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2010年06月の妻有に生きる


過去の妻有に生きる
森谷哲郎さん 値域づくり協力隊 25歳
「地域の温かさを本当に感じています。野菜料理など、近所のみなさんが持って来てくれるんですよ。どんどんこの地域を好きになって来ています」…出身は山形県村山市。東北工業大・建築学科の大学院時代に槻橋修教授のゼミに参加、中越地震復興支援事業として芋川地区に建設した清津川プレスセンター「きよっつ」の建築に携わり、中里に足を運んだ。
 

「修士論文を作るため昨年2月、中里で1週間滞在したんですが、すごい雪でびっくりしましたね。山形でも雪は降りますが、もうケタが違います。カルチャーショックでした」…中越地震で気落ちしている住民の姿を思い浮かべていたが、実際に来て地域住民と触れ合ううち、またもびっくりした。「気落ちどころか、ぜんぜん元気で、『楽しいことをやっていこうぜ』と勢いさえありました。このパワーはすごいなと思いましたね。その力が温泉施設の誘致や清津川芝生公園を実現させたのではないでしょうか」
 

…同協力隊の任期は1年更新で最高3年間。「あくまでもお手伝い役。清津川通信の編集を中心に、地域づくりに協力していきたい。3年で目的が達成できるのか分からないけど、ここに住み続ける気持ちで取り組んで行きたい」…芋川地区の空家が住処。野菜づくりにも挑戦する。「畑を始めました。全くの初心者ですが、野菜を作ろうと思っています。周りの皆さんは野菜づくりのプロですからね。いろいろ教わりながら挑戦していきます」
…清津川通信は8月に第5号を発行する予定。「今回は田代神楽の特集を計画しています。とにかく地域の中に入り込んで行きたい。そこから何かが生まれるはず」
(2010.06.25)

金子恵美子さん 津南町相吉 43歳
…漬け物として人気の野沢菜。津南産野沢菜は年末まで出荷が続くが7〜9月が最盛期。今月15日から早くも野沢菜の出荷が始まった。この時期はアスパラとともに春から夏に向けての忙しさとなっている。「野沢菜もアスパラも毎日朝4時から収穫です。野菜は大地の恵みでもあるわけで、いい天気になって作物がどんどん育ってほしいですね」
 
…春からの低温で、アスパラの生育は悪く、収穫も例年に比べ半減。それだけに、野沢菜など他の畑作の出来に期待する。「農業は自然条件に左右されるので、最近の異常気象には困ってしまいますね。昨年は日照不足、今年は春の低温。ふつうの夏になってほしいです」 …野沢菜、アスパラを中心とした専業農家。嫁いで20年。嫁ぐ前は農業とは無縁だった。「今でもお手伝い並み。野菜など上手に作れないんですよ。農家の嫁としては半人前でしょうか。でも収穫や管理など、じいちゃん、ばあちゃんの仕事ぶりには遠く及ばないけど懸命に取り組んでいますよ」
 

…2人の子どもは高3の長女と高2の長男。
 「長男は農業を継いでくれるかも知れないけど、逃げ口として選ぶなら止めた方がいいと思っています。台風や大雨などで一晩に百万円、2百万円の被害だって起きるんですから。そうした覚悟というものが必要で、いくら懸命に育てようとしても天候不順に泣かされたり。大変なんですよ」
 …毎日が収穫と出荷。「夏場は無休ですね。天候不順で休みになった時は、かえって戸惑ったり。その時は寝ているかな。そうした農業中心生活ですが、私の性格に合っているのでしょうか、家族ぐるみで楽しくやってます」
(2010.06.17)

八重沢美都子さん 助産師  38歳
 「赤ちゃんは本当にかわいいですね。出産関係の仕事にいると、その家族の幸せが見えてきます」 …助産師として上村病院やたかき医院で7年ほど勤め、出産・育児で5年ほど仕事から離れていたが、今春から再びたかき医院で新生児の沐浴を担当。「取りあげた子は千人近くになるのかな。今は赤ちゃんをお風呂に入れる仕事ですが、いずれはやはり分娩の介助をしたいですね」
 

…そうしたキャリアから、地域の「先輩助産師」からの依頼を通して栄村・母親学級の講師を頼まれた。「もう3年目でしょうか。年3回ほどの学級なんですが、初めて出産を迎える若い母親や2人目、3人目となる人など様々ですが、ストレスを貯めないこととかお腹を冷やさないようにすることが大切とか、いろいろ話を通して、安心して出産を迎えられるアドバイスをしています」
 

…産まれて間もない新生児の沐浴。「左手で子どもを支えてお風呂に入れ、ガーゼで体をなぜてあげるのですが、最初は緊張して腕がコリコリになりました。やはり慣れも必要ですね。少ない日は5人ほど、多い日は15人以上になります。言葉は悪いですが、時間との勝負の時もあります」
 …今は子育て真っ最中。「子どもは保育園年中の長女と生後6ヵ月の長男の2人で、明るいというか、にぎやかです。長男は我が八重沢家にとって実に64年ぶりの男なんです」
 …今春までディサービス看護師としてみさと苑で2年半ほど勤めた。「週2、3回ほど高齢者の血圧測定など健康診断を行いました。子どもから高齢者まで触れ合うことができたという感じです。これからも地域の健康づくりに関わっていきたいです」
(2010.06.11)

江村謙さん 32歳 津南町巻下
 …中学や高校時代、クロカンスキーで全国出場経験がある選手ら同年代の仲間が集って結成した社会人ユニホッケーチーム・ウイルス(will`s)が10周年を迎え、今年も全国大会出場を決めた。「もちろん、全国優勝が目標。が、ユニホッケーと同じような種目で世界大会まであるフロアーボールに出場している選手らが入っているチームもあり、簡単ではないですね。でも、頑張って挑戦していきたい」
 

…春の県大会は先月23日、新発田市で開催され優勝。8月22日に千葉・幕張で開かれる全国大会出場を決めた。津南町からは昨年秋の県大会で優勝した「パワー・ヴォイス」も含め、2チームが出場だ。「これまで、全国大会には8回ほど出場していて、最高成績は一昨年のベスト8。組合せの運もあるけど決勝トーナメント出場の常連になりたいですね。他のチームに『新潟・津南のチームは強いから対戦したくない』と言わせたい」
 

…メンバーは9人。毎週水曜の夜、パワー・ヴォイスと一緒に町総合センターで練習している。中には職場が長野など地元外や、観光関係の職業が多く、大会当日に仕事のため参加できない仲間も多い。「何事も思い通りという訳にはいきませんね。でも、県の代表であり、津南の名前も背負っているので、言い訳するようなことはしたくない。そのためにも全員のレベルを上げていくことが一番だと思いますね」 …レクレーション要素が高いとはいえ、昨年の夏の新潟国体では公開競技として大会も開かれた。全国的に競技熱は高まっている。 「津南は小学生のチームもあり、子どもたちの体力づくりなどにもよい効果を上げているはず。相乗効果だと思いますね」
(2010.06.05)


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