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2012年03月のねっとわーく

過去のネットワーク
金澤みつる さん 美容室あとりえ 十日町市土市
 美容師になり、もう35年余が過ぎた。「流行は常に変わり、今でも毎日勉強です」。ファッション誌、テレビは世相を知る重要な媒体。「もちろん、世代別で好みは違います」。最近の傾向として、カラーとカットが主流という。「昔と違い、パーマをかける人は減ってきたかな。自然体のスタイルが人気ですね」。ありのままの自分を活かす髪型や服装。これも時代。

 出身は津南町上野。4人姉妹の3番目。「雪が嫌で一回千葉に出たんですが、戻って来ました」。結婚後、1男2女に恵まれ、長女は昨春、長岡の美容師学校を卒業。「卒業式の日が東日本大震災が起きた3月11日でした。忘れられません」。実は8年前の中越地震の時は「姪っ子の結婚式でした。行事があると地震があるのは、ちょっと嫌ですね」。美容師の長女はたまにお店を手伝う。爪を鮮やかに彩るオーダーネイルチップや髪エステなど、新たな技術は大きな刺激に。「お互いが技術を埋める感じ。将来はいつか一緒に美容室をするのが夢です」。

 千葉の美容室で住み込みしながら通信教育で免許を取得し、15年間勤務。「最初は同級生が美容師になるから私も、と軽い気持ちでした」。実家に戻り、津南で8年間勤務。そして結婚を契機に中里で『美容室あとりえ』を開業。一国一城の主に。「自身が美容師の腕を見せる場であり、お客さんの癒しの場としてくつろげるイメージで、名前は優しいひら仮名にしました」。中里で5年余、その後、自宅に近い現在地に移転し10年が過ぎた。「最初から今も継続し来てくれる方もいます。ありがたいですね」。お客さんと話すのが毎日楽しい。「美容師は一生の仕事。ずっと続けますよ」。
(2012.03.30)

山本大輔さん 津南町上野 31歳
 目の前に飛び込む渓谷の絶景、四季の表情を見せる山々。自動二輪免許を取得して以来の相棒・バンディット250に乗り6年。「ツーリングは大好きです。見たことのない土地は魅力的。常に驚きがあります」。仲間と共に群馬の榛名山、赤城高原、栃木のいろは坂など巡った。「知らない人も、同じライダーを見かけると手を挙げてくれるのが嬉しいですね」。これまで日帰りのみだったが、今年は1泊旅行を予定。大型免許取得も計画中だ。

 津南中、津南高時代は柔道部で、2段を取得。「ピーク時、体重は百`余でしたね」。毎晩のランニングなど続け今は80`余に減量。今冬からスノーボードにも初挑戦し体を動かす。「夕飯はご飯を減らすなどコントロールしています」。体調管理の成果でここ3年ほど風邪も引かない。ただ食べることも好きなので「動かない冬はどうしても太ります」。好物のラーメンを求め仲間と県内全域に足を伸ばす。「小千谷の昇龍、長岡の飛雄馬が好みです」。どちらもボリュームたっぷりな、ガッツリ系。「新潟は各地でぜんぜん味が違うのでどこに行っても特徴があり、飽きませんね」。食を満たしつつ、ダイエットの日々は続く。

 シリンダ製造の現職場は13年目。シリンダの中を削り、寸法を仕上げるホーニング担当。コンマ単位の細かい作業に集中する毎日。「0・001_以下の精度が求められる世界なので、やっぱり失敗もあります」。作った製品は高層ビル建設用クレーンや船、重機などに使われ、世界に飛び立っている。「だんだんと後輩が増えて来たので、根気強く働く大切さを伝えたいですね」。県境地震から1年が過ぎた今年。「そろそろ身を固めよう、と思っています」。
(2012.03.23)

