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2009年11月の妻有に生きる


過去の妻有に生きる
藤ノ木奈々さん 27歳 津南町大割野
「集中力がないといわれているので、何か夢中になれるものをと今、折り紙教室に通っています。とっても楽しいですし、夢中になれますね。やっとバラの花をひとりで折られるようになった程度ですが、励みになっています」…折り紙と同時に、ヨガにも挑戦。週1回、スタジオJ&Aでさわかな汗を流している。それに歌も。
 

「友だちがいるからいろんなことができるんですよね。津南に帰って来て、本当によかったと思っています。ピアノは4歳の時から高校を卒業するまで習っていました。今はピアノを引きながら歌を歌うのがいいですね。高校時代の友だちとはカラオケなどでハモリながら歌います。歌は気持ちが晴れます。趣味を通して何か表現できたらいいなと思っています」…Uターンして3年目。ひとつの決意でもある。「高校の時から、必ず津南に戻ってくるって思っていました。東京で4年間OL生活をしていましたが、もう帰る時だろうって。津南で家庭を築きたいです」
 

…津南郷土地改良区で庶務を担当。普段は事務仕事だが、現場に出る時も。「津南の広さにびっくりです。それに行ったことがない集落がいっぱいあって、感動することが多いですね。これから少しずつ足を伸ばしてもっともっと津南のことを知りたいです」
…東京時代は日本ハム本社に勤めていた。「津南と縁が深い日本食研と関係が深かったようです。大きなことはできませんが、何かお役に立てることがあったら、と思います。津南に戻って来て思うことは、さらに津南の魅力を探りながら、趣味を通してでもいいので、地元に少しでも恩返しができれば、ですね」
(2009.11.27)

桑原健さん 28歳 グリーンアース
…コンピューター関係の仕事から一転、農業の道を歩んで5年になる。米づくりを中心に農家2世帯9人で組織する農事組合法人・グリーンアース津南。その若手世代でもある。「小さな時から農家の中で育って来たので、いずれは農業をと思っていました。今から考えると、農業大学校に行けばよかったなあ、なんて。でも実践の場で体に染み込ませていきます」…父でもある同組合の桑原健太郎代表は米のおいしさを競う「米・食味分析鑑定コンクール」にグリーンアースの米を出品、5年連続で金賞を獲得し「ダイヤモンド褒章」を受けるなど殿堂入り。健さんにも「米食味鑑定士と環境鑑定士」の資格を取ってほしいと願っている。そのコンクールに今年度は健さんの代表名義で出品。入賞が確実となっている。
 

「今月28、29日に福島県天栄村で開かれる表彰式に招かれました。最終審査に残り、その場で実際に審査員からご飯を食べてもらい、投票で金賞や優秀賞などが決まるんです。最高賞を取りたいですね」…新潟情報専門学校で大学通信教育も受けながらコンピューター関係を4年間学んだことから、仕事場では「会計係」を担当。
「決算間近に一気にやるものだから大変です。コンピューター関係を学んで来たものだから仕方ないけど毎月こつこつやれないものなんですよね」…『早くお相手を』と周りから急かされるが、今は愛犬キャバリア・キングチャールズ・スパニエルの『ヒナ』がよき仲。「今は3歳かな。雑誌を見ていて、あ、この犬がほしいと。家族の中心のようになっています。愛犬に励まされ、農業を頑張っている、そんな感じかな」
(2009.11.20)

中村由美子さん 22歳 藤木園芸
「握力が弱く、大型バイクを起こす力がなく、残念ながら中型免許止まりです。まだ自分のバイクは持ってないですが、いつか購入して乗りたいですね」…子どもの時から、父が運転するハーレーの後ろに乗って育った。「お父さんがバイクに乗る姿、うらやましくて。大型はちょっと体力的に厳しくてムリかな。バイクはアメリカンが気に入っています。いつか実現したい」 …中型バイク免許は昨年7月に取得。次にめざしているのは大型特殊だ。
 

