お問い合わせへジャンプ!
広告掲載のご案内へジャンプ!
購読のご案内へジャンプ!
トップページへジャンプ! 今週の津南新聞へジャンプ! テーマ別掲示板へジャンプ! なんでも掲示板へジャンプ! 妻有に生きるへジャンプ! ねっとわーくへジャンプ! リンク集へジャンプ!
home > 今週のねっとわーく

2006年02月のねっとわーく

過去のネットワーク
高橋 孝枝さん 35歳 ひまわり保育園 津南町見玉
昨年12月10日過ぎから降り始めた今冬の記録的な大雪。マスコミの全国報道で、何度もTV中継された津南町見玉集落の国道405号秋山郷入口。今も通行規制のゲートと交通案内板が設置されている。その秋山郷の難所、今回の通行規制区間の国道除雪を担当したのが夫・孝一さん。「朝3時過ぎには起きて、4時前には除雪車に乗ります。あの集中的な雪の時期は、ほぼ毎日でした。『寝ていていいよ』と言ってくれますが、やはり心配ですから」。孝枝さんの出勤時間までには一度、家に帰ってくるが、顔を見るまで心配だ。家にいても緊急電話が入ると、すぐに出動。「今年の冬のような雪は、初めてですね。除雪中、雪崩が何箇所も起き、道をふさいでいたような事が、度々だったようです」。ここ1週間ほど雪が降っていない。春間近を思わせるような天気が続いている。だが雪崩の本番はこれから。送り出す孝枝さんの心配は尽きない。
 一人っ子だったため「子どもは多いほうがいい」と我が子は3人。「上2人が男の子だったので…」、待望の長女は1歳7ヶ月。4月から親入学の次男。4月から3年になる長男は、孝一さんが少年野球コーチを務める中津川イーグルスに入る。「好きな野球ができると、喜んでいますと」。親子キャッチボールが日課になりそうだ。居間には次男が母の日、父の日に描いた似顔絵が飾ってある。「自分が一人だっただけに、こうして賑やかなに子どもたちと一緒にいるだけで、いいですね」。
 それだけに、毎年の家族旅行は楽しみ。昨夏、長野・白樺湖に行った。「子どもたちが部活などで忙しくなると、なかなか行けなくなります。行けるうちに、家族で楽しみたいですね」。
(2006.02.24)

鈴木かおる さん 37歳 津南小学校 津南町船山新田
記録的な今冬の大雪。津南暮らし2年目の迎え、津南の自然が、その自然ぶりで迎えてくれた。「ちょっと不思議な感じですね」。川崎市で育った。「むこうでは、ちょっとでも雪が積もれば、電車はストップ、学校は休校、生活が麻痺してしまいます。でも、こちらでは、いつもと同じ生活を、当たり前のように送っています。ちょっと不思議な感覚を抱きます」。雪国育ちでは、当たり前の感覚、だが、雪を知らない地で育った人には、不思議さを抱く。それだけに、新鮮な思いで冬を過している。
大学時代の先輩、後輩の関係の夫、大(まさる)さんと結婚。その年に、上越市に移り、8年余り暮らした。川崎で暮らしていた頃に始めたマウンテンバイク。今では家族共通の楽しみになっている。大さんは毎年、上越時代に知り合ったバイク仲間と「富士山バイク行」を行っている。マウンテンバイクで山頂まで登る。走れない所はバイクを担いで登る。「私たちは、その間、温泉でくつろいでいます」。
上越時代には1歳にならない長男を大さんが背負い、市街地や丘陵地を走った。「ここ津南はバイクの最適地ですね。段丘地ですから、適度な坂があり、眺めも良く、走って気持ちいいですね」。休日は、息子たちと4人で、バイクを走らせる。「今年は家族で耐久レースに出ようと、話しています」。家族でリレーしながら5、6時間走る。「楽しみです」。
 食や衣など、「自給自足の生活が夢です。ここはそれが自然にできる地です。子育てが一段落したら、少しずつ始めてみたいと思っています。ここのお米は、本当においしいですね。お父さんに感謝です」。津南ライフ、「いまの友だち関係、、一生付き合っていける友達に出会っていること、嬉しいことです」
(2006.02.18)

志賀 裕子さん 43歳 田沢小学校
記録的な大雪で交通規制が続く秋山郷・津南町結東にあった「中津峡小学校」が教諭の初任地。全校6人、4年生4人の担任だった。「木造校舎で、自分が育った所と環境が似ていて、子どもたちと楽しい時間を過ごしました」。その5年後、惜しまれつつ閉校。「ちょうど大雪の年に赴任し、3年目だったでしょうか、雪崩に遭い、スノーシェードに閉じ込められたことがあります」。日曜の夕方、同僚の先生数人と一緒に、車に分乗し、見玉の先のスノーシェードを通った。「出口が雪崩でふさがれ、引き返した方の出口も雪崩でふさがれ、閉じ込められました。ちょうど、栄村のブルトーザーが先導しながらスクールバスを通しに来て、助かりました」。雪崩の怖さを体験した。
田沢小では1年生の担任。「進入学したばかりでしたが、もう1年がたとうとしています。早いですね。子どもの成長や本当に早いです」。津南町上野出身で、閉校した上田小卒業。「複式校でしたが、楽しかったですね。その時の思い出が、今に大きく影響しています」。実は高校卒業の時、警察官を受験した。「でも、落ちました。中学の時は、家業を継ごうと大工さんになろうと思っていましたが、担任から『高校に行ってから考えた方がいい』と言われ、結局、小学時代の楽しい体験が今に結びついています。今も子どもたちから教えられている毎日です」。
先日、注文したレコードプレーヤーの針が届いた。「買い貯めたレコードがいっぱいあります。それを聞きためです。あの針の音がいいですね」。ブルーススプリングスティーンやELOなど、懐かしい曲もある。「今度、スノーボードのチャレンジしようと思います」。子どもたちから刺激を受け、活動的な毎日を送る。
(2006.02.08)


COPYRIGHT (C)2004 TSUNANSHINBUN-ONLINE. ALL RIGHTS RESERVED
!-->