末永雅義さん 33歳 津南町陣場下
 ドォン、と爆発音を聞いた。昨年3月12日午後4時頃。福島原発から12`余離れた南相馬市小高区の自宅まで、その音は響いた。「たまたま地震で壊れた屋根に上り、ビニールシートをかけていたんです。でも何が起きたかは分かりませんでした」。唯一の情報源だったラジオからの説明もない。同日夜、自宅に行政職員が訪れ突然『避難してくれ』と言われた。「あとで原発の水素爆発とわかり、放射能で死ぬのかな、と絶望的な気分になったのは忘れません」。東日本大震災から1年、未だ故郷に戻ることはできない。原発から20`余離れた避難所で5日間過ごし、17日に新潟県への避難バスで家族8人で三条市に。日付が変わった頃到着。そこには、温かいみそ汁が用意されていた。「深夜にも関わらず準備してくれたんです。本当に嬉しかった」。一週間ぶりに入浴もでき、心が安らいだ。


 昨年4月、グループ会社の津南油圧で仕事復帰。家族は三条市に一軒家を借り、津南へは単身赴任。「最初はグリーンピアに泊まり、そこでも気持ち良く迎えてくれました。ありがたいです。週末は家族の元に戻ります。顔を見るとほっとしますね」。今冬は豪雪を初体験、3bを超える雪に圧倒された。「以前テレビで見たことはありましたが、実際経験すると凄いです」。津南に来てもうすぐ1年。同僚は自家製野菜をくれたり、美味しいラーメン屋を紹介するなど、優しく接してくれる。「津南の人は温かく、本当にお世話になっています。感謝しかありません」。

 18日は3回目の南相馬市への一時帰宅の日。「生まれ育った地に戻れないのは、やはりせつないですね」。ビデオカメラで故郷の今を映像に残し、家族に見せる予定だ。
(2012.03.16)

大倉将希さん 24歳 津南町小下里
 肉体派。小学4年から始めたサッカーはもう15年目。フットサルも行い、さらに冬はスノーボード、夏はサーフィンと常にスポーツ。「体を動かし、みんなで集まるのがやっぱり楽しいですね」。サッカーでは十日町リーグに参加する『MKD』に所属。『ミラクル河岸段丘』を略した、20代から40代のチーム。「優勝もちょいちょいしています」。昨年までDFだったが、今はFWとして点取り屋で活躍中だ。

 会場中に響く重低音、テンポ良いリズム。最近はまった、ヒップホップ系の『ヒルクライム』。新潟県出身の大人気ユニット。「2年前の十日町雪まつりで初めて見て以来、大ファンです」。県内で行うコンサートは欠かさずチェック。すでに4回生ライブに参加。先月の長岡市立劇場にも足を運んだ。「常に飛び跳ねたり、曲に合わせて手を振ったり。雰囲気がものすごくいいんです」。帰る頃には腕がくたくたになるほど熱狂的なライブ。2時間余の最高の瞬間はもう、病み付きだ。

 津南高卒業後、現在の職場に勤務。油圧シリンダー製造に関わる。「溶接が担当です。仕事のスピードもそうですが、先輩のものは形がいい。まだまだですね」。職場の同僚たちとの、飲み会にもよく出る。「世代が違う人と飲むと、いつも新しい発見があります。先輩からは『次はお前たちが育てる番だ』、と言われるようになって来ました」。もう6年目、そろそろ中堅の域。

 自分の性格を一言でいうと「ガムシャラです」。興味が出たらなんでも一生懸命。スノボ、サーフィンも2年前から始め、今は熱中。「好きなことは手を抜きたくありません」。仕事も趣味も、失敗を続け上達している毎日。「常にチャレンジです」。
(2012.03.09)

大倉由加里さん  24歳 津南町小下里
先月16日が24回目の誕生日。職場の仲間からホールケーキのお祝いを貰った。「ロウソクで作られた『2』と『4』に、インパクトがありました」。上に乗った板チョコにはハッピーバースデーの文字。「久しぶりに自分ひとりのためにプレゼントを頂き、嬉しかったです」。現職場は昨年9月から。女性では珍しいという、大型特殊免許を取得。「除雪の練習中です。将来は作業免許も取ろうかと」。トラック搭載型クレーン『ユニック』の免許取得もめざしている。


息子の蓮君は今3歳。春からは保育園。「今は未満児で通っています」。保育園参観では、きちんと服を畳んだり、おもちゃを片づけたりする姿に驚いた。「どうして家ではできないのか、不思議ですね」。家に帰ると『ママ』と甘えてくる日々。今年は動物園に行く計画を立てる。「実は子どもの頃、動物の毛に弱く、私も行ったことがないんです」。親子そろって動物園デビューが目標だ。
津南中時代はバレー部に所属。4年前からは社会人チームで、再び取り組む。「遊び程度なんですが、やっぱり楽しいですね。チームプレーが好きなんです」。役割分担し、仲間と協力し合うスポーツ。「点が入る瞬間が気持ちいいんです」。週1回の練習は、大切なリラックスタイム。


