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2007年04月の妻有に生きる


過去の妻有に生きる
宮沢由佳梨さん 20歳 津南町卯ノ木
 「厳しい世界であることは分かっています。でも挑戦し続けたい」
 新潟市のアニメ・マンガ専門学校を卒え、今春からアルバイト生活を続けながらマンガの創作を続けている。「専門学校時代、マンガ雑誌で公募している作品展に4回出し、下位でしたが2回入賞しました。それがきっかけで雑誌社の専門担当者と直接やりとりするようになり、作品の指導を受けています」
 
 手にした入賞賞金は2回で10万円。その時から週刊少年マガジンの担当者と直接、指導やアドバイスを受けている。「何回もボツにされます。『ストーリーは大きな賞に値するが、絵がもう一歩』などと。毎回が勉強です」 保育園時代から絵は好きだった。高校までは美術部。一般的な絵画に取り組んだが、高校ではデザイン、イラストに傾倒、マンガへの気持ち、憧れが強くなった。
 

 「高校を卒業する時、自分に自信、誇りを持てるものをと、思いました。マンガのプロになりたいと。それで、しっかり基礎を学びたいと専門学校に入ったんです。厳しい世界であることは分かっていますが、挑戦していきたい」「あります。イヌが好きなので、苗字は小柴。名前の方はまだヒ、ミ、ツということで」。
(2007.04.28)

高橋歩美さん 24歳 津南町陣場下
 「スポーツを通して、泣き笑いする子どもたち。そんなスポ少に参加できて幸せです」高校から始めたバ ドミントン。社会人 になった今、再び選 手、そして子どもた ちの指導員としてそ の舞台に立っている。「主に小学4、5年生を担当しています。大会で、負けて悔しくて泣く子ほど上達するって気がします。それだけ一生懸命なのでしょうね。子どもたちからは、大きな目標を持って取り組んでいってほしいです」
  
指導のほか、社会人大会 にも出場 している。「今月から中越地内の会場を巡りながら月1回のペースで試合が組まれています。私は高校時代からの仲間、大平久美子さんとペアで出るのがほとんどです。まだレベルは下のほうですが、少しでもランクを上げて行きたいです」
  
 小椋久美子、潮田玲子 ことオグシオ人気で、バ ドミントンの世界も注目。「私たちも、津南のオグシオになりたいですね。あえて言えばオオタカかな」 洋菓子づくりが趣味。「生地から作ります。作ったお菓子は家族や仲間にあげますが、なかなかの人気なんですよ」本来なら、美容師にな っているはずだった。高 卒後、東京の美容師専門 学校で学び、資格も持っ ている。「2年間、東京生活をして、津南の田んぼを見て、ああ津南っていいなあ、と本当に思ったんです。のんびり性なので、津南の風景に合っているんでしょうかね。ですから津南って好きですよ」スポ少のバドミントン には女の子が多い。「女子のスポーツとして定着してほしいですね」
(2007.04.20)

宮沢嘉彦さん 22歳 津南町卯ノ木
 大豪雪に続く暖冬少雪。そんな心配が残る天候だが、今年もようやく春がめぐってきた。「すじ蒔きが始まりました。忙しくなるのは5月のゴールデンウイーク頃から。タバコとコメが我が家の主力です」コメは作業委託分を含め10f、タバコ2fの専業農家。両親と3人で取り組んでいる。「中学を卒業したら家業を継ごうと思っていたんですよ。でも父が中退してもいいから高校に行けと言ったので、それならと入学したら卒業してしまった。今度は農業大学校に行ったらどうかと言うので、そこも出てしまった。いやあ、農業大学校は、同じ志を持った仲間ばかりだったので、行ってよかった」
 
 小学校の頃から家の仕事は手伝ってきた。「大体の仕事は分かっていたけど、一人前まではもう少しかな。面積的にもあっぷあっぷで、これ以上は増やせない。忙しい時もあるけど、農業は気持ちがのんびりできていい。会社勤めの人と違って、精神的に伸び伸びできますね」身長181a、体重100`。部活は中学から柔道。「家に戻ってきて、自分の運動も含めスポ少の指導に参加しています。津南の子どもたち、どんどん上達してほしいな」
 
 冬場は父親と一緒に塩沢のスキー場に。「父はスキー学校の教頭。ぼくはレンタルスキーの受付。ホント、親父は『よく動く老人』だよな」冬のスキー場勤めが終わり、いよいよ本業だ。「努力した分、自分の実になる。勤め人とはここが違う。農業、いいですよ」
(2007.04.13)

津端可奈さん 22歳 津南町陣場下
 苗場山系が手に取るように見える沖ノ原台地。雄大な景色を背景に、子豚の世話に当たっている。「ようやく1年が経ちました。仕事は慣れましたが、まだまだ一人前とはいきませんね。夢は、早く一人前の仕事ができるようになること。養豚業に魅力を感じています」豚舎には生まれたばかりの赤ちゃん豚から親豚まで千頭余り。「子豚の学校」といったところ。
 
 「動物好きだし、父の実家で豚を飼っていたこともあり、抵抗はありませんでした。郡市内でも同じ世代の女性が結構、働いており、心強いですよ」出荷まで5ヵ月半から6ヵ月。手にすっぽりと収まるような赤ちゃん豚も、その時には117`余りに。「面倒を見るのは幼い時だけ。後はエサも自動なので、出荷時、感傷にひたるといったことはないですね。年間2200頭余りが出荷されており、豚舎内の温度管理や子豚が元気に育っているかなど、注意しているだけで精一杯です」

  豚舎には、保育園児や小学生らが「いのちの大切さ」などの学習でよく訪れる。「子どもたちが子豚を抱いて、必ずと言っていいほど『うわー、あったかい』といいます。生命の温度を感じているんだと思います」 一人前とは。「豚の健康状態を見て取れるといったことでしょう。見て元気さが分かり、そして直してあげる、そんな風になりたい」 日本農業大賞を受賞した妻有畜産グループ。「日本一の賞をもらったグループの一員として働いているということで、すごい自信につながっています。やりがいがあります」
(2007.04.06)


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