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2005年02月のねっとわーく

過去のネットワーク
尾身 澄香さん 22歳 津南印刷商事 十日町市
 陣痛が始まり、十日町病院へタクシーでむかう時、「真っ青に晴れ上がった青空を見て、ひらめいた、と母から聞いています」。その「澄香(すみか)」、まだ同じ名前の人に会ったことがない。「小さな頃は、余り好きではない名前でしたが、今はとても気に入っています」。
 帰宅が深夜2時頃になる飲食チェーン店の正社員で3年間、東京各所で勤務。早番、遅番の2交代制。関東圏に130店余を持つ同社。その3年目、「本部サービス訓練課のトレーナーになることを薦められましたが、現場が好きでしたから…」と退社。昨年、十日町に帰り、6月から現在の職場の営業担当。「津南は就職するまで数回程度しか来たことがない町ですが、皆さんが温かいですね。これまで嫌な人に会ったことがありません」。3年間の東京時代の実績が、営業に役立っている。
 時間に追われる生活から、「実家に帰り、リラックスでき、自分の時間が持てるようになりました」。昨年から「レゲエ」音楽に心酔し、レゲエダンスグループを組み、プレイベートライフを楽しんでいる。昨年知り合った小千谷の20歳の女性と2人で、レゲエダンスのユニット「バティ・ホール」を組む。動きが激しく、かなりの運動量。「ちょっと刺激的です。普段、スーツなど着ていますから、いつもの私からは想像できないかもしれません。でも、楽しいですよ」。
 音楽は何でも好きだが、レゲエのショーン・ポールやミス・スィングなどが特に好き。「踊る場がこの地域にはないですね。長岡や新潟などへ行くわけですが、ここにもそうしたスポットがあれば、きっと若い人たちが集まると思います」。仕事では「コミュニケーションが第一」、プライベートでは「楽しい時間を」過ごしている。
(2005.02.26)

高橋 麻代子さん 21歳 JA津南町 津南町見玉
先月29日、津南町民になったばかり。中津川渓谷の新緑、紅葉など、集落を包み込むようなロケーションに恵まれた見玉集落へ、十日町市川治から嫁いだ。5人家族の高橋家に迎えられ、今年5月には7人目の家族が誕生する。「お母さんはじめ家族の皆から大事してもらっています」。この豪雪。見玉までの国道405号の両側は、高い雪の壁。「どこを走っているのか分かりません。雪の壁の高さが違いますね」。
 この「雪の回廊」の通勤を、同じJA津南町に勤務する夫、祐治さんが送り迎えしている。中津支店勤務の祐治さん。大割野の本店に送り、帰りは迎えに行く。「お母さんや職場など周りの人から、『大丈夫か』と心配され、送迎が始まりましたが、感謝しています」。やさしい夫?。「そうですね。お酒が好きですね」。
 実は、秘話がある。昨年10月23日の新潟中越地震。そのちょっと前に、体の変化を知り、確信する。「両親に言わなくては、と思っていた矢先でした」。突然の大地震。家族で車に泊まり、一ヶ月余りはいつでも逃げ出せるように家の一階に家族全員で寝ていた。「心配でした。車で眠って大丈夫だろうかなど。でも、とても言えるような状態ではありませんでしたから」。11月末、「実は…」と両親に話す。「地震よりびっくりした、と言われました」。不安定時期の3、4ヶ月を無事過ごした。
 5月連休後が予定日。「ちょっと早いかな、とも思いますが、2人とも自然の流れと思っていますから」。12月31日が誕生日の麻代子さん。21歳になったばかり。「楽しく、明るい家庭を作りたいです」。昨年11月からJA津南町本店の金融窓口を担当。「お客様対応は難しいですね」。笑顔が第一、と今日も窓口カウンターで対応している。
(2005.02.18)

桑原 武彦さん 24歳 JA津南町 津南町城原
 小中学は野球に取り組み、高校は「進学を考えていましたから」と帰宅部。東洋大経済学部に進み、「やっと好きなサッカーができました。春休み、夏休み、冬休みにある大会などに出場し、大学2年の時に優勝した。『サッカーマガジン』に、その時、出たんです。高校時代に国立競技場(高校サッカーベスト4)出場に、あと一歩というメンバーもいて、大会では上位にいました」。その大学チームは、「FCゆな」。今も時々、集まっている。
 大学進学は、進路を考えてのこと。「公務員志望でしたが、地元を二つ受験しましたが、縁がなかったようです」。長男でもあり、「いずれ家に帰ることになるわけですから、できれば地元をと考えていました」。1年間、埼玉・朝霞市でフリーターで過ごし、「就職できたのは、とてもラッキーでした」。昨年4月、JA津南町に入る。現在、米穀畜産課で働く。家では水田2・5fほどに取り組んでいるが、畜産はまったく経験がないこと。「牛の大きさにびっくり。自分の力では、どうすることもできない存在感を感じました」。まもなく1年。「毎日が勉強です。農家の方々からいろいろ教えていただいています。1年たったら、そうゆうわけにはいきません。もっと勉強が必要です」。
 津南に帰り、同級生に誘われ、地元の同世代で作る「FCレアル・つなん」に入る。毎週2回の定期練習。だが、JA津南町にも「FC・JA津南町」があり、ここにも所属し、相互に週一回の練習に出ている。
 昨年11月、同級生の結婚式に出席した。初めての結婚式出席。「友だちからスピーチを頼まれ、緊張しました。でも、結婚っていいもんだ、と思いました」。出会いの場が必要。「人が来たくなる町、人を寄せる施設が津南にあればいいのでは」。
(2005.02.14)

半戸 篤さん 24歳 JA津南町 津南町中子
 毎週月曜と木曜、定期練習をしている。中里村総合体育館が会場。平均年齢は26歳と若い。サッカー(フットサル)チーム「FC・REAL・TSUNAN」(FC・レアル・つなん)。昨年のグリーンピアカップでは3位に入った。インドア(室内)サッカーのフットサルは、5対5の戦い。体育館ほどのスペースで、サッカーと同じようにゲームをする。人数が少なく、かなりハードな動きが求められる。「楽しくやろう、これがチームのモットーです。同世代のチームですから、楽しんでやっています」。
 サッカーは十日町総合高時代に始め、県大会出場まで行った。卒業後の東京時代は、「する機会も、場所もなかったです」。2年前の4月、津南に帰り、「隣りのお兄ちゃん」など、幼なじみなど同世代で作るレアルつなんに入る。メンバー10人余りのうち6人が地元上段地域のメンバー。4月のグリーンピアカップに向けて、「楽しい練習」を積んでいる。
 2年前の4月、母親の健康状態が良くなく、通信関係の会社を辞め、帰ってきた。半年余り母の看病をしたが、その年の8月、亡くなった。まだ56歳だった。「時々、父とも話しますが、これだけの家事を、よく切り盛りしてきたと思います。母の存在は大きかったです」。Uターンした翌年、現在のJA津南町に入り、燃料課でLPガスなどの宅配業務を行う。職場では一番若い。「毎日が勉強です。早く一人前になり、信頼される職員になれるように、頑張りたいです」。
 中田英寿選手のファン。「フットサルは、幅広い年代ができます。津南でもっとサッカー交流が広がればいいですね。勝つことも大切ですが、やはり楽しくが一番です」。FC・REAL・TSUNANは、ユニホームが5着もある。「その時の気分で着ます。うちのキャプテンがデザインしたユニホームです」。
(2005.02.04)


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