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2010年08月の妻有に生きる


過去の妻有に生きる
林正樹さん 37歳 林屋旅館料理長
「お祝いの席に出すと、お客さんから喜んでいただけますね。融ければ水となって消えて行く、そんなはかなさがあるから、なおさら感じるものがあるのかも知れません」…氷彫刻。景気がよかった時代、宴会に付きもので、それぞれの旅館などで腕を競った。また新人調理師の料理修行のひとつにもなっていたという。
 

「柏崎での修行時代、旅館に来ていたアイスクリーム屋さんが群馬では有名な氷彫刻師だったんです。その腕前を見て感激、自分もやってみたいと。実際に群馬に足を運んで教えてもらったりしました」…経済不況は格安な宴会などに向かわせ、氷彫刻は一時、下火だった。「ようやく復活してきたようです。大会も開かれるようになり、群馬では6年目、新潟でも5年目になります。それぞれ30人余りの料理人が参加するのですが、群馬大会では初出場で最優秀、優秀に次ぐ金賞をいただき、それが励みになりましたね。今年は今月2日行われ、銀賞でした。新潟大会では一昨年に優勝することができました」
 

…氷は長辺1b余り、重さは135`。新潟市まで買付けに行く。大会では規程の75分で仕上げる。帆船なども作るが、得意は鯛。
「ちょっとていねいにすれば1時間半ほどかかります。小物だと30分ほどでしょうか。大工さんのようにノミやノコギリを使って作るんですよ。鯛以外は一旦、発泡スチロールで作ってみてからと、手間がかかります。これもひとつの個性ですね」
…高校時代は陸上長距離。今も走る。「ジョギングで津南方面に往復50分ほど走っています。氷彫刻は力仕事でもあるので、体力を落とさないように頑張りたいです」
(2010.08.27)

井ノ川敦子さん 45歳 上村病院観光管理室
4月の河岸段丘ウォークに参加して4年。津南町の歩け歩け大会にも参加している。「最初のウォーキングの時はまだ子どもは保育園年長だったので、15`を歩くのは大変で、途中でおんぶなんかもしました。そんな子どもも今では小学3年になり、『走りたい』と心友懸走会ジュニアにも参加しています。私もちょっとだけ走ったりしていますよ」

 親として、また応援団として心友懸走会ジュニアに顔を出す。当初、4〜6月の期間だけの練習予定だったが、高田城ロードレースや笹沢駅伝、津南まつりへの参加などで練習は秋に向け継続中 だ。「いい仲間だなあと感じています。思いが同じメンバーが揃うわけですからね。津南まつりの時も、サポート役として車を運転しました。子どもたちはいい汗をかいていましたね」
 

毎週金曜日はユニホッケー。子どもと共に練習にも参加する。「時々、子どもたち対親のゲームなどしますからね。もう真剣そのもの。汗をかき、本当にいい運動になっています」仕事柄、運動や食事など、普段から健康づくりが求められている。「健康推進を仕事としている看護師なので、さすがにメタボという訳にはいきませんね。子どもと一緒に動き回ります」
 

子どもは2人。次男は保育園年長。「兄を見て、自分も走りたいと言い始めました。夫も時々、走りに参加するようになりました。私自身がどれほど続くか分かりませんが、走る『家族環境』は当分、続きそうです」
元気が一番。 「健康にお金をかける事はできますが、お金では買えません。格言ですね」
(2010.08.20)

阿部洋平さん 20歳 栄村トマトの国
「中学卒業以来の仲間もいますから、どのくらい変わっているかな、ですね。きっと皆、そう思っているんじゃないかな」 一村一中の栄村。その 栄中学を卒業し早5年。 社会人として歩み出している。「まず地元でいろいろ な経験を積み、それから 考えてもいいのかなと、 地元で働くことを決めま した。ここで働き始めて、 自分が知らなかった栄村 の魅力を知ることが多く あります」
  

栄村振興公社。秋山郷 など村内3ヵ所の温泉施 設を経営。昨年5月から 中条温泉トマトの国で働 く。先日も120人の団 体が入り対応に追われた。「お客様からいろいろ聞かれます。日頃からの情報収集が必要ですね。自分より栄村の名所や自然をよく知っている方も来られて、とても勉強になります」
 

中学時代は科学部で村の鳥「ブッポウソウ」の営巣など観察、高校ではバドミントン部。今は観光施設の接客業と自分の可能性にチャレンジしている。仕事柄、休日は平日が多い。仲間たちと会う機会は少ない。「自分たちの世代は、自分の時間は独りの方が落ちつけていいというタイプが多いです。のんびり独りで過ごすのが好きです」
 

昨年11月、20歳を迎えた。今回の成人式該当者32人のうち8人ほどが地元にいるという。「どこまで、何ができるか分かりませんが、自分の歩む道を探していきたい。働く場がないと言いますが、探せば何かあり、なければ何とかやればいい、そう思います。やはり自分次第と思います。異文化を体験したいですね。ヨーロッパに行きたい」。
(2010.08.12)

大谷美晴さん 33歳 スノボーインストラクターめざし
「この春からユリ切花関係の仕事に就いています。今の時期は本当に忙しいですが、楽しくやっています。四季がはっきりしている津南、好きですよ」…出身は温泉などある群馬・旧月夜野町(現みなかみ町)。幼稚園の先生に就いていたが、3年前に苗場スキー場でスノボード・インストラクターの仕事に出会ったのが事の始まり。
 

「冬だけインストラクターをと言われても、なかなかできないですよね。そこで校長の清水太志さんが通年雇用という形で仕事を見つけてくれたんです。まだ津南巡りもしていないので、これから津南の自然を楽しませてもらいます」
…3月初めに訪れた津南。「まだこんなに雪があるのかとびっくりでした。月夜野は最近、雪が降らないんですよ。子どもの頃、雪遊びした思い出はあるのですが。さすが雪国」。
…中学、高校はソフトボール部。スノボは短大時代、年に1、2度、楽しんでいた程度。熱中してきたのは20代後半からだ。
 

「苗場でのインストラクターは今度で4シーズン目。今はキッズのレッスンに力を入れています。教え方ひとつで上達度が全然違うので、やりがいがありますね。まだキッズのスクールは少なく、一般的ではないけど、定着させて多くの子どもたちから体験してもらいたいですね」
…津南の温泉にも興味が。「出身地も温泉地だったので、津南の温泉にもそこそこ足を運んでいます。やはり温泉はいいですよね。癒しにもなるし、疲労回復、健康づくりにも」
 …独身。スクールの清水校長は『早くいい人を見つけて津南に定着させたい』と話している。
 「そうですね、子どもと一緒にスノボを楽しむのも夢ですね」
(2010.08.06)


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