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2008年08月の妻有に生きる


過去の妻有に生きる
藤木雅彦さん 45歳 津南町立石
  …体育館の床に落ち壊れた壁時計、ぺちゃんこになった民家、  波打った道路、安否を知らせるメモ。昨年、4枚組で出品した「 地震の記憶」が県展で入選した。初出品だった。
「中越地震は職員旅行で福島にいた時で、体験はしなかった。が、とんぼ返りで惨状を目の当たりにした。コンテストに余り関心はなかったのですが、地震の記録として、出してみようかなと」
  …写歴は20年余り。途中で『休憩』もあったが、デジカメやプ  リンターの高性能化で自宅で気軽に写真が作れるようになった  ため、今春からアサヒカメラのコンテストにも挑戦。9月号カ  ラープリントの部には『5位 新潟県津南町』の文字が。
「全国のベテランが応募する場なので、なかなか入選はしません。やっと今月号で5位で載りました。女性モデル撮影でのひとコマです。入賞者の作品や審査評など勉強になりますね。カラープリントや組写真など、作品ができたら応募する程度ですが、続けていきたいと思っています」
 
  …現在は全日写連十日町支部に所属。月1回の定例会で腕を磨  いている。
「撮影は、土日など休日だけ。主に長野方面に行きますね。ここはいいな、と思う山間集落の好きな場所があって、鬼無里や安曇野、飯山などよく行きますね」
  …好きな写真家は、加茂市出身の故牛腸茂雄。「SELF AND     OTHERS」といった写真集を遺している。国内でも評価が高い人  だ。
「遺作展は2回見ました。いわゆるコンポラ写真といわれる作品で、日常の、なんでもないような写真なんだけど魅力があるんですよね。そんな、じわっと感じが出てくるような写真を撮っていきたいですね」
(2008.08.29)

池田勉さん  32歳  すみれ工房
「だれでも簡単にできる仕事がほしいのですが、そこが難しい。ここに通う人たちの生活支援のためにも、地域の協力というのが必要なんです」
  …「すみれ工房」として新たな歩みを踏み出して10年の節目。  常勤4人の職員の中のひとりだ。
「先輩の指導を受けながら、日々が勉強です。とくに、通所者との付き合いが長くなればなるほど、より関係が深まってくるわけで、周りのことも考えなければならなくなりますからね。仕事はいつも初心者といったところです」
 
  …今年、精神保健福祉士の資格を取得。
「税理関係の仕事をしていた関係で、最初は全くの事務として入ったのですけど今は通所者と一緒に作業することの方が多くなっています。だから、しっかり資格を持つことも大事だろうと思って取りました。これも勉強のひとつですね」
  …通所者は、町内の事業所から受注した電気や機械、パソコン  など各部品の組み立てや、トイレットペーパーの包装・販売、  恵福園でのリネン交換などの仕事に取り組む。
「施設の定員は20人なんですが、地域の協力と理解で登録は24人にのぼっています。通所者は1日平均12人ほどでしょうか。みなさんができる仕事を何とか見つけたいと思っています。地域に協力を呼びかけていくより仕方ないので、PRマンに徹していきたい」
 

  …今年も施設の一大イベント、11月3日の町健康まつりに参加  する。
「ふれ合いの場であるのと同時に、バザーの売上金が生活支援の大きな要素になるんです。それと今月30日には福祉映画『ふるさとをください』が文化センターで上映されます。ぜひ観て下さいね」
(2008.08.22)

高橋望さん 19歳 津南町辰ノ口
  …今年5月、大学の 付属小学校・特別支援学級に教育実習の予  備見学に入り、担任と共に実際に授業をした。
 「知的な障害を持つ子たちの3、4年のクラスです。言葉が話せない子、話せても通じない子などがいましたが、自分がどう教え、どう接したらいいのかが分かっていないと、何も伝わらないことを実感しました」
 
  …武田信玄の甲府。山梨大学教育学部の2年。障害児教育を専  攻。富士山がよく見える。自転車で大学通学、朝夕は自炊、昼  食も家で。
 「1年の時はお弁当持参でした。無駄遣いはしないようにしています」
 