「農業、大好きです。だから、土を相手に仕事をすること、なーんにも苦になりません。今は園芸が主で、毎日のようにトラックも運転しています。たまに側溝に落として怒られたりしていますが。トラクターで仕事もしたいので、次に取るのは大型特殊ですね」 
…忙しい夏場は朝6時半から作業に入る。通常でも7時からと早い。休みは仕事仲間と相談しながら決めるが、大半は平日になる。
「田植えは手植えで行ったり、母と一緒に畑に行ったりしたりして、農業は当たり前のことという感じなんです。農業が好きだから、それほどきついとも思わないですよ」
 

…最近、感動したこと。「河岸段丘花火と信濃川プロジェクトの花火ですね。自分で点火して、間近で見た花火、もう感動でした。体が震えました。来年もあれば絶対、参加します。本当によかったです」…兄弟は4人。お盆や正月に顔を揃える。「あと2ヵ月足らずで正月を迎えるんですよね。早いものですね。兄弟そろってカラオケをするのが楽しみ。弟は大型バイクの免許を取ったんです。一緒にツーリングでもしたいな」
(2009.11.13)

河田太郎さん 28歳 河田農場
…座敷に飾ってある記念の表彰状。中学生の時に発表した「アイラブ農業」がわたしの主張県大会で優秀賞を獲得。農業への道は「当然の道」だった。「農業をやるなんて、保育園の時から思っていたよ。加茂の農業大学校を卒えてからアメリカはワシントン州へ2年間、農業研修に行って来たんだけど、当時、おじいちゃんが『お前の父はアメリカに行きたがっていたようだが、行けなかったんだ』という話を聞き、それなら俺が行こうと」
 

…アメリカでの選択は「野菜」。20fの畑地でホウレンソウやハツカダイコンづくりに携わった。「家ではユリ切花が中心だったので、余り実経験にはならなかったけど、大栽培のアメリカ生産者との考え方の違いがよく分かった。それだけでも勉強になったと思っている」…河田農場は有限会社。米の種づくりと6万本のユリ切花が中心でユリ切花を担当している。父が代表取締役で自身は取締役。親子2人が中心。忙しい時はバイトを頼む。
 「ひとくちにユリ切花といっても、毎年のように栽培技術などが向上し、奥が深いんだ。この夏からは、新たな連作対策として、畑地を水田のように冠水することもやっている。常に先を進むことが日本一の産地を守ることにつながる」
 

ブランド「雪美人」は高知・高石と提携を結んでいる。夏場の津南、冬場の高石として。「津南産ユリ切花の品質が落ちて価格を下げてしまうと、他の産地の価格が落ちる。『津南の価格を下げるなよ』といつも言われる。他産地生産者の生活まで津南産地が背負っているといっていい。だから常に日本一でなければならないんだ」
(2009.11.06)

中澤正樹さん 中澤板金  29才
「基本的には親子2人ですからね。1対1という関係でクッションがないだけに、やりづらい面の方が多いかな。でも当たり前のことと思っているから」…津南高卒後、東京の設計専門学校で2年学び、すぐに家に入った。「もう小学生の時からですね、家を継ぐという気持ちは。そう言われていたわけではないけど、継ぐということが当然と思っていました」
 

…中学時代から工場で手伝いもしてきた。家族の生活の中に板金もあったという感じだった。「なかなか経済が厳しい時代ですが、家族でやっている仕事なので慌てることなくできていますね。ただ地域全体として考えれば、もっと人をどんどん雇いたいくらい忙しい方がいいのはもちろんですが」…冬は毎年、グリーンピア津南スキー場でリフト係の仕事に就く。「高速リフトの係と決まっていて毎年、ほとんど同じメンバー。年代は別々なんですけど、気心も知れて、とっても楽しいんですよ。時々、早く冬になれ、なんて思ったりします」
 

…中津地区にバーベキュー仲間も。「同年代の5人、いい仲間です。ただ、私だけ酒が弱い。遺伝かな、父も飲まないんですよ。ビール1杯でダウンです」…冬になると松之山温泉に1泊旅行するのが一大行事。今年は生後6ヵ月になる千紗ちゃんも一緒だ。「かわいくて仕方ないですね。温泉旅館では雪を見ながら露店風呂に入るのが大好きなんですよ」…家に入って8年。仕事もすっかり板についた。「信頼され、任されて仕事をもらっているので、それに応えていかなくちゃ、と思いますね」
(2009.11.02)


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