人付き合いは、狭く深くがモットー。「広く浅くは、苦手なんです」。その代わり、一度親しくなるとなんでも言い合える関係に。「ありのままの自分を受け入れてくれる人は、何年越しの付き合いになる、と思っています」。いつも等身大で過ごすせいか、友人からは悩みがなさそうと言われることも。「何とかなるの精神が大切。心はいつも前向きに、です」。親子共に成長を続けている。
(2012.03.03)

自慢の焼くいも、栽培農家が行商  3月2日号 
 ◎…冬寒の日は、あったかーい焼いもをどうぞー。津南町でサツマイモ栽培に取り組む宮崎朗さん、綾子さん夫婦は昨年末から交代で町内外を軽トラックで周り、焼きたてのほかほかイモを提供している。28日はJA津南町の店舗前で出店。この日は綾子さんが担当。「焼いもは奥が深いですよ。焼き方で甘みが全然違います」と、焼き方を研究したうま味たっぷりの焼いもを販売している。

 ◎…東京生まれ、北海道大卒の朗さん(40)は、1996年に新規就農として津南に来た。長岡市出身で十日町の染織専門学校で独自の手織りに取り組んだ綾子さん(42)。2002年に結婚。夫婦で農業への道。現在サツマイモ30e、雪下ニンジン30e、さいといらずなど大豆1・5f、自家用米30eなどで営農する。昨年、契約作物(種苗)のサツマイモが契約完了し、「イモを使った何かを」とふたりで考え、「焼いも」に至った。友知人やネットで調べ、LPガスを使う遠赤外線オーブンを求め、「どうすれば美味しい焼いもができるか」と研究。その結果、結論を見出した。「実は、イモが甘くなる適温があるんです。その温度でじっくり、時間をかけて焼くと、とっても甘く、美味しくなるんです」。研究を繰り返し、栽培するベニアズマが持つ特性を引き出し、最高の焼きいもができた。

 ◎…「実は、来週からここには来られません。雪下ニンジンが始まるので」。JA津南町店舗前は、来週6日が最後となる。以降はネットなどでの注文販売という。他に雪下ニンジンジュース、炒り豆、きなこ、打ち豆なども販売。宮崎さんのブランドは「はらんなか」。沖ノ原の「原の中」からネーミング。ネット検索できる。宮崎さんрO25・765・3073。
(2012.03.02)

ふるさと応援団、東京津南郷会、課金増強へ  3月2日号
ふるさと会では老舗の創立60年余の東京津南郷会(江村菊男会長)新年総会を25日、東京御徒町駅前の吉池本店で開き、同会員や津南町などからの来賓など50人余が参加、懐かしいふるさと談義で盛り上がった。津南からは高橋政徳商工会長や伊林康男副議長、草津進総文委員長、さらに東京十日町会の春日寛会長、東京松之山会の橋秀夫会長らも臨席。津南郷会メンバーの草笛や日本舞踊も披露され、友好を深めた。

総会で江村会長は、「震災からまもなく1年をむかえるが、ふるさと津南町も被災し、津南郷会で義援金支援した。今後もふるさと支援活動を行い、盛り上げたい」と、故郷応援団として支援したいと話した。  

今年の事業計画では、8月5日に恒例の「からす踊り」を東京松之山会、東京栄村会と共に新潟県人会館で開き、秋には郷土訪問を計画。一方で、会員増強にも取り組む。関東エリアでの行事や集いを開き、「いろいろな世代が加入できるように活動の幅を広げたい」と江村会長は話し、各世代の交友関係を通じて、会員を募っていきたい計画だ。 

新年総会では、舞台で活躍する坪井久代さん(藤ノ木ゆい、大赤沢出身)が新春らしい日舞を披露し、国内や外国などで演奏活動する草笛奏者、加藤ノイさん(中里出身)が童謡などを演奏し、会場を盛り上げた。
(2012.03.01)


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