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2012年04月のねっとわーく

過去のネットワーク
瀧澤一成さん 42歳 津南町結東
 いわゆるデジタルジャンキーです」。テレビ、パソコン、カメラ。電器屋は魅惑の場所。「携帯を買いに行き、気付いたら閉店を知らせる蛍の光が流れていたこともあります。7時間ぐらい見続けていたようです」。だが実は、現在の職場に入るまでまったく興味はなかった。「ファミコン世代なんですが、ゲーム機も持ってなかったんですよ。友だちの家でやるぐらいで」。仕事柄、パソコンなどが必須の時代。「怖い先輩にしごかれ、一生懸命勉強しました」。家電に目覚め、マウスなどの周辺機器はつい買ってしまう。
 
 愛着があるパナソニックのノートPC『CF‐T1』は今でも捨てられない。「ただ最近、以前より家電にときめきが少なくなったように感じます。歳をとったのか、日本の家電メーカーの力が落ちたのかはわかりませんが」。それでもつい時間があると電器屋に通う。

 本もよく読む。好みはノンフィクション。「本屋に行き、手に取ってインスピレーションを感じたものを買います」。スポーツから物理学、数学者の伝記など幅広い。「公式などは理解できなくても、なぜその発想が生まれたのかを知るのが好きなんです」。バイブルは沢木耕太郎の『敗れざる者たち』。苦しみながら青春のすべてをスポーツにかけたアスリートの物語。「今でも読み返します。捨てられないですね」。

 実家に帰り20年余。同級生と仲が良く、誘われて夏の津南まつり運営スタッフに。「昔から一生懸命な人を手伝うのが好きなんです。自分が表に出る度胸はないんですが」。7月に向けすでに動き出している。「もっと若い世代から津南を盛り上げる動きがあるといいですね。熱意がある方は、誰でも応援しますよ」。縁の下で津南を支えるひとりだ。
(2012.04.27)

樋口春雄さん 津南町・樋口石材 42歳
 幼い頃から魚好き。家業の石屋さんの事務所には水槽が5つ。アマゾンやアフリカに生息する淡水魚などがいる。魚を育てるために必要な水のろ過システムなど本やネットで入念に下調べ。「魚を育てるのはバクテリアを育てること。環境さえ整えば、どんな魚も育ちます」。一度やると決めたらやれる所まで追求。「昔からはまり症なんです」。釣りも好きで、以前は奥只見・銀山湖でボートを使った『レイクトローリング』を5年余り続けた。「最大48aのイワナを釣りました。ただ、大きいのは1bを超えるんですよ。なかなか信じて貰えませんが」。今は仕事が忙しくお休み中だが「いずれはまた行きたいですね」。

 津南高卒業後、家業を継ぐため静岡・岡崎市の石材学校に通う。「最近の神社にある、丸みを帯びた狛犬の原型が作られた場所です」。下宿で昼は石屋で働き、夜は学校で授業や実技。「もともとは建築専攻でした」。ホテルロビーやレストランの大理石の石張り技術など学ぶ。培った職人気質は、家業を継いだ今も生きている。
22歳で高校時代同じバドミントン部だった美和さんと結婚。1男2女に恵まれ、津南中等校1期生の長男は関東に進学。「ほっとしている反面、少し寂しいですね」。先日、様子見に出かけた。「もう慣れていました。順応力が高い。ああだこうだ言わずに済みよかった」。都会でどう成長するかが楽しみ。「嫁さんを見つけて戻ってくれば最高ですが」。

 夏の津南まつり幹事会メンバー。役割は「機動部隊兼雑用です」。手探りで始め4年が過ぎた。「面白いからまた行こうと思ってくれる人がいればいい。ただそれだけです」。次の世代にも楽しみの連鎖を伝えたいと考えている。
(2012.04.20)

福原茂宝さん 津南町大割野 42歳
 名前は『しげとみ』と読む。「一発で読めた人は人生で1人だけです」。津南に戻り17年。スポ少ミニバスコーチは6年余務める。8日は新チーム初大会が長岡であった。「1番最初の大会は他チームの特徴がわかります」。相手チームを分析し、いかに勝つかを考え、津南・十日町地域初の県大会出場を目標に指導に当たる。

 2年前から結婚相談員に就任、男性最年少。パーティなどで出会いをサポート。昨年は一組がゴールイン。カップルも数組誕生。「自分から積極的に話しかけられない人も多いですが、せっかくの機会、どんどん参加して欲しいですね」。個別の相談も受ける。「でも『誰でもいいから』と言われるのが一番困ります」。好み、年齢、趣味。考えることは多い。「ただ何でも飛び込まないと始まりません」。

 商工会青年部長の時、閉校する最後の津南高生徒と夏まつりパレードに共同参加。さらに文化祭での『学ランファッションショー』では懐かしい長ラン姿で登場。「3ヵ月髪を伸ばし、地毛でリーゼントをかけました」。生徒の親世代が全盛期の服装で大ウケ。「やるからには『ばかになれ』です。とことんまで凝るから面白い」。その生徒たちも今は成人。「みんなと飲む約束をしているので、企画しようかな」。

 記憶に残る楽しい思い出を次代に繋ごうと、夏まつりを運営する幹事会に4年前から参加。「出演する立場から今は裏方です」。メンバーは20代から40代の男女が中心。「何よりもまずスタッフが面白く、ワクワクできるか。そうでないと楽しさは伝染しません」。会議では世代を超えアイデアが集まりさらに計画が膨らむ。「いつでもスタッフは募集中です。一緒にどうですか」。
(2012.04.13)

石沢和巳さん 25歳 津南町上野
 桜が好きだ。農耕前のこの時期、どこかに出かけたくなる。「3年ぐらい前から、ずっと高田の桜を見に行っています」。同級生や先輩などと「去年は昼桜、一昨年は夜桜でした。今年は昼かな。花を見ると落ち着くんです」。待ちきれず、ネットで毎日開花予想をチェックしている。

 津南の女性を中心に結成された「つなん火焔太鼓」のメンバー。「ただ冬は夜の雪道が怖いのでお休み中。今月から練習復帰予定です」。2年前の河岸段丘花火がデビュー戦。「力み過ぎて借りたバチを折ってしまいました」。そのバチは今でも部屋に飾っている。「初心を忘れないように、です」。太鼓は大切なストレス発散。「音楽が元々好きなので、リズムをとると気持ちいい。楽しいですよ」。マイ太鼓を買うための5百円貯金を続けている。

 3人兄妹の末っ子。自分の性格は「オンとオフの差が激しいですね」。仕事や趣味は一心に集中。「でもだらけて、いい日は本当に何もしません」。職場は加工品製造。野菜や調味料といった原料を合わせ袋詰めする充填工程を担当。「味にバラつきがあったら商品にならないので、ミスはできません」。30`余の重い袋から原料を入れたり、日によって違う機械の調子を見極める。「家庭料理と違って量が多いので力仕事であり、より繊細な作業でもあります。やりがいがありますね」。

 25歳。「四捨五入したら…の年齢です」。同級生が町議となり、町政や議会、国政にも関心を寄せ「町の在り方など、より真剣に考えるようになりました」。意識が変わったのを自分でも感じる。そしてもう一つ。「そろそろ落ち着きたいな、と願望はあります」。姉や同級生の子を見て、漠然と思っている。
(2012.04.06)


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