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2011年02月の妻有に生きる


過去の妻有に生きる
麻績正博さん 56歳 津南町中子
「ソリ大会は一時、途切れたこともあったが、伝統イベントといってもいいもの。子どもたちや夫婦ドライバーも出場するので、とにかく楽しいから大勢の人から見に来てほしいな」
 …津南雪まつりのマウンテンパーク津南会場で開かれる雪上ソリ大会。同大会に出場し続けている中子地区の青年たち。スピード部門で過去5年連続優勝の経験があることから、今大会の名誉委員長に。
 「どうでもやってくれと頼まれてしまった。まあ俺もソリは好きな方だから、少しでも協力しないとね。俺自身も前回に続いて前走として乗らせてもらうよ」
 

…今大会の出場台数は8台。盛り上がった時期に比べ半減しているが、それも過度期と見る。
 「もう10年以上も前になるだろうが、一番盛り上がった時にはパフォーマンスの部に10台、スピード部門には30台も出場した。表彰台でシャンパンを掛け合ったり、それは盛り上がったもんさ。地域の青年団体などが『みんなでやろう』となれば一気に盛り上がるのだが。またいいアイデアも出るはず。まずは継続していきたい」
 …当初の大会は「過激」な部分もあった。ジャンプで転倒してケガをしたり、安全柵は設けてあったが、観客席に突っ込んだりと様々。
 「見ている分にはスリルもあったが、やはりケガ人が出ては問題。今はブレーキが利くかなど、安全なソリかどうか『車検』も行っている。笑って終える大会にしたいからね」
 

 …春を呼ぶ津南雪まつりは今年で35回目。
 「雪国に住んでいるんだから、やっぱり雪を楽しまなくっちゃ。スノーウェーブや芸能フェスなどもある、みんなで冬のイベントを楽しもう」
(2011.02.25)

縫殿 建二(ぬい けんじ)さん 26歳 津南町卯ノ木 
 …縫殿。津南町宮野原に1軒だけとなった姓。それは母親の実家だった。
「僕は覚えていないんだけど、中学校時代に母が『縫殿の姓にしてみない』と聞いたそうなんです。その時は断ったということでした。そして、高校卒業時、僕の方から『縫殿姓になってもいい』と言ったんです」

 …母の実家に養子縁組した形で姓を変えた。
 「何の抵抗もありません。めずらしい苗字なので、かえっていい感じです。まず正確に読める人はいませんね。全国にどのくらい同じ姓の人がいるのか分かりませんが、守っていきたいです」
 …かつて縫殿家に家系図があったという。しかし、火災で焼失。系図は全く分からないという。
 「誰かは分からないんですが津南の苗字を調べた人がいて、その人によると、数百年前から途絶えずに続いている姓は縫殿と島田だということを聞いたことがあります。それが本当なら、縫殿はかなり地域に定着した姓だということですね」
 

…今年から卯ノ木地区の20代青年たちでつくる「そぉやん会」の代表。メンバーは6人ほど。
 「ムラおこしに一生懸命な『うまなみ会』のお手伝い役です。この地に生まれ育って生きているのだから、仲間同士楽しく、そして地域とつながりを持った会にしていきたいです」
 …趣味はバイク系。
 「冬は自転車のタイヤをソリに代えたようなスノースクート。そして夏はツーリングですね。バイクで北海道を回って来たいですね」
 …そのバイクは1200tのヤマハM・MAX。
 「県内のツーリング仲間の一員にもさせてもらっています。そのうちそうした仲間を津南にも呼び寄せたいですね」
(2011.02.24)

貝瀬彩子さん 26歳 津南町十二ノ木
…中学、高校とバスケに取り組み、社会人になってからも時々、子どもたちのミニバスの練習にも顔を出す。塩沢出身の夫とはバスケットで知り合った。
「小学校までスポーツとは縁がなかったんですけど、中学に入って部活動を見学していたらバスケをやってみたいと。一歳下の弟がスタートしたばかりのミニバスに入ったのも影響したのかもしれませんね。ふたりで庭でバスケ遊びをしていました」
 
…バスケ熱が高じて夫との出会いもバスケつながり。塩沢でミニバスのコーチや現役の社会人チームの選手として夫は活動している。
「子どもたちの大会があったりすると、試合のことなど話したりしますね。でも休みの度に試合などに出かけていますから一緒にいることなどほとんどありません」
 
…中越地区上位入賞など活躍する津南のミニバス。
「みんな頑張っていますね。コーチ陣も一生懸命です。かつては女の子もいっぱいいたけど今は男子だけ。女子バスケもあるので、女の子も取り組んでほしいですけどね」
…そんな時に出かけるのは近くの温泉。
「津南や中里などに温泉施設がいっぱいあってうれしいですね。温泉に入るのが好きなんです。特に露天風呂はいいですね。リフレッシュに最高です」
 

…津南の体協女子バスケメンバーは5人ほど。
「大会があると高校時代の仲間とか、知り合いの学生など呼び寄せて試合をするんです。女子バスケの火を津南の地から消したくないですね」
…今年7月に子どもが誕生する予定。
「親子でバスケを楽しむようになるんでしょうね、きっと」
(2011.02.10)

桑原喬さん 75歳 ゲートボール連盟会長
 …今月15日からクアハウスに隣接のサンビレッジ津南体育館を会場に5回シリーズでゲートボール・ビギナースクールを開く。年齢に関わらず、だれでも気軽に参加できるのが特徴。
 「小学生から高齢者まで年齢を問わず楽しめるスポーツだけに、多くの町民から楽しんでもらいたい。どなたでも大歓迎です。底辺をもっともっと広げたいですね」
 

 …十日町市立野中小の校長を務め定年退職。新津市で県内の埋蔵文化財調査などを担当し6年前に再び津南に。その人柄から、すぐにゲートボール連盟の会長を依頼された。
 「戸惑いはありましたが、どうしてもと。もう2期4年です。県連の常任理事も任され、いやあ会議の連続で忙しくって」
 …3年ほど前から冬期間の練習場も確保。各チームに申込み制で解放している。
 「大雪の時でも、みなさん喜んで参加しています。この練習では半日で5千歩は歩くんですよ。1日だと1万歩。頭も使うし、高齢者の健康づくりには最適でしょう」
 

 …現在、津南には25集落に2百人余りがゲートボールを楽しんでいる。全国大会でも3位入賞や県大会では毎年のように上位入賞するチームが出ている。そうした活躍から北信越大会がニュー・グリーンピア津南で開かれるなど、津南地域のゲートボールは注目されている。
「将来は国体の正式種目にという話も出始めています。ゲートボールが盛んな地域は医療費削減にもつながっているとも言われています。外で遊ばなくなった子どもも増えているなか、ゲートボールでよりよい町をつくりたいですね」
 …ゲートボールを通した地域づくりの夢。これからも続く。
(2011.02.04)


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