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2005年10月のねっとわーく

過去のネットワーク
内山 徳子さん ウディハウス内山
地元夫婦7組でお楽しみ会を作り定例会や亡新年会、旅行会などを開いている。その「恩酒礼(おしゃれ)会」は、スタートして25年になる。毎月の旅行積立てで今年6月、福島の温泉地に行った。「水族館のアクアマリンが楽しかったですね。子どもはうちの下の子しかいませんが、皆さんが可愛がってくれます」。先日もメンバーの家に集まり、豚汁を囲み楽しんだ。「本当に楽しいですよ。毎日の張り合いになります」。
 子どもの頃から木が身近にあり、今も木の香りに包まれる生活だ。「お父さんが木が好きで、これはエンジュの輪切りで、あの赤い板は一位(イチイ)です。木はこの香りがいいですね。檜(ヒノキ)の切れ端が出ると、部屋の香りや虫除けに使っています」。ウディハウス内山の事務所は、木の香りに包まれている。
 小学、中学、高校とまっしぐらにアニメーターをめざした長女は、その夢を実現している。「時々、テレビや映画に名前が出るようになりました。本当に小さい頃から絵を書くのが好きでしたね」。名探偵コナンなども担当。「自分の夢を追いかけています。頑張ってほしいです。うらやましくもありますね」。
年の離れた二女のおかげで、世代を超えた交流がお互いの刺激になっている。地元女性だけのグループ「なでしこ会」でも旅行積立てや定例飲み会などを開いている。「皆さんのおかげで、生かされています。楽しみがあるから、仕事に頑張れるんですね。皆さんに感謝しています」。地元の子こどもが少なくなっているのが、ちょっと気になる。「私たちの頃は80人くらいいましたが、今は20人です。少なくなりましたね」。
(2005.10.28)

風巻 友子さん 39歳 京枡屋商店
雪割草の群落で知られる巻町(現新潟市)の角田山には、よく登った。家から1時間余りの手ごろな登山。360度の展望、海が眼下に広がる。その実家に毎年の夏休み、子どもたちがホームスティに行く。「高速バスで、子どもだけで行きます。海に行けるから毎年楽しみにしているようです」。昨年までは子ども3人で行っていたが、今年は小学6年の二男と小学2年の長女の2人が行った。国際情報高1年の長男は夏期講習。アパート生活の長男、毎朝6時半、「モーニングコールをしますが、返事は『うん』だけなんですよ」。
 風巻家に来た人は、玄関を入り先ず驚き、笑うという。「げた箱から靴がはみ出しています。私も初めて来た時、靴の大きさにびっくり、大笑いしました」。夫・功さんは身長186a、足サイズは28a、長男は身長180a、足サイズ29a。「二男は小学6年で27aです。きっと身長も伸びるんでしょうね。おそろしい感じです。お父さんはいつも頭をぶつけています。家を改造しなくはなりませんね」。長男と共に野球に熱中した二男。先日の少年野球で力投した。「結果は残念でしたが、力をつけたと思います。私は120点をあげます」、成長ぶりが嬉しい。小学6年で進路選択に迫られている。「毎日、家族会議です。本人は、頭の中は野球のことばかり。一貫校に行ってほしい親の思いはありますが、最後は本人が決めることです」。
 子どもの成長が楽しみ。「上の子と離れているので、まだまだ小学校を楽しめます。子どもの応援に行くことが、今はとても楽しいです。そうですね、ちょっと手が離れたら、またバレーボールをやりたいですね」
(2005.10.21)

藤木 久美子さん 48歳 津南町正面
 最終回の劇的な逆転となった少年野球大会。勝利の女神は、対戦相手に微笑んだ。選手も、応援の親も、みんな泣いた。「気がぬけた感じでした。まさか、でしたね。試合は最後まで分らないもんですね」。小学3年から野球に取り組み、スポーツ少年団で実力をつけた三男・秀平くん。身長160a、長身から投げ下ろす速球は威力があるが、この日の決勝ではマウンドを譲り、背番号1は、キャッチャーとしてチームをまとめた。「小学最後のシーズンで、今年は中越大会にも行け、チーム皆で頑張ってきました。最後のこの日の試合、残念でしたが、スポーツをやっていたからこそできた経験で、良い経験をさせてもらいました」。中学でも野球を続けたい、と話しているという。
 今年は、「いろいろなことがあります」。4月には、久美子さんの実家の父(十日町市千手・旧川西町)が亡くなる。「実は、同時進行で長男の結婚話しも進み、私として気がまぎれました」。7月に長男が挙式。「うちは男の子3人ですから、可愛い娘ができた感じで、お父さんなど週に2回くらい、仕事の帰りに長男夫婦のアパートに立ち寄っているみたいです。『お父さん』と呼ばれるのが、たまらないみたいです」。11月には、孫が誕生する。
 実は、娘がもうひとりいる。2歳のシーズー犬「キララ」。大きな瞳、ふさふさの毛、「可愛いですね」。先日の出来事。「秀平がお父さんに叱られた時、キララも一緒になって震えていました。一緒に眠っているせいか、秀平と一緒の気持ちなんですね」。時間ができたら、やりたいことがあるが、「もう少し時間が必要ですね。それは、まだ秘密です」。
(2005.10.15)

