
「いつも微笑みを」、両親の思いを込めた名前、「笑子」(えみこ)。高校時代、門限があった。「10時でした。父は厳しく、恐いので、遅れちゃいけないと、いつも思っていました」。その父、實さんに言われた言葉を、今も大事にしている。「言われた事ができないうちは、文句を言うな。言われたことをちゃんとできて、それでも文句があるなら、言ってみろ」。高校時代、何度か父が手を上げた。「父は、人としての厳しさがある人です」。
両親、子ども4人、祖父母、祖々母の9人家族。「なんでも語り合う家族です。夜、揃うと賑やかですよ。父と私の言い合いが始まり、そこにちょっとピントはずれの母が加わり、妹と弟がおもしろいことを言いながら入ってくると、もう大変。賑やかです」。姉妹、兄弟4人。「私は、父から厳しくいろいろ言われましたが、妹や弟は、私や上の兄弟から言われ、自然にそんな風になりました。いい感じの家族だと思います」。
アルペンスキーに取り組んだ小学時代、きれいな音色と銀色の姿に憧れて始めたフルートと吹奏楽。今もお気に入りのフルートは大切にしている。「中学生との合同演奏会など、一緒にやってみたいです」。ユニホッケーチームで全国出場したこともある。
「私は性格的には父似です。でも、母のような母親になりたいです。大変なことを、全然大変そうではなく、さらっと普通にします。将来一緒に家庭を作る人は、父のような人を選びたいです。厳しいですが、とても人間的です」。最近の様々な事件をみて思う。「父に叩かれたことも何度かあります。今はそれが虐待、家庭内暴力となっています。世間が敏感になりすぎているのでは。私は今になって、父のありがたさを感じています」。
時々、父母だけで飲みに行く。「私が迎え役です」。来年は成人式。「振袖姿の自分を残しておきたいです」