  …教職への道は、中学時代に考えはじめ、高校の進路選択で決  めた。親の姿が影響しているという。
 「先生になりたい思いは、小さい頃からありましたが、親の姿を見る中で、その思いが強くなりました。できれば新潟に戻り、小学校の先生になりたいです」 

  …2本のロープを高速で回転し、それを飛ぶ「ダブルダッチ|  サークルに入る。3月、東京での大会に出場。3人1組のス   ピード部門は、30秒間に2百回余り飛ぶ。パフォーマンス部門  に出場。
 「サークルですから冬はスノーボードなど、授業の合間に楽しんでします」 
  …来年2月で20歳。三箇小時代は複式学級だったが充実感いっ  ぱい。町水泳大会で新記録も。中学はクロカン部活と仲間た   ち。高校は友だち作りと受験準備。
 「中学での仲間は一生の仲間ですね。辛いこと楽しいこと、すべて同じ体験をし、同じ時間を過ごしました。みんな津南が好きで、津南に帰ると落ちつきます。自分を支えてくれている家族に迷惑をかけないよう、自分を甘やかさないで、生きていきたいです」
(2008.08.13)

福原章子さん 37歳 津南町外丸本村
 「子どもたちや若者、高齢者まで、『この町は楽しいな』と思えるようであれば最高じゃないですか。世代を超えたコミュニケーションを生み育む場づくりをめざしています」。Waは、様々な活動を行う個人が手を結び、2年ほど前から始動。すっかり津南のまちづくり集団として定着しつつあ る。
 

 「まず自分たちが『ぜひ、これをやってみたい』と思うことを実現するグループでもあるんです。賛同者を募って、一緒に創り上げる、だからいろんな企画が出てくるんです」。出身は群馬・水上温泉。クライミング好きだった夫・吉重さんと縁あって知り合った。
「津南に来てすぐ町観光協会の仕事に携わり、今年4月まで担当させてもらいましたので、お陰で町の観光地や景勝地などよく知ることができました。ふれあいの中で経験したことを、今後も生かしていきたいですね」
 

 メンバーは20人余り。いずれもアウトドア派。津南まつりでは、中央会場わきでクライミング体 験を開いた。段丘花火を企画、実施したのもこのグループだ。「ここだけの話、実は私はインドア派なんですよ。買い物がすきで、ネットショッピングに熱中。支払いは、もちろん旦那の通帳からです。最近ではトイプードルですね。名前だけは夫に敬意をはらい、有名なフリークライマーの名から『シャーマ』と名付けました」。これからキャンプやツリークライミング、そして3回目となる段丘花火など、イベントも次から次に計画中だ。「Waで、友だちの輪を広げてみませんか。自分が楽しむことが第一。楽しい町にしましょうよ」
(2008.08.09)

高野健さん 25歳 津南町上野
 「こんな遠いところまで走って来てくれてありがとうね、そう言われた時、うれしかったですね。自分にとっても、行ったことのない集落も走って感動しました」。津南まつりの応援イベント、集落襷リレーに参加。走りを 通して地域住民と触れ合い、新たな走る楽しさを味わった。「まだ長距離に挑戦して1年ほど。ですが、いずれフルマラソンに挑戦したいという気が湧いています」
 

 小学時代からスポ少で柔道に取り組みながら中学、高校の部活動では陸上短距離に。 そして大学ではまた畑違いのスポーツを。「帝京大で4年間、アメフトをやってました。まあ、柔道と短距離が合わさったという感じもありますが。大学は、スポーツができる所をと先生が紹介してくれたんです。時々、アメフトをやりたいという気も起きますね。クラブがないのでできないけど、その分、走ることに力を入れようと思っています」
 

 大学時代のアメフトで は、2年生の時に2部リーグ落ちしたのを4年生の時に1部に再び引き上げた。「うれしかったですね。目標を達成した時の感動は生涯、忘れません。スポーツには、こういう感動や目標達成感などの良さがいっぱいあると思います」。仕事を終えた後、国県道を走ったり、クアハウスのトレーニングマシンで鍛えたりするのが日課。「よき友だちが周りにいたから、こうして走れるんだな、と感謝しています。体を動かすことは好きだから、ありがたいことです」。襷リレーも思い出に残 るシーンになった。「走りで住民と触れ合える、これからも続けたいですね」
(2008.08.08)


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