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2006年11月の妻有に生きる


過去の妻有に生きる
花島由美子さん 48歳 花島美容室
 ―きもの、それは一反の布の、限りない夢を誘う百花繚乱の世界。越後上布や明石ちぢみ、真紅の振袖などが次々に。「お客様から本当に喜んでもらえ、うれしいです。これまでのつながりから友人、モデルさん、スタッフなど多くの人に恵まれたから出来たんです。感謝しています」
 
 経営する美容室の10周年に合わせ、マウンテンパーク津南で19日に開いたきものショー。モデル10人分の着付け、ヘアーコーディネイトなど、すべて自分で行った。「美容家として、自分の仕事を見てもらいたかった。それにきものの素晴らしさを表現したかったんです。10人の帯結びも、全部違う作品に仕上げたんですよ」
 
 モデルのきものは、販売額にすると総額1千万円にものぼる。集まった百人余りから次々にため息が漏れた。「快くお貸し下さった方々に感謝しています。地元の扇踊会のみなさんの踊りも場を盛り上げてくれました。会場の気持ちがひとつになった、そんな感じを受けました」
 
 誠意、熱意、勉強、そして前進がモットー。「お客様や仕事に対しての私の気持ちです。一時期、気持ちが後戻りしたことがありましたが、モットーを胸に、自分を奮い立たせた結果です」そもそもの出発点は結婚式専用美容室。「婚礼のお支度をしたい、お手伝いをしたい、という熱い気持ちは今も同じです。そうしたオールマイティな美容家としていきたいですね」80歳の母がいる。「きものショー、親孝行も含めて開きました」
(2006.11.24)

大倉由香里さん 18歳 津南観光物産館
「津南のピーアール役になれるよう頑張っていきたいです」津南町を訪れた観光客が訪れる津南観光物産館。その売店係を7月末から務めている。「商品の種類や品数がとてもいっぱいあると感じています。お客さんから内容を聞かれることもあるので、みんな分かるように毎日が勉強です」
 
 接客大好き人間。「姉夫婦が湯沢で居酒屋を経営していて、年末の忙しい時、手伝ったことがあるんです。その時、接客の仕事が自分に合っているな、と感じたんです」観光で訪れた人た ちと直接、顔を合わ せる。「やっぱり笑顔でしょうね。不機嫌な顔をしていたのでは、それだけで津南の印象を悪くしてしまうのでは。商品だけでなく、津南の良さや行楽場所の特徴なども説明できるようにしなければなりませんね。責任重大です」
 
 身長170aの長身。中学時代はバレーボールに取り組んだ。「中学時代にバレーで世話になったコーチが、同級生の父親で、今も指導に携わっています。その恩返しというわけでもないですがボランティアで中学の指導のお手伝いをしようかな、とも思っています」2人姉妹の妹。跡取り役だ。「家族公認の彼氏がいます。プロ契約しているボーダーなんですよ。2年後くらいに結婚を考えています。旧堀之内町の人ですが、もちろん津南に来てもらいます」心に刻んでいる言葉がある。
 「やりたいことをやらないで後で悔やみたくない、と言うことです。仕事も趣味のバレーでも」
(2006.11.17)

柿崎利昭さん 46歳 津南町大割野
 高卒後、家業を継いで板金業に。学生時代の手伝い・バイトを含めると30年以上になる。「練習期間なんてない。すぐに屋根に上がって仕事をしたもんだ。最初は怖かったなあ」今回受けた技能士検定も、そんな新鮮さがあった。仕事とは違ったランク付けされる試験、同業仲間からの勧めで挑戦した。初めての挑戦。「実技と学科があり、久しぶりに学生気分を味わった。なかなか面倒だったよ」実技は「落とし口のついた谷どいの製品」というもの。60a四方の流し台を複雑にしたようなもので、電気ドリルや拍子木など23点の工具を手に、図面を見て5時間余りをかけて作り上げた。「円形のつなぎ合わせが難しかった。すべて手作業だったから。仕事では機械作業が大半だから感覚が違った。練習もしたよ」
 
 今年度の板金部門には30人余りが挑戦。結果は最高の1位だった。今月28日、新潟市民プラザでの表彰式に出席する。「メダルをかけるので必ず出席するように言われている。表彰だなんて小学生以来か。うれしいが、いやあ、恥ずかしいな」最高の結果を受けたが、年々減少気味の仕事の厳しさは変わらない。「新築する家が少ないと、仕事も少ない。かやぶき屋根を残しながらのトタン屋根改修も得意としているが、こうした仕事もほとんどなくなってきている。地域建築業者全体のためにも、仕事がどんどん増えてほしい」技能士が多い津南地域、建築技術は高い。「確かな技術が津南地域にある。これは大きいことだ」
(2006.11.10)

山田祐樹さん 28歳 津南町段野
波を読む。ロングボードに乗り、パドリングで沖に向かっていく。来た。絶好の波だ。テイクオフ、ボードに立つ。「いやあ、もう最高っす。今月からは、いい波が来そうな時は、毎日行ってますよ」サーファー歴5年。10月末からが本格的なサーフィンの時期。「夏場はいい波が来ないんだ。これからが本番。朝4時に出発し、2時間ほど波に乗って、10時頃に帰って来る。いい波がある時は毎日のように行ってるよ」
行き先は柏崎。ケイタイのサイトで波情報を調べる。「言葉になんかできないよ。とにかく面白いんだ。自然の力の上に乗るって感じ、ぜひ体感してもらいたいな」普段は仲間2、3人で出掛ける。津南地域では30人近くのサーフィン愛好者がいるという。これ からがベストシーズン。「寒くないかいって?海に入る前は確かに寒い。晩秋は厚さ3_のウェットスーツ、厳冬は厚さ5_のを着て海に入るんだ。もちろん、ブーツと手袋もつける。波に乗れば、寒さなんか忘れるよ」
 
 
 洋風居酒屋のマスター。店を閉めるのは夜中の2時。少し休憩し、出発の4時を待つ。睡眠は、サーフィン後だ。もう習慣 化している。「サーフィンも奥が深くて、乗れば乗るほど技術を高めたいって思うんだ。ただ、競技に出ようなんて気はない。趣味として楽しむだけ」白波を立てて、沖から波がやってくる。待っているのはこの瞬間だ。「いつかハワイに行きたい。ハワイの波を乗りこなしたいな。津南にいても、海を十分楽しめるんだ」
(2006.11.02)


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