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2011年01月のねっとわーく

過去のネットワーク
志賀 孝さん 55歳 あーともりあげ隊
 世界的なアーティストの蔡國強さんが十日町、津南に来ると、必ず家に寄って、そばを食べ、くつろいで行く。蔡さんは北京オリンピックの開会式、閉会式を総合プロディースした造形作家。あの北京の夜空に華々しく繰り広げられた花火アートは記憶に新しい。「家では、蔡さんですよ。来ると必ず寄ってくれますよ」。
 

 その蔡さんとの出会いは2000年に開いた第1回大地の芸術祭。マウンテンパーツ津南のブナ林内に作ったアート作品「ドラゴン現代美術館」。その製作に最初から関わった。「そうですね、初めて蔡さんと会ったのは前の99年でしたね。とっても気さくで、いい人ですよ」。あれから12年、交流が続いている。来年の第5回芸術祭でもドラゴン現代美術館でアート作品が展開される。
 

 その芸術祭を通じて「津南を元気にしよう」と活動を始めた『津南あ〜ともりあげ隊』。事務局を務め、作家やメンバーや北川フラムさんなどとの連絡や活動調整などを受ける。「これだけ世界から、この里山が注目されているなか、このチャンスを生かさない手はない」。芸術祭を通じて変化し、元気になっている松代、松之山などを目の当たりにしている。「すでに色々な活動が少しずつ始まっているが、とにかく関わる人たちを増やしたい」
 

 交流する蔡さんを津南に招きたいと考えている。北京オリンピック以降、さらに世界的な注目作家となった。「普通なら呼べない。だが、蔡さんの作品がある津南なら可能だろう。たとえば津南の名誉町民になってもらうなど、これからの効果を期待することで招くことも可能になってくるのではないか」。ビッグネームとの交流、大切な糸がつながっている。
(2011.01.29)

藤野 健さん 42歳 株式会社4CYCLE
 学友や前の会社の人から「いい所へ行くね。あの芸術祭をやっている所だよね」と4年前に津南移住を決めた時、何人からも言われた。2000年第1回芸術祭から「越後妻有」は知っていたが、その地が妻の出身地であることは、3年後の第2回で一致した。「以前から子育ては自然の中でと考えていました」。その地が妻の出身地、津南に決まるには時間がかからなかった。


千葉大工学部で工業デザインを専攻し、広告代理店に就職。15年余り在職。広告媒体の全般にかかわり、映像関係も担当。「そうですね、やはり仕事のことが一番心配でした」。津南に移住し1年半後、前会社の同世代4人で広告制作「株式会社4CYCLE」(フォーサイクル)を設立。本社は東京・表参道。「ここは新潟支社ですね」。実績あるメンバーだけに仕事は広範囲。新潟支社では県振興局や新潟市、湯沢など業務拡大している。フォーサイクル。「種を育て、花が咲き、実がなり、再び種になる。そういうサイクルに関われたら」との思い。地域づくりグループ「Wa」のメンバーで活動に関わる。
 

2年前、「田んぼをやりたいと言ったら、親戚の人が田んぼを貸してくれました。3eですが家族で田植えや稲刈りをしています」。最初の年は3俵、天候不順の昨年は1・5俵だった。「素足で田んぼに入る感覚は、なんともいいですね」。デザイン企画の刺激にもなっているようだ。

 小学1年で津南移住した長女と今1年の次女の娘たち。「東京には帰りたくないと言っています」。来年の第5回芸術祭。盛上げ隊のメンバーだ。「数ある里山の中で、世界が注目していることは奇跡的なこと。地域の人たちの関わりをもっと広げたいですね」。
(2011.01.21)

鈴木大さん 41歳 松代小学校 
 学生時代はマウンテンバイクなどのレースに出場。教職に就いてからご無沙汰している。そこで昨年、ロードレース用の練習自転車「シクロクロス」タイプの自転車を求める。練習用といっても指3本で持て、タイヤも細く、そのままロードサイクルに出られる本格的な自転車。「時間ができるとふらっと出かけます。最近べダルをこぐと、腹の肉を感じるようになってしまいました」。自宅から石坂を通り、沖ノ原へ登り、上段地域を走り、長坂を下り、大割野経由で自宅という約10`。「以前は子どもたちも行っていましたが、最近は一人が多いですね」。
 

 小学6年の時の担任との出会いが教職に通じる。「淡々として、子どもに負荷をかけない先生でした。自分も、と思いました」。その原先生とは今も賀状交流する。振り出しは上越市の小学校。昨年春赴任の松代小学校で6校目。「穏やかに子どもたちと接し、ユーモアをと思っています。私は普通にいつも通りなんですが、どうも子どもたちの間では『おもしろい先生』となっているようです」。
 

 往年のカメラ名機、ブロニカ6×6を、写真学校へ行っていた叔父から譲り受けた。自分の誕生年前に発売のペンタックスも中古カメラ店で求めた。「先日行った新潟市のお店では、主人と2時間も話しこんでしまいました」。年末、骨董品のカメラで長男に酔った姿を激写された。「みごとに酔っ払っていましたね。よく撮れていました」。時間ができれば、「ふらっと歩きまわりたいですね」。
 

 サイクル仲間「TBC」(津南バイシクルクラブ)を昨年結成。「このTシャツはできたばかり。これを着てまだ走っていません」。メンバー募集中。
(2011.01.14)

飯塚敦也さん 39歳 津南町船山
 家族と出かけ、街を歩いていてカメラ店があると、ふと立ち止まってしまう。「でも入りません。お店の場所を覚えておくんです。もう家族からは、あきれられていますね」。それが中古カメラ店なら、後日行ってみる。昨年12月初め、友だちと2人で長野市街のカメラ店を散策した。「そういう店を訪ねるだけで楽しいですね。特に店の主人と話して、カメラ談義などできると最高です」。


 昨年、昭和30年代の名機「マミヤ35ルビー」を求めた。かなり上物だ。「いま試し撮りをしています。いいですね」。デジタルカメラが主流のなか、ネガフィルムを使い、いろいろ撮っている。「やはり歩くのがいいですね。車では見逃してしまう季節の変化など、歩いているといろいろな出会いがあります」。昨年の秋の一日、カメラ片手にぶらぶら歩いた。携帯に付く万歩計を見たら15`余り歩いていた。「ただ歩くなら、とんでもない距離です」。カメラでの散策。主に風景を撮る。それも「その時の心象風景でしょうか。ですから歩くのがいいんです」。


 昨年夏から現在の職場。交代勤務のため平日休日が多い。カメラ散策には、この平日がいい。「自分の時間ができます。ひとりでぶらぶらが最高ですね」。現在、カメラは4台。妻からは『いつの間にか増えたね』などの、お言葉もある。

 この春は、新入学の長男と小学4年の長女が出場するユニホッケー全国大会にカメラが向く。「どれで撮ろうかと思っています。きっと手軽なデジカメになると思いますが」。子どもの成長記録もカメラに収めている。写真は今はカラーだが、「モノクロにもチャレンジしてみたいですね」。
(2011.01.07)


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