2014.02.01,津南出身者、NHKのど自慢チャンピオン大会出場  2月14日号, 放送68年目の老舗NHK番組「のど自慢大会」。各会場のチャンピオンから選抜15組が出場、トップを決める「のど自慢チャンピオン大会」に、津南町と縁ある若者が出場する。長岡市の中澤卓也さん(18、開志学園高3)。実は父の徹さん(52)は津南出身、祖母の福子さん(80)は陣場下在住。3千人収容のNHKホールでの本番は3月1日。卓也さんはプロ志望で「選ばれてびっくりしていますが、なかなか出られる舞台じゃない。夢に向かってベストを尽くしたい」と燃えている。
 卓也さんは昨年3月31日にアオーレ長岡で開いたのど自慢に出場。出場を進めたのは福子さん。「歌が上手いんだから出てみたら」の一言がきっかけ。出場応募総数1340通、書類審査で250組に絞られ、さらに予選を得て出場20組に選出。観衆2千人余を前に森山直太朗『独唱・さくら』を歌い、見事チャンピオンに。これを契機にプロをめざし、新潟や長岡のホテルでディナーショーや県内各地のライブイベントに積極出演。来月1日の本番でも『さくら』を歌う。「小学生の頃最初に覚えた曲で、歌が好きになった原点。会場には音楽業界の方もいると思います。全力で唄い入賞を狙いたい」と卓也さん。高校卒業後は上京し、プロに挑む決意だ。

 独り暮らしの福子さん。孫の透明感ある声が入った自主製作CDを聞くと、元気が出てくる。「普段はだんまりですが、舞台に出ると笑顔が溢れ、話が上手くなる子です。心配もありますが若者の夢、やりたい道を突き進んでほしい」。当日は家族総出で上京し応援する予定だ。
 のど自慢チャンピオン大会は来月1日午後7時半、NHK総合、ラジオ第一などで生放送。グランドチャンピオン1組、優秀賞2組を選出。ゲストは前川清、藤あや子、つるの剛士。なお卓也さんの歌は動画サイト「YouTube」で閲覧できる。『中澤卓也』で検索。
 
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