でじっとしているのが苦手だ。「つい休みの日など、家にいるのはもったいなく感じちゃうんです」。釣りを始め15年余。時間さえ空けば竿を持ち出かける日々。「暇さえあれば行きます。仕事前、朝4時頃に家を出たりと、多い時は1週間に5回ほど行きますね」。釣り場は渓流、海など様々。「川のバス釣りが多いかな。今年から海のルアー釣りを始めました」。釣果より、川のせせらぎ、海の潮騒など、自然に囲まれる雰囲気が好きだ。「小学時代、よく学校帰りに川で遊びました。川には原点があります」。長男で7歳の海哩くんはじめ家族と行く機会も作る。「家でゲームするより、体を動かした方がよっぽど楽しい。自然の遊びを伝えたいですね」。心底、アウトドア派だ。

 今春から自転車『BMX』に乗り始めた。20〜30代の仲間5人余と集まり、路肩や階段、段差などを舞台に自由自在に駆けるストリート系。「まだ初心者なので何もできません。でもその難しさ、ちょっと練習してもできない所にやりがいがありますね」。練習中はよく転ぶため足や腕に生傷が増えるが、はまっている。「長男も同じくらいの時期に始めていますが、さすがに息子には負けたくないかな」。

 中学卒業後、すぐ社会に出た。「勉強が苦手で、それより現場に出たかったんです。仕事で生きるのに必要なことを勉強した方がいいかなって」。今は型枠大工さん。職人のひとりだ。「学校や病院、高床式住宅の土台の基礎作りをしています。工期に合わせ、きれいにできた時はやりがいを感じます。発注元に『次また頼むよ』と言われると嬉しくなりますね」。仕事は真剣、余暇や休日はアウトドアで息抜き。それが今のライフスタイル。
(2013.07.05)


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