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2012年09月のねっとわーく

過去のネットワーク
渡邊巻子さん 31歳 恵福園
 日本酒が好きだ。晩酌はしないため「本当の酒のみではありませんが」。友人と飲む一席は心和らぐ空間。職場が津南になり10ヵ月余。「初めて苗場山を飲み、ファンになりました。十日町の飲み屋さんには置いていないんですよ」。日本酒は友人の指導を受け、味を覚えたという。「お酒の味を覚えることを『喉が開く』というようです」。今年は朱鷺メッセで開いた『にいがた酒の陣』にも足を運んだ。「蔵元が並び、入って15分でまた来ようと決めました」。今の願いは、ビールが飲めるようになること。「ビアガーデンに一度行ってみたいんです。ジョッキの輪を作りたい。来年こそは、ですね」。ビールでも喉を開きたいと思っている。

 介護の仕事は初めて。昨年亡くなった祖母の影響もあった。「おばあちゃん子だったのでお年寄りと話すのは好きなんです」。その祖母は一時自宅介護をしていたが、最終的に福祉施設のお世話になった。「知識と技術があればもっとうまく自宅でもやれたんじゃないかと思いました」。その悔しさもあり、ヘルパー2級の資格を取得。そして介護の職へ。天国の祖母への想いを胸に、日々福祉の勉強を続ける。

 読書が長年の趣味。推理小説、時代小説など何でも読む。「一番は藤沢周平です。全集を買うか悩んでいます」。今は月1冊とペースは落ちたが「5分でも空いた時間に読め、自分の意思で中断できるのが魅力ですね」。映画化され話題の『天地明察』も気になる。「映画よりやっぱり原作を読みたいです」。もう一つの趣味は温泉めぐり。白骨、草津、地元の温泉にもよく行く。「温泉がたくさんあり、野菜など食事が美味しいのが田舎の良い点ですよね」。張りのある毎日を送っている。
(2012.09.28)

高野泰介さん 18歳 恵福圓
 18歳。選んだ職は、介護の道。きっかけは中学時代の職場体験。地元の福祉施設に行った。「おじいちゃんやおばあちゃんがすごく可愛いかったんです。進路を考えた時、ふと思い出しました」。仕事は食事や入浴介助など様々。「ようやく慣れてきた感じ。ただ夜勤はまだ体が追い付いていないですね」。社会人になり半年。仲間には『きついだろ』と言われるが、あまり苦にならない。「思った以上にやりがいがあり、向いていると感じます」。介護福祉士など資格取得をめざす。

 早く社会に出ようと強く思った。「親も進学してもいいと言ってくれたんですが」。自分の性格を省みて、社会に出る道を選んだ。「周りの雰囲気に流されやすく、遊んじゃいそうだったんです。それなら親の金をむだに使わせるより、自分の力で稼いでやりたいことをやろうと決めました」。仕事第一の現在。職場の先輩たちから多くを学ぶ。「手際の良さや人間関係など、いろんな面で大人だなとつい感じてしまいます」。見て、聞き、覚える。すべてはこれから。

 ストレス解消は大声を出すこと。「休みの日、月4回はカラオケに行きます」。得意曲はワンズ『世界が終わるまでは…』、ミスチル『抱きしめたい』など。「熱唱系の曲が好きです。このふたつは褒められるので、嬉しくなりますよね」。他のレパートリーはサザンオールスターズといった懐かしい曲も多い。気持ちを込め歌う瞬間。「最高に気分がいいですね」。今はバイクに憧れがあり、中型免許取得を考える。「走る姿を見るとすごく気持ち良さそうで」。今は資金を貯めている真っ最中。「免許を取ったらまず地元を巡り、それからいろんな場所に行きたいですね」。
(2012.09.21)

高橋譲さん 20歳 恵福園
 今年4月の誕生日で20歳。「ようやくお酒が飲めるようになりました」。同級生、職場の先輩らと杯を交わす。「いろんな話ができる雰囲気がいいですね」。高卒後、地元に就職。介護の道を選んだ。「大変な仕事ですが、利用者の方に『ありがとう』と言われると、疲れは吹っ飛びます」。ていねいに、優しく指導してくれる先輩にも恵まれる。だが一時、仕事が辛くて辞めようと思った時期もあった。「先輩が『何でも相談しろ』と言ってくれ、救われましたね」。今も毎日覚えることだらけだが、仕事が楽しい。「いずれは先輩方のようになれるよう、努力を続けたいです」。人と常に接し、役に立つ仕事として、介護を職に選び良かったと感じる。「早く、一人前の社会人になったぜ、と言いたいですね」。介護福祉士資格取得をめざし、日々研鑽に励んでいる。

 同級生の多くは津南を離れた。「一回地元を離れた方がいい、と仲間からも言われましたが、地元を離れなくても良さを感じています」。豊かな自然が育む、水や食、はっきりした春夏秋冬。故郷に残る道を選んだことに誇りを持っている。「地元に残る若者に津南の良さを伝え、残ってくれる人、戻る人を多くしたいですね」。大好きな故郷を、もっと盛り上げたいと感じている。

 友だちと過ごすひと時を大切にしている。休日は近隣の温泉めぐり。「疲れも取れるし、まさに裸の付き合いです」。ひとつの夢は、親友たちが全員20歳になり、1泊2日の旅行をすること。「気を使わず、言いたいことを言い合いゆっくり過ごしたいですね」。冬はスノーボードにも行く。それも友だちが教えてくれた。「いろいろ支えてくれる仲間がいるので幸せです」。
(2012.09.14)

樋口健斗さん 19歳 JA津南町
 高卒後、すぐ社会人となり2年目。「地元を離れる気はさらさらありませんでした」。自然豊かな津南。美味しいコメ、水、野菜などが当たり前のようにある幸せな毎日。「都会のご飯はまずいと分かっているので、環境を変えたくなかったんです」。ただ友人たちは外に出た者も多い。仲間が再び集う成人式は来年のゴールデンウィーク。「お盆にも会いましたが、みんなあまり変化はありませんでした。きっと来年もそうだと思います」。変わらない仲間がいるのは、一生の宝。

 野球一筋。スポ少、津南中、松代高と続け10年余。今は津南町ナイターリーグ社会人チーム『ウィナーズ』のメンバー。「なぜかずっと外野なんです。内野をすると似合わないとよくいわれます。自分では合っていると思うんですが」。球を打った瞬間の爽快感が最高。「日々の疲れもボールと一緒に吹っ飛びますね」。ただし、まだ未成年なので打上げはウーロン茶。誕生日は来年3月。「20歳になるのが今から楽しみです」。

 一家そろってお祭り好き。「家系なんですかね」。お盆の三箇校舎での大まつり、地域の秋祭など地域行事には積極協力。「たくさんの人が集まり騒ぐ、その雰囲気が良いんです」。地元秋祭は今週8、9日。「残念ながら仕事で神輿は担げなくなりました。年に1回の神事なのでやっぱり出たい。来年こそは、ですね」。休日は自宅でのんびりするのが好み。「独りで動くタイプじゃないんです」。仲間と集まり動くことにおもしろさを感じる。「実はさびしがり屋なんですよ」。仕事に遊びに、すべてに一所懸命取り組んでいる、10代最後の年。「きっちりやることはやり、バカする時はバカになる。そんな大人になりたい」。
(2012.09.07)


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