山形出身の夫・義明さんの影響ですっかりアウトドア派。早坂家には、子どもに課せられた夏休み体験がある。町公民館が実施の小中学生対象の３泊４日「夏休みサバイバルキャンプ」。食料は自分たちで調達し、すべて団体行動、連帯責任のキャンプ生活。小学５年、４年、２年の娘３人。「昨年参加した長女は『もう行かない』と言っていました。４年の娘は、姉から厳しさを聞いていましたから、『どうしよう』と言っていましたが、お父さんの『行け』のひと言で決りました。今年は雷雨に合ったようで、途中で帰ってくるかなと思っていましたが、最後まで参加し、『楽しかったよ』と帰ってきました。下の娘はどうするでしょうね」。その娘３人と３年前から「よさこい津南」に参加。「ストレスが吹き飛びますよ」。
　実は自分も３姉妹。「私は姉２人と年が離れていましたから、姉妹ケンカの記憶はありませんが、うちの３人は『なんでこんなにケンカするの』と思うほどです。でも、合宿などで家に姉妹がいないと、物足りなそうにしています。やっぱり姉妹なんですね」。３人の娘の名前。長女と二女には「月」や「海」「菜」、三女は「夕」がつき、「お父さんは天地人、地球を意識したようです」。観光バスのドライバーの義明さん。「春と秋のシーズンは、半月くらい家を空けます。ですから、連休などがあると、すぐに家族でキャンプに出かけます。楽しいですよ」。山形への道中、笹川流れでのキャンプが恒例になっている。
　最近、野菜作りに取り組む。トマト、キュウリなど夏野菜はじめ、「昨年初めて冬越しレタスを作り、うまく出来ました。今年は玉ねぎに挑戦しています」。手作り野菜で、子どもたち皆、野菜大好きだ。

（2005.11.18）

三姉妹の３番目。その下に弟がいて４人兄妹。「上の姉２人は埼玉にいます。そうですね、１年に一度会えたらいいほうですね」。実家の血筋なのか、わが子は２年と４年の娘２人。「姉妹ですが、性格は違いますね。おもしろいですよ」。その二女は昨年からジャズダンスを始め、来月11日が発表会。会場は町文化センターホール。「ステージデビューです。先日、そのステージ衣装が届きましたが、かわいい、でした」。当日は家族全員、実家の母も揃ってわが子の晴れ姿を鑑賞する。「楽しみですね」。
　スポーツが好きで、中学、高校とバスケット、さらに東京での社会人時代もバスケに取り組む。父の病気の関係でＵターン。バレーボールチームに誘われ、運命の出会い。チームメイトの正利さんと結婚。町ナイターリーグで優勝するなどチームは実力派「乱」。だが、今はない。「あの頃、毎年冬には志賀高原へスキーに行っていました。スキーは大好きですね」。２人でいろいろなスキー場へ行き、北海道ニセコにも。我が娘も、「２年間、マウンテンパークのキッズスクールに通い、うまくなりました。昨シーズン、グリーンピアのファミリーゲレンデを卒業しました。今シーズン、家族でどこか行きたいですね」。
　高校時代の仲間４人で、「いずれは海外旅行へ」と15年前から積み立てを行う。「いちばんおもしろく、一緒にいても楽な仲間です。40歳記念で今年は、と相談したんですが、来年以降になりました」。この会、「いちご会」という。「毎月15日に集まろうという会です」。よき仲間が近くにいるだけで、「安心感というのか、いいですね」。近く地元のバレーボールチームに入る方針。「やはりスポーツはいいですね」。

（2005.11.15）

野球に取り組んでいる小学６年の長男、今春から音楽サークルで活動する４年の長女、姉に影響される２年の二女と、元気３人組を含む７人家族。もうひとりの家族は大きな体ながら甘えん坊の「チャッピー」。ラブラドールの４歳。35�`の大きさに初めての人はびっくりするが、「電気の検針の人が来ると、大喜びです。きっと犬が好きなんですね。近くに歩いてきただけで、甘え鳴きします」。実は１ヶ月前、さらに家族が増えた。「きっと、本当はミニチュアダックスのような室内犬がほしかったようですが、私に内緒でお父さんとペットショップに行き、自分たちの小遣いで、これを買ってきたんですよ」。鳥かごに入った淡い青のセキセイインコのつがい。「お正月や祭りのこづかいを貯めていたようです。時々、鳴き声が聞こえるんです。いいものですね」。
　いま大口家の課題は長男の進路。来春開校の津南中等教育学校。「どうする、どうすると、毎日話題になっていますが、本人次第です。ちょっと気が弱い子でしたが、野球を続け、自分が出るようになりましたから、もうちょっとそうした集団の中にいてほしい気もします。でも、決めるのは本人ですね」。
　この夏、長男の少年野球、トロンボーンを担当する長女の音楽サークルの活動に振り回された。夏休みが終わってから家族で富士急ハイランドに行って来た。「私は乗りませんでしたが、子どもたちはジェットコースターに乗り、楽しみました」。長女の津南小音楽サークルは５日の町制50周年でコンクール課題曲を記念演奏する。「のんびり、どこかへ行きたいですが、ままだまだ先になりそうです」。

（2005.11.07）