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2012年10月のねっとわーく

過去のネットワーク
小林明美さん 42歳 寿司割烹ひさご
 生まれは五泉市だが、新潟市のホテル勤務時代、夫の勤さんと運命の出会い。「私はウェイトレスで、主人は調理場にいました」。2年間の交際を経てゴールイン。中里に移り住みもう19年になる。「初めて来た時、お米が美味しいのは知っていましたが、野菜もすごく味がいいので感動しました」。小学校の教科書に載っていた奥越後の地。「2階から出入りすると書いてあり雪がすごいんだなと思っていましたが、実際はそれほどではなかったですね」。今ではすっかり妻有のお母さんだ。

 勤さんの実家は寿司割烹屋さん。4年前に気軽に誰でも楽しめる店をめざし居酒屋風に改装。明るい空間、パスタやサラダなど洋風メニューも加え好評だ。「割烹には敷居が高いイメージがあり、主人と話し、思い切って変えました」。一番に心がけたのは『くつろげる空間』。性別、世代を超えて過ごせる場所を提供。女性客の人気は『スペシャルデザートハニートースト』。旬の果物とバニラアイスを香ばしいトーストに挟んだ逸品だ。「誕生日祝いに食べる方が多いです。ありがたいですね」。常連客に加え、新たな客層も増え毎日忙しく過ごす。「喜んで帰って頂くことが一番のやりがいです」。

 子どもは三姉妹。長女は高校3年生、節目の年。「自分の目標を持ち進んでいるので、親は後押しするだけ。夢に向かって人生を歩んでくれれば何よりです」。娘のひとりが巣立とうとする今、家族一緒に過ごす時間をより大切にしている。「話をしたり、食事したり、日常のひと時が大事だと思っています」。次女は高校1年生、末っ子の三女は小学2年生。「今も子育て真っ盛りです。落ち着いたら自分の趣味を持とうかな」。
(2012.10.27)

南雲千春さん 39歳 十日町市荒屋
 環境問題に幼い頃から興味があった。「物心付いた時から、地球を守りたい、と何となく意識があったんです」。川にゴミを捨てれば海も汚れる、モノを燃やせば空気が濁る。「当たり前のことなのに、なんで大人は続けているんだろう。そんな疑問でした」。ただ自分も大人になり、いつしか忘れていた想い。思い出したのは自分の妊娠が契機。「我が子を自然で育てたいと、昔の気持ちがよみがえったんです」。何をやれるか考え、環境に関する本を読んだりしたなか、アロマテラピーを使った癒し空間作りにたどり着いた。「人が自分らしく生きる、幸せになるサポートが仕事です。体が疲れていれば何かを考えようとしてもなかなか難しい。まず体をほぐしたり話すことで、自分を見つめ直すきっかけになればいいと感じました」。

 店を始め9年。コンセプトは『あなたらしく生きるお手伝いをします』だ。高校生と中学生になった息子ふたりも応援する。「夕食後に仕事に行く時、必ず『がんばってね』と送り出してくれます。ありがたいですね」。常に心がけるのは「中庸の精神です」。かたよらず、常に変わらないこと。「絶対に良いもの、また絶対に悪いものはありません。大事なのはバランスです」。人の心も健康も同じこと。

 毎月10日に開く『とおか市』。地元のセラピー、マッサージ、ネイルなど個人経営者で作る『とおかまち いやし隊』でブースを出す。「癒しをもたらす集団です。昨年できたんですよ」。参加店は10店余。常連も増えてきた。「頭からつま先まで、施術はできます。外での出店では男性の方も来ます」。ストレス社会、男女問わずお疲れ気味。癒しの時間の必要を感じている。
(2012.10.19)

福原雄一郎さん カイロプラテイックふくhら 32歳
 アメリカ式整体のカイロプラクティックを学び7年。自宅と十日町市に店を構える。「背骨や骨盤の歪みを治し、身体全般をサポートするのが基本です」。胃けいれん、ヒステリー、不眠症、下痢など慢性病の8割は身体の歪みからという。「お客さんに『楽になった』と言われると素直に嬉しい。元気になっていく姿はこちらも励みになります」。健康に関わる仕事に誇りを持っている。

 先日、中学時代からの親友が結婚した。「柔道部の仲間で、実は親族以外の結婚式は初出席でした」。同級生4人で余興を担当。花嫁と一緒に『ほっぺにチュ、誰がお嫁さん?』というゲーム。花婿は男4人と花嫁から祝福のキスを受けた。「無事に当ててくれ、心底ほっとしましたね」。披露宴が進むなか、自然と涙が出てきた。「嬉しくても人は泣くんだ、と初めて実感しました」。幸せそうな花婿の笑顔。「結婚したいなぁ、と思いましたね。いい人はまだみつかっていませんが」。何となく心境に変化があった、親友の結婚式。

 仕事尽くしの毎日。早朝から深夜まで、ずっとお客のことが頭に残る。「個人事業主なので、際限なくやれちゃうんですよね」。空いた時間に読む本、インターネットで検索するのも健康に関するもの。「自分で選んだ職なので、一生懸命やるしかありません。365日仕事です」。ストレス発散は仲間との集まり。「焼肉しようぜ、の一言で皆集まります。気兼ねなく話せる友だちはいいですね」。ありがたさを強く感じている。

 両親は定年を迎え、一家の大黒柱に。「一人っ子ですので、家を守りたいと思います」。今の目標。「年収1千万円に達するのが夢。全然まだまだなんで、頑張らなきゃですね」。
(2012.10.12)

高橋 好尚さん 恵福圓ほくぶ 32歳
 故郷の津南に戻り1年が過ぎた。一面の銀世界、まぶしい新緑、暑い夏、そしてこれから始まる紅葉。「前と変わらず懐かしい所ばかりです。変わったのは自分自身かな」。高校卒業後、親元を離れ10年余。帰る決心は「親と過ごす時間、側にいる時間が増えるのも良いかなと思って」。家族と共に、四季豊かな津南生活を日々噛みしめている。

 実は介護職歴は2年余。「それまでは9年間、内装の仕事をしていました」。ふと振りかえった時、仕事をしていた時の満足感が薄らいでいた。「楽しかったんですが、どこか向いてなかったんだと思います」。一から福祉を学び、3ヵ月間職業訓練校に通いヘルパー2級を取得。新潟市の福祉施設で1年余勤務、今春4月にオープンした現職場に。「介護は毎日同じ状態はなく、日々刺激を受けています。利用者の方に『ありがとう』と声をかけてもらうと、もっと頑張ろうと思いますね」。今は介護福祉士免許取得をめざし勉強を続ける。

 休日は外出が多い。ライブ、サッカーや野球などスポーツ観戦など。「車が好きなので、新車が出るとディーラーさんを覗きに行きます。新しいものは何でも気になりますね」。映画もよく見る。おすすめは『最高の人生の見つけ方』。末期ガン患者2人が自分のやりたいことやるため旅に出る物語。「ジャック・ニコルソンのファンなんです。この作品は歳を取ってもできることがある、と感動しました」。

 中高の同級生とよく集まる。十日町市に店を持つ友人方でワイワイするのが一番のストレス発散。「愚痴ったり、バカ話をしたり。修学旅行みたいな気分。気持ちのいい空間です」。家族、仲間に支えられ、満足感ある生活を送っている。
(2012.10.05)


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