反り目 まさみさん  47歳  中津小学校
全国的にも珍しい姓「反
り目」。津南地域や縁戚以外で、これを「そりめ」とすぐに読める人は、そういない。「最近でこそ、俳優の反町さんやサッカーのアルビ、反町監督などのおかげで、読める人がいますが、結婚当時、苗字を人に伝えるのに苦労しました」。以前、東京・三鷹市の同姓の人が、自分の姓のルーツ探りに、中深見まで来たこともあった。「確かに、珍しい姓だと思います。それだけに外で同姓の人と会うと、『この人とも、どこかでつながっているのかな』、なんて思いますね」。以前は市販の印鑑がなかったが、地元の文具店で揃えてくれている。
 その反り目家に今年4月、家族が増えた。ミニチュアダックスの「キラ」。朝、家族が起きてくると、一人ひとりの足元にまとわりつきながら、「おはよう、おはよう」と尾を振り、あいさつ回りするのが日課。「初めてのイヌで不安はありましたが、今はそれを上回る楽しさをもらっています。うちでは、『二男』なんですよ」。7人目の家族として今、話題を中心だ。「イヌ嫌いだったお父さんが一番可愛がります。『孫いらずだ』なんて言っています。夜遅く帰っても、この子が大歓迎で迎えてくれるわけですから。家族みんなが、キラから元気をもらっていますね」。
読書好きのまさみさん。夜、眠る前に本を読んでいると、キラが寄り添ってくる。至福の時間が流れる。まさみさん手作りのヨーグルトが大好きのキラ。留守番は、幸子おばあちゃんと。「家族みんな、本当に癒されています」。すぐ近所に、ガールフレンドができた。マルチーズのハナちゃん。名前呼んだだけで表情が変わる。「家族に笑いが増えました」。
(2005.10.08)

田村 真奈美さん 43歳  十日町市
短い足に、淡いゴールデ
ンカラーの長い毛。すまし顔で歩く姿はちょっとした貴婦人。「この短い足がなんとも可愛いですね。次に飼う犬は、ミニチュアダックスに決めていました」。長い耳。風になびく黒い筋毛が入るのは、津南にいる両親譲り。お気に入りのハンドモペット(人形)を噛み噛みするのが大好き。人も大好き。来客には、背伸びをして顔をペロペロと大歓迎。「本当は、弁慶や義経、信長なんて名前を考えていたんですが、初めて見た時、余りの可愛さに、とてもそんな名前は付けられないと、私の好きなハーブの『ミント』にしたんです」。家の中が大好きなため、『内弁慶』の別名もある。
 子どもの頃から犬が家族の一員だった。高校卒業の年、ダックスフントのスタンダード種がいたが肺炎で亡くなった。今春、新聞で『津南でミニチュアダックス誕生、里親捜しています』を知り、さっそく津南へ。「4月20日に来たんですが、もう可愛くて、可愛くて。この子を通じて家族の会話が増えました」。きれいに畳んだ毛布を広げ、その真ん中でスヤスヤ寝ていたことなど、ミントがいろいろと話題提供。夜も一緒。「最初の頃は、主人と川の字で寝ていましたが、今は私にべったり。ついつい甘やかしてしまいます。これからの季節、この温もりがいいですね。あんかです」。ミントを抱きしめ、頬にすりすり。愛犬家は皆同じ。
 ミントの命名の通り、花など園芸が好き。今は蘭だけで20鉢ほどあり、「ミニバンダ」が淡い橙色の花を可憐に咲かせている。植物は、「種から育てるのが好きです。どんな葉が出て、どんな花が咲くか、楽しみですから」。ミントを通じて、友だちが増えた。「今度、兄弟会を開くそうですから、楽しみにしています」。
(2005.10.02)

桑原美恵子さん 46歳 十日町市東田沢
今年4月8日、待ち望んでいた「娘」が家族のひとりになった。「うちは、息子2人でしたから、娘がほしかったんです」。ミニチュアダックスのメスの「アマラ」が家族入りしてから、美恵子さんは、もうメロメロ。6ヶ月が過ぎたが、「毎日、一緒に眠っています。家事など忙しい時は、バッグに入れて、おんぶしています」。バッグから、ちょこんと顔を出して、満足そうなアマラ。甘える時は、クーン、クーンと鼻にかかった甘え声で鳴く。
1年前の8月28日、悲しい出来事が起こった。愛犬「プー」の死。朝6時半、「ちょうど、お父さんが仕事に出かける時でした。余り外に出ることがなかったプーですが、近くの道路に狸の死骸がありました。それに気がついたのか、道路に飛び出してしまい、運悪く走ってきた車に引かれてしまいました。すぐに病院へ向かいましたが、行く途中、私の腕の中で息を引き取りました。もう、その日は家族みんな、ごはんを食べられませんでした」。なかなか悲しみから抜けきれない日々が続いた。今年2月、プーと同じミニチュアダックスの赤ちゃん誕生を知り、真っ先に駆けつけ、一目で決めたのが「アマラ」。
アマラ、24歳になる長男の彼女が命名した。「私が頼んだんです。長生きする名前をつけてと」。プーが亡くなった命日の花「千日香」の花言葉から取った名前。「きっと、同じような思いをした方なら分かると思いますが、もう可愛くて、可愛くて、この子と2人だけでいい、なんて思ったりします」。犬を通じて親戚や友だち関係が増えている。
 蛍の里の同地。自然豊かななか、家族に愛され、家族を癒すアマラ。「私の人生観が変わりました」
(2005.10.01)


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